3/20【DDT】奮闘LiLiCoが7年間のレスラー人生に別れ 夫・小田井が熱唱再プロポーズ
『Judgement2022〜DDT旗揚げ25周年記念大会〜』
東京・両国国技館(2022年3月20日)
LiLiCo引退試合 ○男色“ダンディ"ディーノ&飯野“セクシー"雄貴&今成“ファンタスティック"夢人vs小田井涼平&彰人&LiLiCo×with 純烈
夫婦での合体技や逆フェロモンズ殺法で奮闘したLiLiCoだったが、最後はディーノにヒザを攻められて無念の敗戦。引退試合で勝利を飾れなかったものの「最高のプロレス人生でした」と約7年間のレスラー人生に別れを告げた。妻の頑張りに号泣した夫・小田井は純烈のメンバーとともに再プロポーズの熱唱を披露した。
タレントのLiLiCoは2015年8月にDDTでプロレスデビュー。アイアンマンヘビーメタル級、DDT EXTREME、KO-D10人タッグ王座を戴冠するなど活躍したが、2020年8月に左膝蓋(しつがい)骨を骨折し、歩行にも支障が出る状況に。プロレス継続は不可能となり、区切りとして今大会での引退試合を決断した。
パートナーには、夫でムード歌謡コーラスグループ・純烈の小田井を指名。小田井はこれがプロレスデビュー戦に。彰人を加えたトリオで、DDTマットで大暴走を続ける“フェロモンズ"ディーノ&飯野&今成と対戦。「LiLiCoを守る」と息巻いていた小田井だが、公開特訓では合体技・姫SEXYチェストキック(お姫様抱っこ式合体ドロップキック)を披露することができず、不安が残る状況で決戦当日を迎えた。
小田井はLiLiCoに合わせて目の周りを黒塗りにし、赤いスーツ姿で登場。純烈のメンバーたちもセコンドに付いた。先発を買って出たLiLiCoは、躊躇なくディーノの股間を掴んで先手。ディーノの手を掴むと、舌を出しながら自分の股間を掴まさせた。これには小田井も動揺を見せる。
その小田井がリングに入ると、フェロモンズが一方的に蹂躙。それでもOバック姿になった飯野の生尻攻撃は必死に抵抗して切り抜ける。松井レフェリーを巻きこんでしまい、無法地帯になるが、ここぞとばかりに純烈のメンバーが乱入。串刺し攻撃を連発すると、LiLiCoも巻き返しに転じ、今成をキャメルクラッチで絞めに絞めた。
しかし、フェロモンズも大暴走。飯野とディーノが生尻で顔面を挟んで回転する“セクシーピーラー"でLiLiCoを拷問すると、股間から特効ガスを噴射する“大放屁"で純烈のメンバーをナデ斬りに。さらに、LiLiCoの顔面を飯野の股間に叩きつける“セクシーシーソー"まで繰り出した。
LiLiCoも負けじと大暴れ。飯野の股間に噛みついてピンチをチャンスに変えると、お株を奪うセクシーシーソーをディーノに決めて、自らの股間をディーノの顔面に擦りつける。すかさず夫婦で合体技・姫SEXYチェストキックを仕掛けるが、小田井の腰が悲鳴を上げて失敗に。息を吹き返したフェロモンズは股を開いた飯野の股間に顔面から投げつける“セクシーデスドロップ"でLiLiCoに追い討ち。ディーノがフォールに入り、勝負あったかと思われた。
すると、ここで両国国技館に「エトピリカ」が鳴り響き、試合は一転してスローモーションに。場内には「俺がLiLiCoを守る。今、リングの上でLiLiCoを守れるのは俺しかいないんだ」という小田井の独白が流された。死力を振り絞ってカットに飛び込んだ小田井は、LiLiCoの前に仁王立ちし、身代わりになって飯野の逆水平に被弾する。試合が通常のスピードに戻っても、飯野の逆水平を真っ向から受け止めて絶叫。純烈のメンバーも必死にゲキを飛ばした。
