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4/13【NOAH】覇王「まだ途中」、仁王「終わるのは俺じゃない」 敗者改名マッチへ会見

 4・29両国大会で“敗者リングネームはく奪マッチ"を行う覇王と仁王が13日、都内で会見。互いのリングネームへの思い入れを語った。

 両雄は約2年半前の2019年末に、同時にリングネームを改めて金剛入り。覇王は“さとうゆうき"、仁王は“Hi69"からそれぞれ改名し、タッグチームを組みながら、ともにイチから出直す気概で『金剛』メンバーとして歩んできた。

 だが、今年1月に覇王が金剛を離脱すると一転して遺恨関係に。リングネームはく奪マッチでの決着戦が決まった。

 会見で覇王は「名前をかけると言い出した仁王の覚悟、一緒に戦ってきた僕が一番わかってるつもり」としたうえで、「このリングに戦いに来る時、これまでのすべてを捨てて覇王としてやってきました。絶対に失うわけにはいかない。ノアのリングで覇王として誇れるように、このリングネームと一緒に戦ってきたつもりなので、まだまだ今、途中だと思ってます。覇王という名前を守って、これからを戦っていきたい」と力を込めた。

 一方の仁王は「リングネームというのはプロレスラーにとって一番といっていいほど大切なもの」と強調。金剛の船木誠勝からは「負けたらハクション大魔王に改名」を提案され、仁王も受け入れただけに「自分はHi69というリングネームを捨てた時点で新しいレスラーになりました。29日、どちらか一人のレスラーが終わります。でもそれは俺じゃない。仁王、いや、金剛の仁王を必ず守ります」とリングネーム死守を誓った。


【会見の模様】
▼覇王「こんにちは。ノアジュニア正規軍の覇王です。僕が金剛を抜けてから、仁王とは本当に何度も思いをぶつけ合ってきました。名前をかけると言い出した仁王の覚悟、一緒に戦ってきた僕が一番わかってるつもりです。それでも僕はこのリングに戦いに来るとき、自分のこれまでのすべてを捨てて覇王としてやってきました。絶対に失うわけにはいかないんです。両国で仁王に勝って、これからノアジュニアのみんなと戦っていくために、覇王を守ります」

▼仁王「リングネームというのはプロレスラーにとって一番といっていいほど大切なものだと思ってます。すべてをかける。覇王、俺のその覚悟を29日、両国で見せます。リングネームは本当にすべてだと思います。29日、どちらか一人のレスラーが終わります。でもそれは俺じゃない。仁王、いや、金剛の仁王を必ず守ります。以上です」

――それぞれリングネームに対する思い入れを改めて?

▼覇王「覇王という名前はやっぱり誰から聞いても重い名前だと思うんですよ。やっぱりイメージするものはそういう筋肉隆々の男とかかもしれないんですけど、このノアのリングで覇王として誇れるように、なれるように、このリングネームと一緒に戦ってきたつもりなので、まだまだ今、途中だと思ってます。覇王という名前を守って、これからを戦っていきたいと思ってます」

▼仁王「自分はHi69というリングネームを捨てた時点で新しいレスラーになりました。今こんなところで仁王を捨てるわけにはいかないんで。その俺の仁王に対する気持ちっていうのは29日、両国で内容、そして結果で出したいと思うんで見ててください」

――ジュニアだけの両国大会、バラエティに富んだカードが組まれているが、覇王vs仁王でしか見せられないものとは?

▼覇王「それぞれが意味を持った試合になってくると思うんですけども、僕たちは僕たちの思いをただ本当にぶつけ合うだけだと思ってます。もうどっちの名前が重いとか軽いとか、覚悟が重いとか軽いとかじゃなくて、本当にお互いの誇りをかけて戦うので、それを見てもらえればと思います」

▼仁王「愚問ですね、その質問は。当日、見に来てください。それだけです。そしたらわかるはずです」

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