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3/23【GLEAT】新世代軍・シックスティセカンズ快勝で本格始動 ストハー、バルク軍と三つ巴戦へ

『G PROWRESTLING Ver.20』東京・新宿FACE(2022年3月23日)
○井土徹也&佐藤恵一&頓所隼vs田中稔&伊藤貴則&渡辺壮馬×

 新世代ユニット「シックスティセカンズ」が快勝で本格始動。G-REX王者・リンダマンの提案で次回4・20新宿大会で#STRONGHEARTS、BULK ORCHESTRAとの3WAY戦が決定的となった。

 2・22後楽園大会で結成された新世代ユニットは3・13大阪大会で始動。CIMA&T-Hawk&鬼塚の#STRONGHEARTSに勝利し、幸先いいスタートを切った。結成2戦目となったこの日、2大会連続でメインに登場。稔&伊藤&渡辺のトリオと激突した。

 この日のオープニングで井土&恵一&頓所はユニット名を「シックスティセカンズ」と発表。これが本格始動といえる一戦となった。シックスティセカンズは甲田雅人氏が手掛けた井土の新テーマ曲「LORD MINUTE」とともに入場。井土は黒を基調とした新コスチュームにイメチェンを遂げた。

 まずは頓所が稔相手にスピーディーな攻防で渡り合い、低空ドロップキックで先制。井土は伊藤とエルボー合戦で火花を散らし、ドロップキックで競り勝った。さらに恵一と頓所のサンドイッチ低空ドロップキックも決まった。

 稔組も恵一に的を絞って反撃に出る。渡辺のトペコンヒーロ、稔のプランチャが立て続けに決まり、伊藤がフィッシャーマンバスター、ジャーマンで追い討ち。恵一は大の字となってKO寸前に追い込まれた。頓所が巻き返しを狙っても、伊藤のフォールアウェイスラムで鎮圧され、伊藤&渡辺の合体ボディプレス、合体セントーンを立て続けに被弾した。

 頓所が飛びつきスイングDDTで突破口を開くと、井土が延髄斬りで伊藤を、DDTで渡辺を、ブレーンバスターで稔をなで斬りにする大立ち回り。ランニングローキックで伊藤の胸板を蹴り飛ばした。負けじと伊藤は串刺しニールキック、フロントスープレックスの連続攻撃で逆襲。ミドルキックを連打すれば、井土も張り手でやり返す。伊藤がアラバマスラムで豪快に叩きつけても、井土はすぐさまブレーンバスターで応戦した。

 終盤には伊藤の顔面ソバット、稔のダイビングフットスタンプ、渡辺のムーンサルトの連続攻撃で井土が劣勢に。渡辺のファイアーバードスプラッシュも食らったが、頓所がケブラーダで稔を分断すると、井土も渡辺のドロップキックを伊藤に誤爆させて突破口。恵一がホイップ式エルボースマッシュで援護射撃すると、井土がヒザ蹴り、ローリングバックエルボーでたたみかけて渡辺から3カウントを奪った。

 シックスティセカンズが本格始動戦で快勝。ユニット結成2連勝を飾った。収まらないのが伊藤。「おい、壮馬! 今日は勝たなアカンやろが。しかもミスしやがって。それで負け? 勝つどころかミスして負けとるやないか」と不満を爆発させた。すると渡辺も伊藤のノドをつかんで乱闘寸前に。それを横目に井土は「おい、おい、おい。いつまでもそんなんだから変わんねぇんだよ。今日メインイベント勝ったのはこのシックスティセカンズ」と勝ち誇った。

 そこへ現れたのがBULK ORCHESTRAの面々。河上が「お前らみたいなモヤシ軍団はシックスティモヤシズ、モヤシ60本分だ。GLEATには俺たちガチムチがいるんだよ。俺らにかかればお前らなんか片手でポキッだ」と嘲笑した。さらに田村が「おい、モヤシ軍団、俺たちが今世紀最高のガチムチバディ集団…」と続けようとすると、今度は#STRONGHEARTS勢がやってきた。

 「チャンピオンだからって個人戦だけで満足してると思うなよ。全部、俺たちが獲りにいくからな」と宣言したリンダマンは「お前ら新軍団作って面白いこといっぱいしようとしてるみたいじゃないか。BULK ORCHESTRA、お前らおいしいところもっていきすぎだ。俺ら#STRONGHEARTSも入った方が面白いよな? いいか、次回の新宿、3WAYどうですか?」と提案した。

 シックスティセカンズにとっても下剋上を遂げる絶好の機会で、井土は「ちょうどいいよ。このGLEATの中心にいる#STRONGHEARTSとBULK ORCHESTRA、まとめて潰してやるよ」と宣言。次回4・20新宿大会での3軍対決が決定的となった。


【試合後の井土&恵一&頓所】
▼井土「いいか。今日発表した通り、俺ら3人がシックスティセカンズだよ。60秒でいろんなインパクト、そして刺激、俺ら3人は残していくぞ。それと今日メイン勝ったけどよ、何か最後、#STRONGHEARTS、BULK ORCHESTRA出てきたな。最後おいしいところもっていきやがってと言おうと思ったけど、そんなんじゃないな。俺らがこれからあいつらなんかおいしいとこ、言ったらその上で返してやるから。俺ら3人で、シックスティセカンズで潰してやるから覚悟しとけ」