LiLiCoが加勢し、今度こそ小田井との合体技・姫SEXYチェストキックがさく裂。決意をあらわにしたLiLiCoは小田井を下がらせると、ディーノと再び対峙する。エルボーやビンタを猛連打。正面から受け止めたディーノは負傷している左ヒザにローキックやニードロップを落とすと、男色ドライバーで突き刺した。LiLiCoはキックアウトしたものの、ディーノはヒザ十字固めに捕獲。小田井も飯野に捕まってカットに入れない。LiLiCoは「痛くない!」と耐え続けたが、最後は無念のタップアウト。LiLiCoは引退試合を勝利で飾れなかった。
試合後、ディーノは「誰がなんと言おうと、オメェはこのリングで輝いていたな。それはすなわち、プロレスラーだ。だから、小田井の気持ちはわかるんだが、ここはプロレスラーとしてのLiLiCoを尊重してやってくれ。自分の足で立ち上がらせてくれ。これが最後のプロレスラーとしての務めだ」とゲキを飛ばしたものの、立ち上がったLiLiCoを見ると、態度をひょう変させて襲撃。飯野の生尻で圧殺しようとしたが、一時は純烈のメンバーだったアンドレ・ザ・ジャイアントパンダが乱入。強烈な頭突きを乱れ打って、フェロモンズを制裁し、LiLiCoを救出した。
邪魔者がいなくなると、LiLiCoの引退セレモニーへ。花束や記念品も贈呈される。マイクを持ったLiLiCoは「皆さん、今日はありがとうございました。ずっとプロレスラーになりたくて、やっとリングに立てたのに、ずっとやりたかったんですけど、運命は違っていました。真剣に毎回戦って。そして、皆さんの応援が力になりました。本当に皆さんありがとうございました。最高のプロレス人生でした。ありがとうございました」と感極まりながらメッセージ。引退の10カウントゴングが打ち鳴らされると、最後の選手コールを受けて、涙を流しながら天を仰いだ。
夫の小田井は怪我した時やプロレスに挑んだ際のLiLiCoの頑張りを称え、「頑張って今ここにいるあなたは本当にキレイだと思います。口で言うのは簡単ですが、誰にでもできることじゃないと思います。有言実行、それがあなただと思います。結婚して数年が経ちますが、今日は純烈のメンバーも応援に来ていますので、改めてここでプロポーズさせてください」と再プロポーズを宣言。純烈のメンバーとともに『プロポーズ』を熱唱した。号泣しながらLiLiCoの前で歌いきると、2人は抱擁。LiLiCoは「普通の女の子に戻ります」と宣言し、黒い羽根をリングに置いて、プロレスラー生活に別れを告げた。
【試合後のLiLiCo&小田井&彰人】
▼彰人「僕はLiLiCoさんを一レスラーとして尊敬していますし、DDTの一員だと今でも思っているので。こうやってしっかりリングで引退試合もできて、こうやってここでコメント出せるというのが何よりも嬉しいです。リングに上がるタレントさんってたくさんいるんですよ。プロレス界にとってもそれは素晴らしいことで、話題にもなるし、いいことですけど、こうやって引退試合をしっかりできるタレントさんでなかなか実はいなくて。そういう点でも、LiLiCoさんは他の方とはちょっと違う本物のプロレスラーなんだなと僕は思ってます」
▼小田井「今日は本当に応援という形ではあるんですが、一緒にリングに上がらせていただいて。まさか自分がリングに上がるというのは結婚した当初も思ってはなかったんですが。ただ、今でも思い出すのは、付き合いだした頃に家に行ったら、玄関にチャンピオンベルトが置いてあって。それが僕にとっては凄くセンセーショナルというか。ああ、この人はチャンピオンなんだと思ったのがいまだに鮮明に覚えていて。その時まで僕はLiLiCoがプロレスをやっているのは情報でしか知らなくて、試合も見たことなかったんで。ベルトを見て、改めて実感して。今日一緒に試合をやってみて、彼女がこの生き方をなくしたことがどれだけショックだったのか、一緒にリングの上に立って改めて実感しました。だから、今思うのは、パンケーキが食べたいなんて言わなきゃよかったなって思ってます。それがなければ、ヒザの怪我を負うこともなかったでしょうし。だけど、僕は彼女が一生懸命なんにでも取り組む人だとよく知っているので、ある種、そんなに簡単な怪我ではないのはわかっていますが、言い方を変えれば、これぐらいの怪我で引退してもらえてよかったなという、夫としての安心もあります。今もまだ元気だったらムチャクチャに、プロレスだけに限らず、いろんなことにトライして、体のことを考えずに頑張っていたと思うんですが、ある種、それが今はブレーキになってくれているおかげで、健康な時よりも今はひょっとしたら健康なのかもしれないと、僕は前向きに捉えていますので。最後、本当にLiLiCoのヒザがもってくれてよかったなと思ってます」
