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2/27【全日本】33歳誕生日・宮原が前哨戦初戦落とすも大田区・三冠戦へ「期待値上げていく」

『2022 EXCITE SERIES』千葉・2AWスクエア(2022年2月27日)
○阿部史典&石川修司vs宮原健斗&ライジングHAYATO×

 3・21大田区・三冠戦へ向けた前哨戦が幕開け。王者・宮原が“33歳初戦"を落としたものの、石川迎撃へ向けて「最高と最強どちらが勝つのか、ファンの皆さんの期待値を上げて当日まで行くからな」と宣言した。

 宮原は2・23後楽園大会でアブドーラ・小林を退け、三冠初防衛に成功した。試合後、元王者でもある石川が挑戦を表明し、最高男は王者権限で舞台を指定。全日本50周年イヤー最初のビッグマッチとなる3・21大田区大会でのV2戦が決まった。

 この日は宮原33歳の誕生日。HAYATOをパートナーに、阿部と組んだ石川との前哨戦初戦に臨んだ。いきなり先発で対峙し、読み合いを展開すると、中盤の再激突ではフロントハイキック、低空ドロップキック、顔面ドロップキックで攻め立てた。石川がダイビングフットスタンプで反撃しても、エルボー合戦をヘッドバットで制し、ブレーンバスターで巨体を投げてみせる。石川も譲らずランニングニーリフトですぐさまやり返した。

 最後は石川のパートナー・阿部がHAYATOに勝利し、前哨戦初戦、33歳歳初戦を落とした宮原。それでも「お前と向き合えば、もうすでにフルスロットルだ」と振り返ったように、大田区へ向けて早くも石川と真っ向から火花を散らした。そして試合後のリング上では「今日以上にな、最高と最強どちらが勝つのか、ファンの皆さんの期待値を上げて当日まで行くからな」と宣言。全日本50周年イヤービッグマッチ第1弾にふさわしい熱を生み出す構えをみせた最高男はバックステージでも「全日本プロレスの舵を取るのはどちらかだ。この最高vs最強が日本中の春の訪れを告げる戦いをするぞ」と誓ってみせた。

 対する石川は「久々にメインどころにきて、やっぱり緊張感あるし、あのベルト、50周年に向けて俺に必要」と充実感とともに改めて強調。46歳の今なお衰え知らずで、「コンディション今もいいですけど、めちゃめちゃ上げて過去最強の自分で必ず宮原健斗を仕留めたい」と宣言した。

【試合後の石川&阿部】
▼阿部「47歳絶好調です」

▼石川「46だよ。前哨戦のシリアスな空気、お前のせいでだいぶ壊れたじゃねぇか」

▼阿部「27歳の目線からいきますと、最高と最強、最強が勝ちます」

▼石川「全部言うんじゃねぇよ! 俺がコメントしてんだよ。久々にメインどころにきて、やっぱり緊張感あるし、あのベルト、50周年に向けて俺に必要なんで。21日まで前哨戦何回か組まれてんで全部勝って…」

▼阿部「それでベルト獲って、私はライジングHAYATO倒すんで、三冠挑戦させていただきます」

▼石川「お前はいいよ。(阿部の頭を叩いて)入ってこなくていいよ。もう3月21日まで1ヵ月もないんでね。コンディション今もいいですけど、めちゃめちゃ上げて過去最強の自分で必ず宮原健斗を仕留めたいと思います」

▼阿部「全盛期だ…」

▼石川「もういい、もういい」


【宮原の話】「よっしゃあ! おい、石川修司。ついに始まったな。春の大一番に向けての前哨戦かなんか知らんがな、お前と向き合えば、もうすでにフルスロットルだ。3月21日まで最高と最強、どちらが全日本プロレスの舵を取るのか、その戦いだ。あんたの考えはあるだろう。ただ、俺の考えもある。その考えの戦いだ。全日本プロレスの舵を取るのはどちらかだ。この最高vs最強が日本中の春の訪れを告げる戦いをするぞ、このヤロー」

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