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3/17【新日本】邪道がBULLET CLUBに3連敗も…タマが雪辱予告「1人残らずリベンジしてやる」

『NEW JAPAN CUP 2022』ツインメッセ静岡 南館(2022年3月17日)
○チェーズ・オーエンズ&バッドラック・ファレ&外道vsタマ・トンガ&タンガ・ロア&邪道×

 邪道がBULLET CLUBに3連敗を喫したものの、タマは「1人残らずリベンジしてやる」と雪辱を予告した。

 内紛騒動に揺れていたBULLET CLUBは3・13尼崎大会で“GOD"トンガ&ロアと邪道をついに追放。翌日の高松大会からBULLET CLUBとGODの抗争が開戦した。今宵がその第3ラウンド。ここまではBULLET CLUBが圧倒的優勢で、自らメリケンサックで邪道を叩きのめして長年連れ添った相棒を追放した外道は「お前は絶対に俺を捕まえられない」と豪語していた。

 第3ラウンドは第2試合終了直後から始まった。ベルト獲りを狙う石森太二&エル・ファンタズモが勝利したばかりのIWGPジュニアタッグ王者・田口隆祐&マスター・ワトを乱入襲撃したのだ。ファレ&チェーズ&外道までリングに上がり、一方的に暴行したが、見かねたGODと邪道が救出に登場。観客も拍手で支持する。蹴散らされたBULLET CLUBは一旦花道を下がっていくが、GODはバックステージまで追いかけて襲いかかり、そのまま試合がスタートした。

 観客の拍手を背に邪道が外道を攻め立てるも、その後はBULLET CLUBの集中攻撃を浴びる展開に。孤立してしまった邪道だが、それでも気迫をみなぎらせて、外道のナックルパンチを真っ向から受け止めて奮闘。トーラスキックをキャッチすると、ラリアットを振り抜いて気を吐いた。BULLET CLUBの同士討ちを誘うと、加勢したGODがオーエンズに怒とうの連続攻撃を浴びせて援護射撃し、邪道が勝機を掴む。

 乱入した外道がメリケンサックを持ち込むも、ロアが引き離して阻止。邪道も外道の首を絞めて制裁に動く。だが、レフェリーの注意がロアに向いているスキに、オーエンズが邪道に非情な急所蹴りをズバリ。Cトリガーにつなげて、一気に邪道を沈めた。

 BULLET CLUBは花道で高笑い。しつこく挑発しながら勝ち誇る。一方、邪道はGODの肩を借りて歩くのが精一杯で、悔しさをあらわにした。

 それでもタマの闘志は衰えず、「お前ら汚えな! 1人残さずリベンジしてやからな!」と雪辱を予告。「こんな汚えやり方、誰から教わったんだ!? ゲドー、ファレ、チェーズ、お前らはダチでありファミリーだと思っていたのに…」と肩を落としながらも、「お前らはいつの間にかハリウッドのスター気取りになっちまったんだな」と皮肉った。

 明日(18日)の後楽園大会でもBULLET CLUBとの6人タッグマッチが組まれている。タマの言葉通り、そろそろ反撃姿勢を取りたいところだが……。

【試合後のタマ&邪道】
▼タマ「(※フロアに崩れ落ちた邪道に)おい、大丈夫か?」

▼邪道「ソーリー、タマ」

▼タマ「クソッ!」

▼邪道「アイム・ソーリー」

▼タマ「気にすんな。お前ら汚ねぇな! 1人残さずリベンジしてやるからな! こんな汚ねぇやり方、誰から教わったんだ!? ゲドー、ファレ、チェーズ、お前らはダチでありファミリーだと思ってたのに…。でも、お前らはいつの間にかハリウッドのスター気取りになっちまったんだな。ジャドー、大丈夫か? (※邪道を抱き起して)ほら、氷をもらいに行こう」

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