▼LiLiCo「先ほどリングで話していたように、本当に20何年前にプロレスラーになりたくてお願いしたんですけど、『誰だかわからない』と言われて。なら知名度つけて、やりたいことを、プロレスをやろうと。その時にDDTと本当にいい縁があって、そこから真剣にいろいろ言われながらも体を作って。プロレスラーという生き方も、聞かれたくないこともいろいろ聞いて、ずっとリングに立たせていただいて。毎回捻挫とか、足首とか怪我があったんですけど、それが勲章で、怪我しているのがメチャクチャ次の日嬉しかったんですよね。ずっと突っ走ってきた50年間だったんですけど、ヒザの骨を割ってしまうという。何度も言っているんですけど、なかなかみんな理解してくれなくて。これは完治しません。完治しなくて、ずっとこれで生きていかなければいけない。それはもう、私は小さい時からどんなことがあっても笑顔で強く生きようと思ってたんで、一生懸命リハビリして歩ければいいやと思ったんですけど、この状況で一番最初にプロレスを手放さないといけないという。一番好きなもの。今になって、試合を終えて、どれだけつらいか。悔しくて。それまでヒザは大丈夫ですかってみんなに聞かれても、『大丈夫だよ。別にヒザで喋るわけじゃない。口で喋るんだから、映画紹介ぐらいできるよ』ってずっと言ってたんですけど、今となってはもうこれを着てリングに上がったのが最後だったと考えると、ちょっとまだ整理がつかない状況だけど、みんな応援に来てくれて、彰人は顔がタイプだったから選んだものの、凄い力になってくれて。パンダも来てくれて。後悔しているのかな、純烈を脱退して。もうちょっと時間が経ったら、本当の笑顔に戻れるんじゃないかなと思います。本当にこんなたくさん来ていただいて、20何年前にプロレスラーになりたいって言った時から、いつか終わるとわかっていたので。まさか最後がこんなに立派な場所で、こんな歴史のある場所で、まさか自分のパートナーと一緒にリングに上がって、その仲間たちと戦えるというのは光栄なことです。本当に今日はありがとうございました。でも、(小田井は)これからプロレスラーとして戦わないで、今日引退させてもらう。一緒に引退しよう」
▼小田井「俺もなんとなくそんな感じはしている」
▼LiLiCo「上手くいかない気がする」
▼小田井「一生懸命頑張ったんだけど、なにひとつできてなかった。体は張ったけど、技は何もなかった」
▼LiLiCo「でも、いつも毎日どんなことでも向き合ってくれて、そういうところが私は好き。ありがとう」
――改めてプロレス人生を振り返ると?
▼LiLiCo「一番輝いてました。いろんなことをやっているんです、私は。好きを仕事にすることがとっても私の生きがいであって。だから、プロレス人生を振り返って、写真を見たりとか、映像もこういう時代だからいっぱい残っていて。街で言われることとかも、プロレスのことがずっと多かった。だから、ジムに行くのも楽しくて、朝起きるのも楽しくて、次の試合を考えるのも楽しくて。もうちょっとで52年の中の、プロレスラーという肩書きについたのはこの7年ですかね。間違いなく一番オーラがありました」
――映画のコメンテーターよりも輝いている
▼LiLiCo「今のはまずいです。全てが本業です。映画紹介の時も輝きます(笑)」
――自分の中でのベストマッチ、思い出の試合は?
