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3/19【東京女子】空手世界王者・長野がデビュー 無念黒星も継続参戦熱望「負けたまま終わりたくない」

『GRAND PRINCESS '22』東京・両国国技館(2022年3月19日)
長野じゅりあデビュー戦 ○鈴芽&遠藤有栖vs長野じゅりあ&宮本もか×

 伝統派空手の元世界王者・長野がプロレスデビュー。初陣を勝利で飾れなかったものの、「負けたままだと終わりたくないし、もっと強くなりたい」と継続参戦を熱望した。

 元空手世界王者で女優、看護師、Tik Tokerとしても活動する長野がこの日、東京女子のリングでプロレスデビューを果たした。

 ナース服を身にまとって入場した長野は宮本との空手コンビで、鈴芽&遠藤を相手に初陣に臨んだ。グラウンドではやや苦戦したものの、得意の突きや蹴りで攻め立て、宮本との連係も披露した。鈴芽には強烈なブラジリアンキックをさく裂させたが、3カウントは奪えず。遠藤のミサイルキックで蹴散らされると、その間にパートナーの宮本が鈴芽のリングアベルによって3カウントを聞いた。

 デビュー戦を勝利で飾ることができなかった長野は「中盤までは打撃とかで結構攻められたんですが、グラウンドになると全然うまくいかない」と反省の弁。一方で「こんなに素敵な東京女子っていう団体で、しかも両国国技館という大きい舞台で戦えて楽しかった」と涙を浮かべた。

 やはり試合後にこみあげてきた感情は悔しさ。「18歳で空手を引退して、最後の試合も負けて引退したんですけど。こうやってプロレスデビューして初戦で負けて、こんなに悔しいとは思わなかった」と唇を噛んだ長野は「デビュー以降のプロレスの予定は一切決まってなかったんですけど、負けたままだと終わりたくないし、もっと強くなりたいなって思いました」と継続参戦に色気をみせていた。

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