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2/23【DRAGONGATE】ドリーム前哨戦はドロー 清水がシングル延長戦要求も王者KAIは拒否

『MEMORIAL GATE 2022 in 和歌山』和歌山県立体育館(2022年2月23日)
△BIGBOSS清水&横須賀ススム&U-TvsB×Bハルク&シュン・スカイウォーカー&KAI△

 ドリームゲート前哨戦は時間切れドロー。清水が一騎打ちによる延長戦を要求したもののKAIは拒んだ。

 3・6大阪大会でドリームゲート王座戦を控える王者・KAIと挑戦者・清水。ここまで前哨戦は6勝1敗と清水が大きくリードし、2・20博多大会ではKAIを丸め込んで直接勝利を奪ったばかりだ。2022年最初のビッグマッチとなったこの日、両者はオープニングマッチの6人タッグで激突した。

 中盤に両者は対峙。さっそくKAIは握手を求めて心理戦を仕掛ける。当然、清水は応じず。KAIはレフェリーやススム&U-Tと握手を交わす怪行動に出てさらなる揺さぶりをかけたが、構わず清水はショルダータックルでKAIを吹き飛ばし、ススム&U-Tと3人がかりでストンピングを連発した。

 その後、KAIが清水に見せつけるように、ハルク&シュンとともにU-Tをいたぶると、サンダーファイアーパワーボムを仕掛けたが、U-Tがこれをフランケンシュタイナーで切り返した。清水はKAIとシュンをまとめてバックフリップで投げ飛ばす怪力を発揮した。

 残り時間がわずかとなったところでKAIが両腕ラリアットでススムとU-Tを蹴散らし、再び清水と向き合った。串刺し攻撃をハイキックで阻止したKAIはU-Tが飛び込んでもトラースキック、延髄斬りの連続攻撃で返り討ち。負けじと清水がブレーンバスターでハルクとシュンをまとめて投げ飛ばすと、KAIと清水はラリアットで正面衝突。KAIが延髄斬りを放てば、清水もボディアタックで譲らず。4度にわたるラリアットの相打ちで意地を張り合ったが、両者が倒れ込んだ状態でタイムアップを告げるゴングが鳴らされた。

 8度目の前哨戦は時間切れドローで痛み分けに終わった。すると清水が「KAI、お前とは3月6日の大阪府立、チャンピオンゲートで当たるけどな。15分は短すぎた。今日は今年最初のビッグマッチや。どうや? まだまだやれるやろ? 俺とお前のシングルマッチで延長戦どうや? 俺はまだまだやれるぞ」と仕切り直しの一騎打ちを要求した。

 するとKAIは「お前ら見たいのか? おめぇがやるなら俺もやってやるよ!」と意外にも受けて立った。が、清水と向き合ったのもつかの間、踵を返してリング下に降りて「やるわけねぇだろ、こんな田舎でよ。お前ら、見たかったら大阪来いよ。バイバーイ!」と吐き捨てて去っていった。スカされた格好の清水は「KAI、いつまでもいつまでも逃げとんちゃうぞコラ! 3月6日の大阪府立は必ずお前からベルトを引っぺがしたるからな!」と怒りとともに通告した。

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