▼LiLiCo「私はデビュー戦を凄く誇りに思っています。しかも、同じ場所で、両国で。あの時、一瞬にして両国が狭くなったことを今でも鮮明に覚えていて。それは彰人が言ったように、『ああ、タレントが来たんだ』という、もしかしたらそういう見方をみんながしていて。最初、ドロップキックだったんですよ。その瞬間に、『ええっ!?』ってみんなが前のめりになったから、両国の壁が狭くなった、向かってきた感じなんです。あの時に物凄いアドレナリンが湧いたのを、今でも鮮明に覚えています」
――怪我をしてなかったら、プロレスは続けていた?
▼LiLiCo「もちろんです。私はDDTに入って、その時に年上のほうではあったんだけれど。本当にみんな若くて、大丈夫かなっていろいろ話したら、『74歳の現役の人もいるよ』って言われて。そこで全部そういう不安が吹っ飛びました。私は真っ直ぐ歩ける間は、スーパーばあちゃんみたいな感じで、ずっとプロレスをやり続けようと思ってました」
――引退を決意したのは?
▼LiLiCo「怪我して退院してから、ずっと松葉杖で生活してて。そのあとも一生懸命リハビリとかをして、難しいというのはもうわかっていました。入院している間から、こんな怪我はあんまり見たことないってお医者さんが言うぐらいで、ヒザの皿を横に割る、ヒザの皿が太ももまで来ると。それをワイヤーでつけていた時に、ずっと足が突っ張ってて、痛くて痛くて。曲がらなくて、階段を上がるのすら難しくて。45歳以前は、『オススメの映画なんですか?』って知っている人も知らない人にも言われてたんですけど、怪我して退院してからは『プロレス大丈夫ですか? どうするんですか?』ばかりを聞かれてたので。もうどこかでできないんだなっていう風に思って」
▼小田井「僕は傍から見ていて、そのタイミングというのは僕の中であって。彼女がミュージカルをやっていたんですけど、その本番を終えて、やりきったという充実感を彼女が感じていたのを僕はわかっていて、その時からプロレスを続けるというワードを聞かなくなったような気がしていて。今後、ミュージカルをやっていきたいという意識が芽生えた中で、ミュージカルをやるためには怪我をするわけにはいかないと、スイッチの切り換えがあったのかなと僕は思っているんですが、どうですか?」
▼LiLiCo「最初は歌をやりたくて日本に来て。スウェーデンにはプロレスがなかったので。なので、日本で好きになって。ミュージカルやドラマ、テレビの仕事は怪我をするとできなくなってしまうので。ザ・ロックみたいな感じですね。引退はしてないけど、彼も映画をやりたいからプロレスをやってないと。そこはみんなにいろいろと聞かれたので、ここでちゃんと終わりにすると。それはハッキリした性格なので、悔しいけど決めようと思います」
――いい意味で、プロレスに未練はない?
▼LiLiCo「はい。今日でスッキリしてます」
▼彰人「未練がないって言わないと、絶対プロレスに戻りたくなっちゃうんですよ、プロレスラーは。少しでも未練があると、ちょっとヒザの調子がよくなってきた時に、『これならまだできるんじゃないか?』って戻りたくなっちゃう。今は未練がないと言い切ることで、しっかり引退できるのかなって思います」
▼LiLiCo「未練はないです」
――小田井さんにプロレスのセンスは感じた?
▼LiLiCo「何に対してでも全てを懸ける。だから、センスは凄くあると思います」
▼小田井「未練はないですけど(笑)」
▼LiLiCo「引退しよう」
▼小田井「僕らは特撮ヒーローをやってた人たちのグループなんですが、僕はどちらかというと、LiLiCoと一緒にいて、例えば『ウルトラマンエース』や『バロム・1』みたいに2人で1つみたいなところがあると思っているので。プロレスに関しては、LiLiCoがやらないんだったら、僕もやらないかなって感じですね。もし万が一、LiLiCoがやることがあったら、その時はまた盾になって」
――LiLiCoさんがリングに上がったら、今日も一緒に上がったと?
