4/10【ZERO1】ペロス軍がZERO1襲来 論外「“火遊び"にエントリーしてやる」

『押忍PREMIUM〜ZERO1旗揚げ20周年&21周年記念大会〜プロレス』東京・両国国技館(2022年4月10日)
○スペル・クレイジー&NOSAWA論外&日高郁人vs菅原拓也&ジェイソン・リー&アンディ・ウー×

　ペロス軍がZERO1襲来。クレイジーがアンディを一蹴して勝利を挙げると、論外はZERO1のリーグ戦・火祭りを“火遊び"扱いし、「火遊びに俺がエントリーしてやる」と宣言した。

　ノアジュニアで暴れ回るPERROS DEL MAL DE JAPONがZERO1に襲来。元ZERO1所属の日高に論外&クレイジーと加えたトリオで、菅原&アンディ&ジェイソンと対戦した。現在はDRAGONGATEで活躍するジェイソンも元ZERO1所属で、ジュニア二冠を保持した経験がある。

　古巣での試合に先発を買って出た日高は、ジェイソンやアンディの変則的な打撃を受けて後手に回ったものの、論外とともにアンディを股間から鉄柱に叩きつけて逆転。あとを受けた論外は四方の観客に手拍子を煽るだけ煽った末に何もせずにクレイジーにスイッチするが、その後もペロス軍がアンディを攻めて試合をリードした。

　菅原が相手になってもペロス軍の連携は冴え渡るが、ジェイソンが論外を蹴り飛ばしてクレイジーにスイング式DDTを決めて逆襲。トペコンヒーロを敢行する。菅原も攻勢に出ると、日高のアイルビーバックに翻ろうされながらも、十三不塔を決めて流れを押し戻した。

　アンディも続く。多彩な足技や空中殺法でクレイジーを圧倒。菅原とジェイソンも加勢に飛び込むと、アンディはランニングニーでかち上げ、バズソーキックの構えに。しかし、これを空転させたクレイジーはラ・ギターラ(両足クロス式変型バックブリーカー)で一気にギブアップを奪った。

　試合が決すると、さっさとリングをあとにした論外は「俺がノア以外の他団体に出てやってるんだから、まずはそこを感謝しろよ。普段出ねえぞ」と上から目線で通告。さらに、「それから1人、変な棒を持ってたよな。なんだZERO1が夏やってる…火遊びだろ? 火遊び。火遊びに俺がエントリーしてやる」と火祭りを“火遊び"扱いしながらエントリーを宣言。言いたい放題にまくし立てたものの、工藤めぐみGMを前にすると、態度をひょう変させ、「本日は出させてくださってありがとうございました」とうやうやしく頭を下げていた。

【試合後の論外&クレイジー&日高】
▼論外「まずZERO1感謝しろよ。俺がノア以外の他団体に出てやってるんだから、まずはそこを感謝しろよ。普段出ねえぞ。それから1人、変な棒を持ってたよな。なんだZERO1が夏やってる…火遊びだろ? 火遊び。火遊びに俺がエントリーしてやる。それだけだ。感謝しろ、俺に。今日出てやったってことを。(工藤GMを前にすると)本日は出させてくださってありがとうございました、工藤GM」

※工藤GMに頭を下げて論外が去っていくと

▼日高「PERROS DEL MAL DE JAPON、こんなもんだろ。何もできなかったな、あいつら。今、先輩は火遊びって言ってたけど、火遊びって言われちゃうぞ、チャンピオン? オメエはまだまだ始まってもねえけど」

▼クレイジー「ZERO1、21周年おめでとう。ムッチャス・グラシアス、ZERO1」

▼日高「ムッチャス・グラシアスだ、バカヤロー」

【菅原の話】「日高郁人、小ずるいワンちゃんになっちゃってんじゃねえよ、コノヤロー。やり足りねえならもう1回やらせろ」