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3/31【全日本】ジェイクが自身初の“有観客優勝"による連覇誓う、入江とT-Hawkは初出場・初優勝宣言 CC・Aブロック会見

 『2022 Champion Carnival』へ向けた会見が31日、東京・新宿のBLACKBOXで行われ、リーグ戦出場選手(羆嵐のみ欠席)が出席。Aブロックは昨年覇者ジェイク・リーが自身初となる“有観客優勝"による連覇を予告し、入江茂弘とT-Hawkはともに初出場・初優勝を誓った。

 全日本50周年イヤーの春の祭典は全12名が出場しての2ブロック制リーグ戦。4・9大阪から4・29名古屋までの8大会で公式戦を行い、各ブロックの1位選手が5・4後楽園大会で優勝決定戦を争う。

 開幕を9日後に控えたこの日、出場選手が出席しての会見が行われた。Aブロックは昨年覇者ジェイク、2017年覇者・石川修司、世界タッグ王者・芦野祥太郎に加え、本田竜輝、入江、T-Hawkの3人が初出場となる。

 ジェイクはジャイアント馬場、スタン・ハンセン、鈴木みのるに次ぐ史上4人目の連覇を狙う。3・21大田区大会での復帰から間もない中で過酷な春に臨むことになるが、「全く問題なし」と断言。初優勝を遂げた昨年はコロナ感染拡大の影響を受けて決勝戦が無観客となってしまったが、「今年はとにかくお客さんが入った状態で最終戦でしっかり2連覇したい」と観客が見守る中での連覇を予告。「俺がやらなきゃ誰がやるのって」との自負も口にした。

 #STRONGHEARTSの入江とT-Hawkはともに初出場となる。過去2回の出場が消滅し、三度目の正直となる入江は「今年ようやくチャンピオン・カーニバル出場することができました。このチャンピオン・カーニバル、初出場で初優勝、思い切り目指していきます」と気合十分だ。特にT-Hawkと同ブロックとなり、「T-Hawkとはずっとここ数年組んで戦ってきてるんですけど、1対1で戦うことがずっとなかったんで。警戒するところもあるけど、二人で戦えること、しかも全日本プロレスのリングで戦えることを自分は楽しみにしています」と4・23千葉大会で組まれているストハー同門対決へ向けて闘志を燃やした。

 一方、T-Hawkも「これだけのメンバーの中に入って試合ができるというのはとても幸せです」と春の祭典へ武者震い。大型の多い中で軽量がハンディとなるかもしれないが、「一番小さな僕がこんだけの大男たちを倒していくというのは見てる方にも勇気だったりとか、パワーだったりとかを与えられると思う」とそれを打破するつもり。「どんな選手と当たろうと自分のプロレスを全うして優勝したい」と己を貫く構えで、「しっかり僕はGLEATを背負って今回のこのチャンピオン・カーニバル初出場で初優勝しっかり狙っていきますので。GLEATにチャンピオン・カーニバル優勝という勲章を持って帰ります」と誓ってみせた。


☆『2022 Champion Carnival』

[Aブロック出場選手]
ジェイク・リー(4年連続6度目の出場/2021年優勝)

石川修司(6年連続6度目の出場/2017年優勝)

芦野祥太郎(3年連続3度目の出場/現世界タッグ王者)

本田竜輝(初出場)

入江茂弘(初出場)

T-Hawk(初出場)


[試合形式及び、得点方法]
◆全12名参加、A・B2ブロック制による公式戦を4.9大阪大会〜4.29名古屋大会の全8大会にて行い、5.4後楽園大会において優勝決定戦を行う

◆優勝決定戦はAブロック1位vsBブロック1位で行う

◆ブロック内で得点上位が2人以上同点の場合は、Aブロックは4.24後楽園大会、Bブロックは4.29名古屋大会にて優勝戦進出者決定戦を行う

◆公式リーグ戦は全て、PWFルールによる30分1本勝負。優勝決定戦および優勝戦進出者決定戦は時間無制限1本勝負で行う

◆勝ち2点、負け0点、時間切れ引き分け1点、両者反則・両者リングアウト・無効試合は0点


[Aブロック公式戦日程]
☆4/9(土)大阪
石川vs入江
ジェイクvs芦野
本田vsT-Hawk

☆4/10(日)浜松
石川vsT-Hawk

☆4/11(月)後楽園
ジェイクvs石川
芦野vsT-Hawk

☆4/13(水)保土ヶ谷
ジェイクvs入江
芦野vs本田

☆4/15(金)新木場
石川vs芦野
本田vs入江

☆4/23(土)千葉
入江vsT-Hawk
ジェイクvs本田

☆4/24(日)後楽園
ジェイクvsT-Hawk
芦野vs入江
石川vs本田

☆5/4(水・祝)後楽園
▼優勝決定戦
Aブロック1位vsBブロック1位


【Aブロック会見の模様】
▼本田「今回このチャンピオン・カーニバル、俺は初出場なんですけど、ここにいる全員、俺がぶっ壊して、このチャンピオン・カーニバル優勝して、そしてこの全日本プロレスの状況ごとぶっ壊してやろうかなって思ってます」

