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3/9【DDT】3・20両国へ遠藤がKO-D戦での対竹下初勝利誓って予告「完成した姿をお見せする」

 3・20両国大会へ向けた会見が9日、都内ホテルで行われ、メインイベントでKO-D無差別級王座に挑戦する遠藤哲哉が「完成した姿をお見せします」と同王座戦での対竹下幸之介初勝利を誓った。

 DDTにとって3年ぶりの開催となる両国大会。メインイベントは王者・竹下に遠藤が挑戦するKO-D無差別級王座戦が組まれた。これまで遠藤は第71代、第75代と同王座を2度戴冠。DDT25周年記念ビッグマッチの大舞台で約1年ぶりの返り咲きに挑むことになるが、もう一つ大きなテーマがある。KO-D王座戦における打倒・竹下だ。

 「DDT25周年、俺はDDTが15年目にデビューして、米国でKO-D無差別級のベルトを獲ったり、無観客でベルトを獲ったり、大田区総合体育館大会の3週間前に(高木三四郎)社長に足を骨折させられたりと、なかなか濃い人生を歩んできたと思っております」と回想した遠藤は「ただ一つ、俺が成し遂げていないこと。それはKO-D無差別級選手権試合で、同期である竹下幸之介に勝利すること。3月20日、両国メインのリングで、その最後のピースを手に入れて、完成した姿をお見せしますので、遠藤哲哉から目を離すな」と誓ってみせた。

 それを成し遂げ、自他ともに認めるDDTの頂点に立つつもりの遠藤。前哨戦を通じて「改めて竹下幸之介のすごさ、人間の強さ」を痛感させられたという。同期でありながら竹下の後塵を拝してきた感もあるだけに、「3月20日に一気にひっくり返します」と予告。3・13大阪で最後の前哨戦が組まれており、「もちろん試合である以上、勝ちに行く気持ち。ここで竹下幸之介から直接取ればアドバンテージがこっちに傾くと思う。竹下幸之介から3カウント、宇宙一のバーニングスター・プレス(シューティングスター・プレス)を狙っていきます」と直接勝利で両国へ向けた最後の追い風を吹かせる構えをみせた。

 迎え撃つ王者・竹下は3度目の防衛戦。「DDT25周年記念大会、特別な大会のメインに竹下幸之介と遠藤哲哉が立つ。それが何より特別なことだと思ってます」とビッグマッチへ向けて気を引き締め、「DDT25周年の歴史を、この1試合ですべて見せられるとは思わないですけど。自分たちが10年間、DDTで歩んできた、お互いの道筋を、それが正しかったと胸張って言えるようなものを見せることはできると思うので。3・20両国、最高にドラマチックでドリームなKO-D無差別級選手権を見せたいと思います」と誓っている。

 そこには「お互いにタイトルマッチが決まってから、徐々にコンディションもメンタルも、そこに向かって上げてきたなという印象。前回の(2・27)後楽園、(3・2)新宿と、お互いに仕上がってきてるなという感覚があった」との手応えがある。「お互いバッチリ。どっちが勝っても負けても言い訳のないような仕上がりで挑めると思います」と話した竹下は最高の状態同士で雌雄を決し、KO-D王座を死守する覚悟だ。

 なお、小橋建太氏が同王座戦の特別立会人を務めることが決定。同大会のオープニングセレモニーで南海キャンディーズの山里亮太が肛門爆破を行うことも決まった。


☆3/20(日)東京・両国国技館『Judgement2022〜DDT旗揚げ25周年記念大会〜』12:30開場、14:00開始

▼メインイベント〜ジャパンベーカリーマーケティング presents KO-D無差別級選手権試合
[挑戦者]
遠藤哲哉
vs
竹下幸之介
[第77代王者]
※竹下3度目の防衛戦
☆特別立会人:小橋建太

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