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3/28【DDT】遠藤が4・10後楽園で10周年記念試合 秋山&坂口とトリオ結成、相手は竹下&HARASHIMA&本多

 DDTは28日、東京・渋谷のAbemaTowersで会見し、4・10後楽園大会の全カードを発表。遠藤哲哉デビュー10周年記念試合が本人の希望で「遠藤&秋山準&坂口征夫vs竹下幸之介&HARASHIMA&アントーニオ本多」に決まった。

 現KO-D無差別級王者の遠藤は2012年4月1日、DDTでデビュー。まもなく10周年の節目を迎える。4・10後楽園大会で記念試合が決定。遠藤は秋山とのバーニングに坂口を加えたトリオを結成し、竹下&HARASHIMA&本多組と対戦する。相手は遠藤にとって思い入れのある3人。HARASHIMAには「ずっとDDTを支えてきた選手で。僕がデビューした頃、トップレスラーでKO-D無差別も巻いてましたし、10年経った今でも最前線で戦ってる選手ということもあって、リスペクトしてるところもあります」と一目を置いている。ライバル・竹下、本多とはかつてハッピーモーテルで共闘した間柄。遠藤は「僕が初めて入ったユニット・ハッピーモーテルで一緒に活動していた2人です。本多さんに関してはある意味、父親のような存在でした」と表現した。

 坂口とは珍しい異色合体となる。「坂口さんもDDTに上がったのが2012年で10年目になるんです。私は前のユニットが悪いことばかりしてたんで、ほかのユニットの選手と組むことがなかなかなかったので。坂口さんとKO-D無差別のタイトルマッチをしたりして、そういう経験がありまして、僕が希望を出さないと坂口さんと組む機会なんて一生来ないと思ったんで、今回組ませていただきたいと会社に伝えました」と話したように遠藤たっての希望で実現するものだ。

 秋山はバーニングの頼れる参謀格。「秋山さんとは組んだ期間は長くないんですけど、濃い時間を過ごさせていただいてる。試合のとき、隣に立ってても、常に我々バーニング、高鹿(祐也)、岡田(佑介)にも目を光らせて見てもらってる」と感謝した遠藤にとって欠かせない存在で、「秋山さんがいなかったら、僕はKO-D無差別級王者になれてないと思ってます。そのくらい僕のなかで大きい存在になってます」と敬意を表した。

 KO-D王者として迎える10周年。遠藤は「今30歳なので人生の3分の1をプロレスに費やしてる。20年、30年と続いて、棺桶に入る頃には、人生の大半がプロレス漬けだったなとなるかどうかは正直分かりません。分かんないんですけど、少しでもファンの皆さんの前に立てるよう頑張りたいと思います」とその先も見据えて誓っていた。


☆4/10(日)東京・後楽園ホール『April Fool 2022』10:30開場、11:30開始

▼ダークマッチ
イルシオン
高鹿佑也
vs
エル・ユニコーン
小嶋斗偉

▼ダークマッチ
伊橋剛太
高尾蒼馬
彰人
vs
平田一喜
吉村直巳
大鷲透

▼The37KAMIINAvsEruption!
岡谷英樹
樋口和貞
vs
MAO
上野勇希

▼スペシャルシングルマッチ
岡田佑介
vs
勝俣瞬馬

▼DDT旗揚げ25周年記念スペシャルタッグマッチ
チェリー
バンビ
vs
雪妃真矢
赤井沙希

▼KO-D6人タッグ選手権試合
[挑戦者]
MJポー
藤田ミノル
佐々木大輔
vs
今成"ファンタスティック"夢人
飯野“セクシー"雄貴
男色“ダンディ"ディーノ
[第44代王者]
※ディーノ&飯野&今成組3度目の防衛戦

▼KO-Dタッグ選手権試合
[挑戦者]
納谷幸男
火野裕士
vs
高梨将弘
クリス・ブルックス
[第73代王者]
※ブルックス&高梨組初防衛戦

▼遠藤哲哉デビュー10周年記念試合
アントーニオ本多
HARASHIMA
竹下幸之介
vs
坂口征夫
秋山準
遠藤哲哉


【秋山の話】「僕は大石真翔枠ということで、(欠場中の)彼の気持ちも乗っけて。しっかり盛り上げて、いい試合をしたいと思います」

【坂口のコメント】(所用のため欠席)「遠藤、なぜお前が俺を選んだのか、それを聞きたい。俺も10周年だけどね」

【竹下の話】「記念すべき10周年記念マッチに、自分がそのカードのなかに入っているというのは、遠藤哲哉の歴史のなかで竹下幸之介というのは特別な意味があるのかなって思ったりもしましたけど。僕自身、米国に行く前の最後の試合になりますので、しっかり絶好調なところを見せないといけないんで、ガッチリいかせてもらうと思う。竹下、HARASHIMA、本多組は記憶にないんですけど、すごい楽しみなトリオなんで、いいところがたくさん詰まったタッグマッチになるんじゃないかと思います」

【HARASHIMAの話】「記念の試合に選ばれてうれしく思います。10年前、遠藤がどうだったかなと思うと、冴えない感じの東北の純朴な少年だったなと昨日のことのように思い出されます。今とは想像つかない感じで。今はチャンピオンとして存在感、技、体…この10年どれだけ頑張ってきたか分かるので、精いっぱい戦いたいと思います」

【本多の話】「本当に純朴な少年で、10年前、彼が20歳、私が34歳くらいで。遠藤哲哉という人間の面白さは、プロレスに出会ったことで100パーセント生かされるようになったと、彼とプロレスの相性はいいと思ってて。10年前それを見抜いてる人は私を含め誰もいなくて。彼の人間の良さとか、彼の努力とか、10年積み重なると、ちょうどDDTの25周年のときに花開いた」

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