▼石川「今回の出場メンバーで私が最高齢で、最年長ですけど、誰よりも若々しいファイトをして、一番やっぱり石川修司が凄かったというのを証明したいと思ってます。とりあえず開幕戦、入江。GAORAの時に負けてるんで思い切りボコボコにしたいなと思ってます」

▼入江「自分は以前、チャンピオン・カーニバル出場が決まってたんですけど、それが流れてしまって、今年ようやくチャンピオン・カーニバル出場することができました。このチャンピオン・カーニバル、初出場で初優勝、思い切り目指していきます」

▼芦野「Enfants Terribles、そして暴走SUPLEXの芦野祥太郎です。3回目の出場となります。そして今年は所属となっての出場ということで、前年度、その前よりもさらに気合が入ってます。そして開幕戦、大阪でジェイク・リーと当たりますので、ベルトを返上して半年ぶりぐらいに帰ってきたジェイクがどれほどかというのを。世界タッグをもって全日本をずっと踏ん張って支え続けたんで、その心意気っていうのを見せてほしいですね。去年は3分ぐらいでやられちゃったんですけど、今年は1分ぐらいでお前をアンクルロックでタップアウトさせてやるから。他のメンバーも全員タップアウトさせますよ」

▼T-Hawk「みなさん、こんにちは。GLEAT所属、#STRONGHEARTSのT-Hawkです。先日の全日本プロレス新木場大会でも言いましたが、これだけのメンバーの中に入って試合ができるというのはとても幸せです。しっかり僕はGLEATを背負って今回のこのチャンピオン・カーニバル初出場で初優勝しっかり狙っていきますので。GLEATにチャンピオン・カーニバル優勝という勲章を持って帰ります」

▼ジェイク「TOTAL ECLIPSEジェイク・リーです。芦野、お前面白いこと言うな。いいよ。そういえば俺の顔面壊すって言ったヤツどこにいたっけ? そこか。ホント何のために俺のチームに入ったの? まぁ、いいや、そんなこと。去年、最終戦が無観客で行われた。なのでね、今年はとにかくお客さんが入った状態で最終戦でしっかり2連覇したいと思っております」

――ジェイク選手は連覇を狙うが、復帰したばかりで過酷なリーグ戦へ向けてコンディション面は大丈夫?

▼ジェイク「もう全く問題なし」

――連覇にかける思いは?

▼ジェイク「俺がやらなきゃ誰がやるのって」

――所属外で初出場となる入江選手、T-Hawk選手、出場選手の中で気になる選手、反対ブロックで戦ってみたい選手はいる?

▼T-Hawk「やっぱり僕も今回初出場で、おそらく体重は僕が一番軽いと思うんですよ。そんなのあまり関係ないとは思うんですけど、一番小さな僕がこんだけの大男たちを倒していくというのは見てる方にも勇気だったりとか、パワーだったりとかを与えられると思うんで。全員が全員、いわゆる全日本プロレスのレスラーはザ・プロレスラーという感じがするので。僕は体が小さいので憧れてる部分もあったので、しっかりどんな選手と当たろうと自分のプロレスを全うして優勝したいと思ってます」

▼入江「自分はこのブロックで一番戦うのを楽しみにしてるのは自分の前にいるT-Hawk。T-Hawkとはずっとここ数年組んで戦ってきてるんですけど、1対1で戦うことがずっとなかったんで。警戒するところもあるけど、二人で戦えること、しかも全日本プロレスのリングで戦えることを自分は楽しみにしています」

――石川選手が最年長と言われているが、最年少の本田選手は若さを武器にする?

▼本田「このチャンピオン・カーニバルで年齢は関係ないと思うんで。この最年長の石川はとっとと潰して引退してもらおうかなと思ってます」

▼石川「僕はリング上でみんなをボコボコにするだけなんで、リング上で『ごめんなさい』って言わせようと思います」

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