▼頓所「まぁ、次はBULK ORCHESTRA。俺たちでやってやろうぜ」

▼恵一「時が進むの早いな。ついこの間まで#STRONGHEARTSとBULK ORCHESTRAの2強だと思ってたけどさ。あっという間にこの前の大阪と今日の新宿でインパクト、でかいんじゃないですか、これ」

▼頓所「2連勝、2連勝」

▼恵一「気づいてると思うけど、お客さん結構、拍手くれてたからね。これにおごらず次は大阪のバルクと、新宿か。#STRONGHEARTS、BULK ORCHESTRAと3WAY」

▼井土「おいしいよ。一気に潰してピチピチの俺らシックスティセカンズでよ…」

▼頓所「22歳」

▼井土「22歳」

▼恵一「おい! 20…うるさいな! 前進あるのみだ!」


【試合後の伊藤&渡辺】
▼伊藤「クソ、今日はシックスティセカンズ?…」

▼渡辺「(遅れて戻ってきて)何だよ? さっきのは」

▼伊藤「おめぇが弱いからだ。やる気あんのか? 何でミスした?」

▼渡辺「ちゃんと押さえてねぇからだ」

▼伊藤「お前がミスしたんだろ。最近たるんでるんちゃうか? たるんでるやろ? やる気あんのか?」

▼渡辺「たるんでねぇよ」

▼伊藤「やるんか?」

▼渡辺「やるよ」

▼伊藤「根性叩き直したるから」

▼渡辺「俺がやってやるよ。自称・大将を俺がぶっ飛ばします」

▼伊藤「(渡辺を小突いて)根性叩き直してやるよ。覚悟しとけ。ちゃんとトレーニングしとけよ」

▼渡辺「お前こそトレーニングしとけ」

※伊藤は渡辺と小突き合ってから去る

▼渡辺「あのよくわかんない自称・大将。別に三羽烏のリーダーでも何でもないから。三羽烏で誰が上とかそんなのないから。俺があいつを実力で叩き潰してトップに立ちます」


【試合後のリンダマン、鬼塚】
▼鬼塚「しゃあ! 今月の新宿終わりました。次の新宿決まりましたね。CIMAさんには後ろでドーンと構えてもらって、最前線では俺たちが体張って試合しますよ。俺は今日、歯欠けとんねん。歯なんか何本でもくれたるぞ。その代わりな、4月の新宿での勝利は俺たちがもらうからな。そういうことですよ」

▼リンダマン「見たらわかるでしょ。前回の東京大会はG-REX初代王者決定戦。ここにきて3月の新宿は井土が新ユニット発表したり、いろいろあったよ。ストームが俺に挑戦表明してきたりな。だけどよ、最高に輝いてるのは、このリングの中心で一番GLEATしてるのは#STRONGHEARTSだって、YouTubeで見てるお客さんも、今日会場に来たお客さんも、もしかしたらあいつらシックスティセカンズもBULK ORCHESTRAも心の中では#STRONGHEARTSに負けてるって気づいてるんじゃねぇのか? そういうことだ。来月の新宿ではBULK ORCHESTRA、シックスティセカンズ、#STRONGHEARTS、3WAY決まったけど、もちろん勝って、一つもこれから先、落とすことができない戦い、GLEATをどんどん上に持っていくために#STRONGHEARTSがしっかり結果みせるぞ!」


【河上、田村、ストーム、島谷の話】
▼河上「勝ったぞ!」

※メンバー全員が咆哮

▼河上「今日はな、G-REXチャンプに直接勝利したぞ」

▼ストーム「今日ね、新しい技したよ。見た? あれは、あれは、53cm腕スクールボーイだよ! でもタイトルマッチの時、ちゃんとこの53cm腕イン! リンダマンズ・フェイス! そしてニューチャンピオン!」

※メンバー全員が咆哮

▼河上「ついにCIMAとやるな」

▼島谷「その前におい、カズ、カズ、キャズ。これが現実だ。チェックメーカー・島谷常寛の疾走感にはついていけなかったようだな。そして次のターゲットはCIMA。CIMA、スィーマ、お前だからな。お前らもチェックメーカー・島谷常寛、しっかりチェックしとけ。チェック、チェック、チェーック!」

▼河上「大丈夫だ。GLEATにはガチムチがあるぞ! なぜなら俺たちが今世紀…」

▼田村「俺に言わせてくれよ。バックステージでは言わせてくれ」

▼河上「いけ、いけ」

▼田村「いいか、いくぞ。俺たちBULK ORCHESTRAがこのリングにいるからGLEATは大丈夫だ。いくぞ! 俺たちが! 今世紀最高のガチムチバディ集団…」

▼河上「BULK ORCHESTRAだ! おい、シックスティセカンズ、お前らは俺たちが…」

▼全員「ポキッ!」

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