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3/23【GLEAT】ストームが新技でG-REX王者ピン リンダマンがV1戦での迎撃を宣言

『G PROWRESTLING Ver.20』東京・新宿FACE(2022年3月23日)
○クワイエット・ストーム&河上隆一vsT-Hawk&エル・リンダマン×

 ストームが新技「53cmアームスクールボーイ」でG-REX王者にピンフォール勝ち。リンダマンはV1戦での迎撃を宣言した。

 2・22後楽園大会で初代G-REX王者となったリンダマンがGLEATの東都興行に凱旋。盟友・T-Hawkをパートナーに河上&ストームのBULK ORCHESTRAを迎え撃った。

 序盤からリンダマンは河上とストームに狙い撃ちされてしまう。二人がかりでT-Hawkと鉢合わせにされると、河上の逆水平を何発も食らい、ダブルタックルを被弾。T-Hawkが加勢に飛び込んでも蹴散らされ、リンダマンは河上のラリアットとストームのボディアタックを往復式で食らった。

 それでもリンダマンは王者の意地。後頭部への低空ドロップキックで突破口を開いた。T-Hawkは逆水平で快音を鳴らして巻き返し、河上のエルボーを食らっても右ストレートで応戦した。リンダマンもエプロンからのトペコンヒーロでバルク軍に突っ込んで援護射撃。T-Hawkがブレーンバスターでストームをぶん投げた。

 T-Hawkから「リン! あとは頼んだ!」と託されたリンダマンはエルボーを連発。ストームがフライングボディアタック、フィッシャーマンバスターで反撃しても、50cm腕ラリアットは決めさせず。ボディスラムで巨体を投げたが、ストームもスパインバスターで逆襲。リンダマンがフランケンで飛びついてもパワーボムでT-Hawkめがけて投げつけた。

 すかさず田村とKAZMAが介入し、バルク軍が4人がかりのボディアタックでリンダマンとT-Hawkをまとめて押し潰した。それでもリンダマンはミサイルキックで応戦したが、河上はホイップ式のローリングバックエルボーを叩き込む。加勢に飛び込んだT-Hawkもストームの50cm腕ラリアットで蹴散らされると、リンダマンは高速ジャーマンで粘ったが、3カウントは奪えず。最後はストームが珍しいスクールボーイで丸め込んでリンダマンを料理した。

 G-REX王者がまさかのピンフォール負け。これにはリンダマンも「待て、待て、待て。今の3か? ホントに入ったんか? 嘘だろ」と納得できず。「ストームに挑戦表明されて、当たり前のようにこの俺が負けて挑戦表明を受諾するなんて一番したくなかったよ」と悔しさを爆発させた。

 するとストームは日本語で「さっきのは新技だよ。53cmアームスクールボーイ!」と豪語。 「今日は53cm腕のスクールボーイで勝った。タイトルマッチの時、プロレス界で一番大きな腕、一番強い腕、53cm腕!」とラリアット葬によるベルト獲りを予告した。リンダマンも「試合でも実際、一本取られたわけだ。そしてマイクでも一本取られた。G-REX一発目の防衛戦はお前で決まりだ!」と受諾。初防衛戦でのストーム迎撃が決定的となった。

【リンダマンの話】「チクショー。今回の新宿いろいろあったけど、ストームがタイトル挑戦表明してきて、すんなり受けるわけにはいかないけど、と思ったところ、あいつ新技、53cmスクールボーイ。あんなの反則だろ。だけどよ、実は俺も考えてたんですよ。この初代G-REXのベルトには今コロナ禍で難しい外国人の血を吸わせることによってどんどん価値を上げていく必要もあるから。俺の心の中ではストーム、実は挑戦者に決めてたぞ。こんな形で一本取られてやるとは思わなかったけどな。まぁ、しょうがない。クワイエット・ストームvsエル・リンダマン、最高のGLEATな試合をプロレス界に届かせるぞ」

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