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3/29【全日本】CC前哨戦で入江が芦野粉砕 T-Hawkは芦野、野村はヨシタツと火花

『2022 DREAM POWER SERIES』最終戦 東京・新木場1stRING(2022年3月29日)
○入江茂弘&T-Hawk&野村卓矢vsヨシタツ&青柳優馬&芦野祥太郎×

 入江がチャンピオン・カーニバル前哨戦で芦野を粉砕し、初出場・初優勝を予告。同じく初出場となるT-Hawkと野村もそれぞれ芦野、ヨシタツと春の祭典へ向けて激しく火花を散らした。

 入江、T-Hawk、野村の3人が今年のカーニバルに初出場。春の祭典前哨戦となったこの日、トリオを組んで芦野&ヨシタツ&青柳と激突した。

 3人は競い合うように存在感を発揮。野村が開幕戦の4・9大阪大会で当たるヨシタツを相手に寝技、打撃でせめぎ合えば、T-HawkはかつてWRESTLE-1で激闘を繰り広げた芦野を相手に逆水平とエルボースマッシュの打ち合いを展開。入江はT-Hawkとのストハー連係で芦野にパイルドライバー、青柳にテディベアを同時に決めてどよめきを起こした。

 終盤には青柳が得意の(?)裏切りジャーマンで芦野を投げる波乱が起きた。それでも芦野はアンクルロックで絞め上げたが、入江はビーストボンバーで逆転。フライングヘッドバットを連発して3カウントを奪った。

 入江がカーニバル前哨戦で芦野を粉砕。初出場となる春の祭典へ向けて勢いをみせつけた。過去2度の出場が消滅し、入江にとって今回は三度目の正直。「今年のチャンピオン・カーニバル、初出場で初優勝、絶対します」と宣言した入江は「2022年チャンピオン・カーニバルの優勝者は世界の全てを獲りにきた、この入江茂弘や」と言い切ってみせた。

 一方、「全日本プロレスのリング、刺激ももちろんだけど、熱いものもあって。久々に対戦した同じブロックの芦野祥太郎。やっぱ面白いな」と興奮を隠せないT-Hawkは「初出場・初優勝、それを狙ってんのはあんただけじゃねぇんだよ。俺だってよ、GLEAT背負って、この全日本プロレスに乗り込んでんだよ。誰が一番GLEATするか? それはもちろん、この俺だ」と譲らず。野村は初戦のヨシタツ戦へ向けて「久しぶりにヨシタツ選手となら物凄い緊張感のある戦いができるんじゃないかなと思ってるんで。4月9日、大阪で開幕戦なんで、俺とヨシタツさんが思ってることが一致すれば、結構いい形になるんじゃないかなと思う」と好感触をつかみ、白星発進を誓っていた。

【入江の話】「自分は2回チャンピオン・カーニバルの出場が流れてしまって、今年、三度目の正直でやっとチャンピオン・カーニバルに出場することになりました。今年のチャンピオン・カーニバル、初出場で初優勝、絶対しますんで、この2022年チャンピオン・カーニバルの優勝者は世界の全てを獲りにきた、この入江茂弘や」

【T-Hawkの話】「まずね、今日、大日本プロレスの野村選手と、我らが#STRONGHEARTSの入江のアニキ、久々組んでやったけど、やっぱり全日本プロレスのリング、刺激ももちろんだけど、熱いものもあって。久々に対戦した同じブロックの芦野祥太郎。やっぱ面白いな。この初出場のチャンピオン・カーニバル、入江さんも言ってたけど、初出場・初優勝、それを狙ってんのはあんただけじゃねぇんだよ。俺だってよ、GLEAT背負って、この全日本プロレスに乗り込んでんだよ。誰が一番GLEATするか? それはもちろん、この俺だ」

【野村の話】「今日ほとんど俺、ヨシタツさんとしか絡んでないんですけど、思ったより僕寄りの選手だったかなと。お客さんはどう思ってるかわからないけど、僕は久しぶりにヨシタツ選手となら物凄い緊張感のある戦いが大阪でできるんじゃないかなと思ってるんで。4月9日、大阪で開幕戦なんで、俺とヨシタツさんが思ってることが一致すれば、結構いい形になるんじゃないかなと思うんで。いい形の試合をしたうえで勝ちたいと思います」


【芦野の話】「クソ。獲られちゃった。久々に入江、T-Hawkと試合して、野村選手は触れられなかったけど、入江とTは久々だね。懐かしい感じしたね。あいつ(T-Hawk)のチョップ100発ぐらい受けてるから、もっと血出るぐらいまで打ってきていいよと。T-Hawkとは(4・11)後楽園で当たるんでね。しかし入江のヘッドバット効くね。でも今日受けといてよかったんじゃないですか。100%対策、食らった瞬間に思い浮かんだわ。あと青柳。お前が投げたから負けたんだぞ、このヤロー。何でパートナー投げんだよ? みんなシングル控えてるけど、お前、後ろから投げることねぇだろ。お前、そういうとこが信用できねぇんだよ。覚えとけよ。次もし同じチームでもお前しか攻撃しねぇからな。青柳は絶対信用できないよ! 全日本プロレスファンの皆様、あいつは信用しちゃいけない。DTAだよ。ドント・トラスト・アオヤギだ」

【ヨシタツの話】「青柳、久々に組んで、昨日のライブ配信でも言ったけど、一番の優勝候補。その可能性あるなって今日思ったね。味方の芦野にジャーマンをする。あの読めない動き、あれは怖いよね。あれは対策しないといけないなと思うし。あと、たっつぁんはねぇな。たっつぁんといえば俺がこの業界に入って一番最初に付き人させてもらった藤波辰爾さんだろ。俺はそんな偉大な名前は背負えねぇよ。呼ぶならタツ兄ぃだな。あと野村、いいね。思ったより良かった。凄ぇいいよ。ああいうタイプ、全日本の若手にいないし、最近ああいうタイプとやったことなかったから、久々にたぎるものあったね。逆に今日やれてよかったと思う。いきなり初戦の相手なんだけど、今日がなかったら俺たぶん油断していってたね。危なかったと思う。今日前哨戦でやれてよかったと思う。今日、結構いいの入れられたからやり返さないとね。ストロングスタイルって言ってたけど、こんなもんじゃないよストロングスタイルって。俺は王道ストロングスタイルだから。もっと上いくから覚悟しといたほうがいいよ。普通に歩いて帰れると思うなってことだよね。We can do it!」

【青柳の話】「いやぁ、何だ? 今日のこの対戦カード。何だ? これ。何つうカード組みやがるんだ、全日本プロレス。ひどいよ。しょっぱいよ! 海水飲まされてる気分だ。塩分が致死量でしょっぱい試合だった。向こうは#STRONGHEARTSだからいいかもしれないけど、俺は何でヨシタツと芦野なんだ? 塩分の高いタッグチーム組みやがって。いいか? チャンピオン・カーニバルはこのダークホース兼ネタ枠の青柳優馬が引っかき回して!…(冷静な口調になって)コロッと優勝もらっちゃうからよろしく」

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