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3/3【DRAGONGATE】Eitaがマリア救出 王者ダイヤの3WAY戦提案でツインゲート挑戦へ

『GLORIOUS GATE 2022-Final Burst Out! K-ness. Forever-』東京・後楽園ホール(2022年3月3日)
○ヨースケ・サンタマリア&EitavsH・Y・O&SB KENTo×

 Eitaがラブコールを送り続けてきたマリアを救出する形に。マリアが「仲直りの証みたいな。なんか欲しいなあ」と熱望し、ツインゲート王座挑戦が決定的となった。

 R・E・D(現Z-Brats)から追放されて孤立したEitaに共闘を呼びかけたのが同期・マリアだった。以来、タッグを組んではいるものの、Eitaはそのラブコールに応えないまま。マリアを見殺しにしたり、マリアに急所攻撃を見舞って敗戦に追い込んだりと二人の関係はマリアの一方通行が続いている。

 この日もEitaとマリアがタッグを結成。H・Y・O&KENToと対決した。マリアは「皆さん。私の愛するEitaがまだ振り向いてくれません。ここ後楽園ホールで振り向かせたいんですけど、皆さん力を貸してくれますか?」と呼びかけたが、当のEitaは試合が始まっても入場ゲート付近でリング上を傍観するのみ。その間、マリアはH・Y・O&KENToの集中砲火を浴びて防戦一方に追い込まれた。

 ようやくEitaがリングサイドに戻ってきたかと思えば、水を飲んで「終わりでいいよ」と言い放つのみ。「オカマ!」と罵倒されながらH・Y・OとKENToにいたぶられ続けたマリアだったが、H・Y・Oにドロップキックを見舞って意地の反撃。追撃を狙ってロープに飛ぶと、Eitaが場外に引きずりおろしたが、いつもの行動とは違った。

 リングに飛び込んだEitaはH・Y・OとKENToをなで斬り。マリアがツープラトン攻撃を呼びかけたが、これはEitaが拒否し、場外に叩き落とした。そのスキにZ-Bratsが反撃に転じ、スパインバスターで叩きつけたKENToがSBシューターの構えに入ったが、これはマリアが飛び込んで阻止。KENToのボックス攻撃もEitaの前に立ちはだかって食い止めると、Eitaがボックス攻撃をお見舞い。マリアが覆いかぶさって3カウントが入った。

 Eitaがマリアを救出した形で勝利につながった。収まらないのはH・Y・OとKENTo。試合後、マリアを合体パワーボムでイスの山へ叩きつけ、KENToはイスでマリアの左足を殴打する暴挙を働いた。マリア絶体絶命のピンチに、一度はリングを降りていたEitaが戻ってきて、イスを手にZ-Bratsの二人を撃退。「おい、お前ら、相変わらず下らねぇことしてんな。ヨースケごときに寄ってたかってよ。お前らも落ちぶれたもんだな、おい」と言い放った。

 これにはマリアもEitaに抱きつくと「Eita、ありがとう! Eitaが助けてくれた! 助けてくれた、やっと!」と大喜び。Eitaが「おい、勘違いすんな」と突き放しても、「仲直りと言ったらキスでしょ?」と迫る。Eitaに断固拒否されると、「キスがまだイヤだったら、なにか形になるもの欲しいなあ。仲直りの証みたいな。なんか欲しいなあ」と訴えた。

 「欲しい! 欲しい! 欲しい!」と駄々っ子のようにおねだりするマリアに、Eitaは困惑しながらも「言ってごらん。自分の口で言ってごらん。何が欲しいの?」と子供をあやすように呼びかけた。するとマリアは「ベルトが欲しい!」と言い切り、観客も大拍手で歓迎。Eitaも「わかった、わかったよ。じゃあ、ベルト挑戦しようか」と仕方なく受け入れた。

 そこへやってきたのがツインゲート王者のダイヤ&吉岡。Eitaが「何のベルトが欲しいの? 言わなきゃわからないよ。ほら言ってごらん。自分の口で言ってごらん。みんなに聞こえるように」と問いかけると、マリアは「ツインゲート!」とキッパリ。するとダイヤは「ツインゲート挑戦したいのはよくわかったんですけど、防衛戦はすでに決まってるんですよね。そのバカ兄弟と」とやんわり拒もうとした。

 ダイヤ&吉岡は3・6大阪大会でH・Y・O&KENToとの防衛戦が決まっている。それでもEitaが「どうすんの? この空気。こんだけ拍手があってやらないつもり?」と迫ると、ダイヤは「今こんだけ会場が盛り上がってたなら、大阪のツインゲート戦、3WAYにしてもいいですよね? 間違いない、こっちのほうが絶対に面白いっすよね」と提案。「3WAYだろうが、このベルト落とすわけにはいかないんで、D'Courage、防衛戦必ず勝ってみせます」と豪語してみせた。

 Eitaがマリアに心を許したのかどうかは未確定だが、これで二人のツインゲート挑戦が決定的となった。バックステージでも置き去りにされたマリアだが、「Eitaがやっと振り向いてくれました」と喜びを爆発。「絶対Eitaとベルトを獲りますので、皆さん応援よろしくお願いします。ラブリ〜!」と上機嫌で誓ってみせた。

 大会終了後、3・6大阪大会のツインゲート王座戦がEita&マリアを加えた3WAY戦への変更が決まった。


☆3/6(日)エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場『CHAMPION GATE 2022 in Osaka』15:00開始

▼オープン・ザ・ツインゲート選手権試合3WAYタッグマッチ
[挑戦者]
ヨースケ・サンタマリア
Eita
vs
SB KENTo
H・Y・O
[挑戦者]
vs
吉岡勇紀
ドラゴン・ダイヤ
[第56代王者]
※ダイヤ&吉岡2度目の防衛戦


【試合後のEita&マリア】
※マリアが遅れて戻ってきて

▼Eita「遅いよ」

▼マリア「ごめんなさい! 何でもお叱り受けます」

▼Eita「ブサイクが!」

▼マリア「いやん。もっと欲しい。Eita! Eita!」

※Eitaは無視して控室へ

▼マリア「Eitaがやっと振り向いてくれました。これも皆さんのお力のおかげです。絶対Eitaとベルトを獲りますので、皆さん応援よろしくお願いします。ラブリ〜!」


【ダイヤ&吉岡の話】
▼吉岡「よくわからない…」

▼ダイヤ「ツイン決まってましたけど、やけに盛り上がってましたからね、会場が」

▼吉岡「あの声援を聞いちゃったら入れざるを得なかったですね」

▼ダイヤ「でもね、変わんないですからね、3WAYでも」

▼吉岡「実力が一番あることは間違いないんで。防衛すればいいことだから」

▼ダイヤ「防衛すればいいだけなんで。なかなか曲者ですけどね(苦笑)」

▼吉岡「曲者とクソガキがいるけど、とりあえずD'Courage防衛して、チーム名と一緒にベルトの価値を高めていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

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