▼小田井「もちろんそうです。ヒザのことは僕が一番よくわかっているので、ヒザを守るため、体を守るために僕が出ている部分があるので。代わりに技を受けて、ちょっとでも彼女の負担を軽くするのが僕の今日の役割だったと思ってます。攻撃の面は彰人君にやっていただいて、僕は盾ですよね。そのぐらいしかできないので、それは思いっきり果たせた気がしております。未練はないです」
▼LiLiCo「守ってもらったのは凄く感じています」
――リング上でプロポーズの歌を聴いたが、どうだった?
▼LiLiCo「ちょっと泣きすぎかなと思ったんですけど」
▼小田井「僕は直接彼女のプロレス人生に携わった感覚はまったくないんですね。途中でパートナーになったというだけで。ただ、一緒に暮らしていく中で、彼女のプロレスに対する思いを日々感じることがあるわけじゃないですか。リング上で喋りましたけど、怪我をして、意識が半分もうろうとしている時に、プロレスを一番最初に言葉に出すというのは、自分の体を怪我したことがイコールプロレスと結びついてるんだなと。プロレスとの絆みたいなものを凄く感じたんですよ。その時は怪我のこともあったから、ちょっとパニック状態になっているところもあったと思うんですけど、気持ちが冷静になっていけばなっていくほど、悔しい思いをしてたのかなっていうのが凄くあって。それがわかっていただけに、最後の背中を後ろから見ていると、喋りながら変な感じなんですけど、だんだんLiLiCoが試合が終わってちょっとずつ小さくなっていっているように見えて。戦いを終えていく人の最後ってこういうものなのかと。戦っている時とは違うオーラの出し方というか、物凄く最後は優しく感じたんで。それまでは気を張っていたというか、体を張って、自分を大きく見せて頑張ってたんだなって改めて思いました。変な話、僕からすると、そこまでやらなくてもいいよって気持ちは物凄くあったんで。それでも彼女の向かっていく姿勢というのは、プロレスだからということではなくて、いろんなものに対しての取り組み方として勉強になるなと。妻に逆に感動させられたというか。体を張って教えてもらうってなかなかないじゃないですか。しかも、50を超えてから。物凄い力強さというか、生きていく上での魂の強さを物凄く感じたら、涙が止まらなくなりましたね」
――今日に向けてトレーニングは?
▼小田井「ジムに行きました。普段踊っているんで、そこそこ体力に自信があったんですけど、筋肉が全然違うんですね。筋肉痛で、1回トレーニングに行くと、2、3日筋肉痛が取れないんですよ。上腕三頭筋とか、いかに使ってないか凄くわかりました」
▼LiLiCo「私のパーソナルトレーナーのところに行かしたんですけど、あまりにもダメで。トレーナーが『LiLiCoなら何回もできるよ』って普通に言ってたので。まあ、筋肉をつけるというのは老後のためでもあるもんね。転ばないようにしないといけないと思います」
――彰人選手から見たプロレスラー・LiLiCoは?
▼彰人「プロレスへの取り組み方が本当に真剣だし、リング上に上がっている時もそうだし、バックステージでも本当にプロレスが好きなんだなっていうのが物凄く伝わる選手ですよね。怪我して、引退試合をしたいって、さっき話したことと被っちゃいますけど、普通のタレントさんは思わないと思うんです。プロレスのことに頭がいかない気がします。そう思ってくれる気持ちがある時点で、LiLiCoさんは一流のプロレスラーですし、プロレスラーの僕からしても、本当に胸を打たれるというか、嬉しいです。プロレスに魅せられて僕はプロレスをやっているし、プロレスラーはみんなそうだから。LiLiCoさんもそうであったということは、LiLiCoさんが一流のレスラーだったという証明だと思います」
――改めてファンに一言
▼LiLiCo「プロレスラー・LiLiCoを応援してくれてありがとうございました。残念なこういうことになりましたけど、もうスッキリしています。明日から普通の女の子として生活します。ありがとうございました」
