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3/13【全日本】世界ジュニア最後の前哨戦 ベルト破損のアクシデントも光留が北斗に雪辱

『2022 DREAM POWER SERIES』群馬・ヤマダグリーンドーム前橋(2022年3月13日)
○佐藤光留&諏訪魔vs羆嵐&大森北斗×

 光留が世界ジュニア最終前哨戦で北斗に雪辱。試合後、ベルト破損のアクシデントに見舞われたものの、初防衛戦へ向けて「お前の覚悟、十分にわかるぜ。俺も覚悟決めていってやるよ」と宣言した。

 王者・光留の初防衛戦となる3・21大田区大会での世界ジュニア戦。この日2度目にして最後の前哨戦で北斗と激突した。3・7保土ヶ谷大会で光留は北斗にピンフォール負け。この時、北斗は「てめぇのベルト獲るためだったらな、腕の一本ぐらいくれてやる覚悟はできてるからな」と発言していた。その「覚悟」を試すように光留は腕に攻撃を集中。脇固め→腕ひしぎ逆十字固めと流れるように極めた。

 その後、北斗に攻勢を許したものの、諏訪魔の好フォローを受けて立て直しに成功。脇固めを北斗が変型ジャーマンで切り返しても腕を離さずチキンウイングアームロックで捕らえた。そこから腕十字に移行すると、捕獲式に移行。北斗も意地で耐え続けたが、光留がレフェリーストップ勝ちを決めた。

 試合後、コーナー上で勝ち誇った光留だが、降りる際、コーナーマットにベルトが引っかかり、留め金が取れてしまった。思わぬベルト破損のアクシデントが発生し、バックステージで専務・諏訪魔から「ベルトが壊れてどうすんだ? 丁寧に扱えよ」と迫られたものの、光留は「付けりゃいいんだろ? 付けりゃ! 付けりゃいいんだよ!」と動じなかった。

 ともあれ、光留が6日前の雪辱を遂げ、前哨戦の戦績1勝1敗のイーブンで本番を迎えることになった。「お前の覚悟、十分にわかるぜ。俺も覚悟決めていってやるよ」と北斗の思いに呼応した光留は「腕の一本や二本くれてやる? おい、俺が極める場所はな、腕だけじゃねぇ。足もある、首もある。腕にだっていくつ関節があると思ってるんだ?」と自信満々だった。

 一方、敗れた北斗は「ここまでさ、2022年、圧倒的勢いできた俺がまさか直前になって一回止められるなんて思わなかったわ」と動揺をのぞかせんがらも、「腕一本いかれちまってるぐらいがさ、ちょうどいいんじゃねぇか。それでやっと今、お前は俺と対等に戦えんじゃねぇか?」と強気な姿勢は変わらず。「3月21日、大田区総合体育館でよ、ジュニアの頂点決めようぜ」と通告していた。

【試合後の諏訪魔&光留】
▼光留「おい、次の挑戦者。名前も忘れたよ。頭も悪い、顔も悪い、プロレスも弱ぇ。そんなヤツ、全日本ジュニアにいらねぇんだよ。何かお前しか持ってねぇものはねぇのか? 名前は忘れたけど、覚えてるよ。腕の一本や二本くれてやる? おい、俺が極める場所はな、腕だけじゃねぇ。足もある、首もある。腕にだっていくつ関節があると思ってるんだ? みんなが手拍子しやすいように飛ぶってか? みんなが応援しやすいようにカメラ意識するってか? いらねぇんだよ! 全日本ジュニアに必要なのはな、戦いだけなんだよ! お前の覚悟、十分にわかるぜ。俺も覚悟決めていってやるよ。3月21日終わりだ。俺も終わりだ。お前も終わりだ。だから始まるんだ」

▼諏訪魔「雑に扱うなよ!」

▼光留「珍しく決まったんだから、いいじゃないか。何が言いたいんだよ?」

▼諏訪魔「ベルトが壊れてどうすんだ? 丁寧に扱えよ(とベルトから取れた留め金を差し出す)」

▼光留「何これ?」

▼諏訪魔「ベルトの留め金だろうが! 謝れよ、お前」

▼光留「付けりゃいいんだろ? 付けりゃ! 付けりゃいいんだよ!」

▼諏訪魔「誰がやったんだ?」

▼光留「諏訪魔だろ」


【北斗の話】「あぁ、まさかだわ。ここまでさ、2022年、圧倒的勢いできた俺がまさか直前になって一回止められるなんて思わなかったわ。でもさ、ちょうどいいよ。ちょうどいい。ちょうど良すぎるわ。腕一本いかれちまってるぐらいがさ、ちょうどいいんじゃねぇか。それでやっと今、お前は俺と対等に戦えんじゃねぇか? 3月21日、大田区総合体育館でよ、ジュニアの頂点決めようぜ」

【羆嵐の話】「暴走専務・諏訪魔。おい、俺とやるとよ、熱くなってんじゃねぇかよ。所属の人間、誰とやる時よりも俺とやると熱くなってるってことは意識してんだろ? 俺のこと。今日も俺のこと壊しにきたな。チャンピオン・カーニバル、偶然にも同じブロックだな。諏訪魔、1勝1敗だぞ。運命の第3戦、俺が圧倒的勝利、2回目の圧倒的勝利をよ、歴史に刻んでやるよ。羆嵐がよ、事件起こしてやるからよ。とりあえずよ…あ、その前に大田区だ、大田区。ブードゥー・マーダーズ? 何でもいいよ、お前。かかってきなさい。以上。ハァー!」

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