3/15【訃報】スコット・ホールさんが死去 日米で対戦の武藤も哀悼の意
スコット・ホールさんが現地時間14日に亡くなったとWWE公式サイトが伝えた。63歳だった。
ホールさんは1958年10月20日、アメリカ・フロリダ州タンパ出身で、84年にプロレスラーとしてデビュー。WWF(現・WWE)でレイザー・ラモンとしてトップレスラーの仲間入りを果たし、96年にはWCWでハルク・ホーガン、ケビン・ナッシュとnWoを結成して一世を風靡した。2014年にWWE殿堂入り。2020年にはnWoとしても殿堂入りを果たした。
日本では87年5月の初来日以来、新日本の常連外国人として活躍。90年3月にはパニッシャー・ダイス・モーガン(のちのジ・アンダーテイカー)と組んで第11代IWGPタッグ王者・マサ斎藤&橋本真也組に挑戦。2001年9月には武藤敬司が保持していた三冠ヘビー級王座にも挑戦している。
今月に入って股関節骨折の手術を受けた後、3度の心臓発作を起こし、生命維持装置につながれていたという。日米で対戦した経験を持つ武藤敬司は自身のSNSで2019年6月にホールさんと再会した時のツイートを引用リツイートし、「約2年半前にアメリカで会った時は、こんなに元気だったのに。心からご冥福をお祈りいたします」と哀悼の意を表した。
