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2/22【GLEAT】井土が恵一&頓所と電撃合体で新世代ユニット誕生

『G PROWRESTLING Ver.18』東京・後楽園ホール(2022年2月22日)
○渡辺壮馬&佐藤恵一&井坂レオvs飯塚優&頓所隼&TiiiDa×

 井土徹也が恵一&頓所と電撃合体し、新世代ユニットが誕生した。

 井土は昨年暮れにHEAT-UPを退団し、GLEATに入団。昨年12・30TDC大会から所属として参戦している。この日の第3試合で飯塚&TiiiDa&恵一と渡辺&頓所&井坂の新世代6人タッグ対決が組まれ、その試合後に新たなうねりが起きた。

 試合は若手同士らしい熱のこもった攻防が展開された。一進一退の攻防が続く中、恵一が風車式バックブリーカーで井坂をもん絶させ、渡辺には恵一のトラースキック、飯塚のハイキック、恵一のバックドロップを立て続けにさく裂させた。

 渡辺組も負けじとTiiiDaに照準。頓所がミスティカ、井坂がランニングニー、渡辺がスカイツイスタープレスで一気に攻め込んだ。頓所と井坂が同時フランケンシュタイナーで飯塚と恵一を場外に蹴散らすと、頓所、井坂の順でケブラーダを放って分断。すかさず渡辺が山折り、ファイアーバードスプラッシュでたたみかけてTiiiDaから3カウントを奪った。

 勝利した渡辺は試合後、マイク持って「俺と飯塚さんはG-REX決勝残れなかったけど、若い人間で6人タッグやれてめちゃくちゃうれしいです。そしてTiiiDa選手、初参戦の井坂選手、いつでもGLEATしにきてください」と喜びとともにアピール。「でも今日は同世代で一人紹介したい人がいます。井土徹也出てこい!」とこの日試合のなかった井土を呼び込んだ。

 井土がやってくると、HEAT-UP時代からの盟友・飯塚が「井土、Gプロのリングで会うの初めてだな。俺は井土がどんなレスラーかよく知ってるよ。でもGLEATのお客さんにはまだまだ井土がどんなレスラーか伝わってないところがあると思う。だからこのリングで俺と一緒にGLEATしていこう」と呼びかけた。

 握手に応じた井土だったが、次の瞬間、飯塚にDDTを敢行。渡辺が井土に詰め寄っても頓所がドラゴンスープレックス、恵一がトラースキックで返り討ちにした。マイクを手にした井土は「昨年末に入団した井土徹也です。皆さんよく知らないと思います。俺は必ずこのGLEATの中心に立ってみせます」と宣言し、「飯塚優、渡辺壮馬、お前らと組むつもりなんてさらさらねぇんだよ。俺は佐藤恵一、頓所隼、この3人でGLEATのリングでサバイバルしていく」と新ユニット結成をぶち上げた。

 「この二人はいつGLEATで試合が組まれるかわからない中、日々トレーニングして、日々準備してる。俺も一緒だ。飯塚、壮馬、お前らにこの気持ちわかるか?」とフリー参戦している恵一と頓所の覚悟を強調した井土は「お前らだけじゃない。GLEATの中心にいるBULK ORCHESTRA、#STRONGHEARTS、どっかで聞いてんだろ? お前らもぶっ潰してやるよ」と全方位に宣戦布告した。そして最後に「皆さん、佐藤恵一、頓所隼、井土徹也、俺ら3人で作り上げていく新しい景色にご期待ください」と予告してみせた。

【試合後の井土、恵一、頓所】
▼井土「リングで言った通りだよ。いつ試合が組まれるかわからない気持ちがあいつらと伊藤のぬるま湯3人にわかるか? そして井土徹也の名前をまだ知らない人が多い。でもそれでいい。これから嫌でも知っていくようになるから」

▼恵一「俺と頓所隼は勇気を振り絞って手を組んだ。そこに誰もが感じてない覚悟を持って井土徹也は今日、後楽園のリングに上がったんだ。第1試合、第2試合のあの盛り上がり見て、その中で俺らは覚悟を持って手を組んだんだ。これはどういうことかわかるか? 見てるお客さんがGLEATをどういう気持ちで見るか。それはレベル高い、ハードル高い。でもそこにあえて俺らは飛び込む。そのハードルをお客様も中の人間もだ。乗り越えないと俺らは組んだだけで終わっちまう。誰かに言われて組んだんじゃない。俺らは強い覚悟を持って、この覚悟は一つになった。サバイバルだな」

▼頓所「G-REXトーナメント、俺は出れなかったけど、ただの参戦選手じゃないぞ。このリング、俺たちでもっともっと景色変えていこうぜ」

▼井土「変えてくぞ。ただな、このリング変えていくのに飯塚たちとやっても意味がないんだよ。GLEATの中心にいるBULK ORCHESTRA、#STRONGHEARTS狙っていくぞ。俺ら3人と#STRONG HEARTS戦ってくれよ。俺たちはいつでも準備できてるから答え待ってるよ」

▼恵一「よし、いこう!」

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