3/27【DDT】MAOがマイケル返り討ちでUNIVERSAL王座V1 5・1横浜武道館で朱崇花迎撃へ

『Day dream Believer 2022』東京・後楽園ホール(2022年3月27日)
DDT UNIVERSAL選手権試合 ○MAOvs中澤マイケル×

　MAOがマイケルを返り討ちにし、DDT UNIVERSAL王座初防衛に成功。朱崇花が次期挑戦者に名乗りを挙げ、5・1横浜武道館大会での迎撃が決まった。

　3・20両国大会でUNIVERSAL王座初戴冠を果たしたMAOは「このベルトの存在感を高めていく。そのために、存在感のあるヤツとしか防衛戦をしない」との意向を表明。「この僕がそのベルトを獲ってAEWに持ち帰れば、もっともっとこのベルトを世界に向けて発信できる」と主張するマイケルを初防衛戦で迎え撃つことになった。

　マイケルがMAOに車でひかれた映像が流れた。全身を包帯でグルグル巻きにした姿でリングに登場したマイケルは倒れ込んだまま。試合不成立となりかねない状況となったが、これは陽動作戦だった。

　MAOがコーナーに上がったところで、マイケル本人が松葉杖で現れ、ローションを駆使したアルティメット“AEW"ベノム・アームで攻め込んだ。しのいだMAOは起死回生のみちのくドライバーIIで逆襲。最後は雪崩式のスーパーみちのくドライバーIIを敢行して3カウントを奪った。

　MAOが曲者マイケルを退け、UNIVERSAL王座初防衛に成功。「僕はこのベルトで海外への道を切り開きたい。次の防衛戦は存在感があり、海外に目が向いてる人としか防衛戦をしない」と次なる挑戦者を募った。そこへ現れたのが朱崇花。「先日のベルト奪取、今日の防衛戦、おめでとうございます。両国は家で見させてもらいました。MAO君らしくていい試合だったね」と称えると、「私、イタリアから帰ってきて、6月に英国遠征も決まってるんですけど、世界のVENYがそのベルトにふさわしい。タイトルマッチやろう」と挑戦を表明した。

　MAOも受けて立ち、5・1横浜武道館大会でのV2戦が決まった。「中澤マイケルから防衛したことは、僕的には意味があるんじゃないかと。結局、俺は高木イズムでしかDDTを感じられてないから。ディス・イズ・DDTを知らないなかで中澤さんを知れたのは僕のなかで深みになったと思います」と初防衛戦を振り返ると、「(朱崇花は)メチャメチャいろんなことを抱えて頑張ってることは分かってるし、何度か組んだこともある。お客さんの反応を見れば、納得のいく挑戦者だと思う。中澤マイケルと違って、心の底からふさわしい防衛相手だと思う」と話した。

　対する朱崇花は「UNIVERSALのベルトは私が巻くのがふさわしい。私しか巻けないベルトだと思ったから。容赦なくいこうと思います」と宣言。「(MAOは)空中殺法が得意で、そういう選手と戦ったことがないから未知。最高の試合になることは間違いないと思う」と闘志を燃やしていた。


☆5/1(日)神奈川・横浜武道館『MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA』12:30開場、14:00開始

▼DDT UNIVERSAL選手権試合
[挑戦者]
朱崇花
vs
MAO
[第6代王者]
※MAO2度目の防衛戦