2/21【NOAH】ジュニアタッグ決定戦へ進「薄っぺらくて嘘くさい」 小峠&YO-HEYをバッサリ
2・23名古屋大会のGHCジュニアタッグ王座決定戦「小峠篤司&YO-HEYvsHAYATA&進」に向けた会見が21日、都内ホテルで開かれた。
今年に入って特に目まぐるしい動きをみせてきたGHCジュニアタッグ王座。小川良成の新型コロナ感染に伴って王座をはく奪され、新王者決定戦を制した吉岡世起はかかとの骨折で返上。さらに王者決定戦出場が決まっていたYO-HEY&NOSAWA論外組はYO-HEYのノアジュニア正規軍入りによって霧散…。小峠&YO-HEY組の出場に変更された。
前王者となる進は「はく奪、返上と続いて、STINGERベルトに縁がないのかなっていう風に思ったかと思うんですけど、こうしてこの場にいるということは何かつながってるものがあるんで。ここで自分らが獲って、STINGER今3人ですけど、勢いつけたい」と“奪回"に意欲。「このタッグにもし穴があるなら自分」と会見に珍しく出席した相棒HAYATAの傍らで気を引き締めた。
一方の小峠は「この前、島田大会で組んだんですけど、意外に初めて組んだって感じがしなかったんで。僕的にはすごいやりやすかったですし、感性は似てるなと思った。YO-HEY、彼の明るさはノアジュニアにとってすごい大きい武器なんで、彼の良さも自分の勢いも全開に出せたらいい。組むことにすごいワクワクしてる」と陽性コンビへの手応えを強調。
PERROS DEL MAL DE JAPONを脱退し、ノアジュニア正規軍としての“証明の舞台"となるYO-HEYも「初めて組んだ感じがしない。新しいチームワークであったりだとか、手応えというのはすごい感じました。これからどんどんこのチーム、思いというのを固めていって完成されると思うんで、とりあえず楽しみにしといてください」と口をそろえた。
…が、進は前向きな発言を連発する小峠&YO-HEYに冷ややかな視線。「今ちょっと聞いてたんですけど、すごい薄っぺらいなというか、嘘っぽいなというか。小峠選手、すごいいい人そうに見えるんですけど、弱った人に声かけて仲間に引き入れたりとかして。実はこれ、悪いヤツが使う手段ですよね。そのへんでチームワーク大丈夫かな?って。大原選手が言うように、パートナー、コロコロ変えて」と切り捨てた。確かにレッスルゲート時代からHAYATAと長き絆を誇る進は足元を見つめ直したのに対して、初タッグの小峠&YO-HEYは明るく“手応えあり"を強調。あらゆる“明暗"が際立った形となった。
【会見の模様】
▼進「はく奪、返上と続いて、STINGERベルトに縁がないのかなっていう風に思ったかと思うんですけど、こうしてこの場にいるということは何かつながってるものがあるんで。ここで自分らが獲って、STINGER今3人ですけど、勢いつけたいと思います」
▼HAYATA「……」
▼YO-HEY「ご存じの通り、ホントいろんなことがあって、ここに行きついたのかもしれないですけれど。まずはいろいろあったこのタッグのベルトをつかむことによって、私が今、このノアジュニア正規軍にいるってことを証明しなければいけない状況だと思ってるんで。まずはこのベルトを獲る。それに集中したいと思います」
▼小峠「自分の記憶が間違ってなければ、YO-HEYと組んでこうやるのはノアに入ってから初めてなんじゃないかなと。自分にとっても意外なんですけど。けど、この前、島田大会で組んだんですけど、意外に初めて組んだって感じがしなかったんで。すごい手応えはありましたね。僕的にはすごいやりやすかったですし、感性は似てるなと思ったんで、いい感じでやれるんじゃないかなと思ってます。YO-HEY、彼の明るさはノアジュニアにとってすごい大きい武器なんで、彼の良さも全開に出せたらいいなと思ってますし、僕の勢いも全開に出していって、必ずこのジュニアタッグのベルトを巻いて、名古屋のお客さんに見せたいと思います」
――HAYATA選手とのチームワークはどんなものができそう?
▼進「どんなものができそうかというか、過去のルーツも同じなんで、そこは問題ないと思います」
――進選手にとってHAYATA選手はどんな存在?
▼進「実績からして問題ないんで、このタッグもし穴があるなら自分なんじゃないかなと。そこだけです」
――小峠選手と組んで一度戦ってどんな感想を持っている?
▼YO-HEY「さっき小峠さんが言った通り、ノアに来てから小峠さんとはなんやかんや組んだことがなかった。過去もなかったのかな。ノアに入る前からも入ってからもなんやかんや戦ったりだとかで近い距離にいましたし、いっぱいいろんな戦いもしてきたので、そこらへんは初めて組んだ感じがしないというか、何でしょうね。今後につながる新しいチームワークであったりだとか、手応えというのはすごい感じました。これからですけどね。これからどんどんこのチーム、思いというのを固めていって完成されると思うんで、とりあえず楽しみにしといてください」
▼小峠「なんかわかんないですけど、すごい楽しみなんですよ。組むことにすごくワクワクするんですよ。これは理由はわからないですけど、可能性むちゃくちゃあると思ってるんですよ」
――大原選手が「パートナーをコロコロ変えすぎなんじゃないか」と批判しているが?
▼小峠「自分、信念というかね、持ってるものがあって。信念という話が出てきましたけど、後悔したくないんですよ。やっぱ思った時に、感情が走り出した時には僕も行きたいと思ってるんで。じゃないと面白くしていけないと思うんですよ。常に感情を守りに入れちゃいけないって。突き動かして面白くしていく気持ちがないと。プロレスラーですから。あの金剛に行くの一言でリング上でも、家帰ってからもちょっと複雑な気持ちになりましたけど、彼は信念があると。信念を持ってるということを言ってたんで、本人に強い気持ちがあったんなら僕は何も言うことないなと思ってます」
▼YO-HEY「追放なり、抜けたなり、なんやかんやあってのここかもしれないですけど、もとはといえば、どこにいようが、どのチームにいようが、自分はノアジュニアを盛り上げていきたいという気持ちを常にここに持ってますので。そういう気持ちもあって、こういう正規軍ジュニアに入ったっていうのが、いろんな巡り合わせがあって、そういう気持ちがあってのことだと思ってるんで。これはこれで大爆発して、すんごい盛り上げちゃいたいですね」
――4月にノアジュニアだけの両国を控えているが、そこまでにベルトを持っていきたいという気持ちも強まるのでは?
▼進「まずは獲ること。この名古屋の一戦が大事ですし、今ちょっと聞いてたんですけど、すごい薄っぺらいなというか、嘘っぽいなというか。小峠選手、すごいいい人そうに見えるんですけど、弱った人に声かけて仲間に引き入れたりとかして。実はこれ、悪いヤツが使う手段ですよね。そのへんでチームワーク大丈夫かな?って。大原選手が言うように、パートナー、コロコロ変えてって。そんな感じです。大丈夫かな? このタッグって」
▼小峠「大丈夫です!」
