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4/15【後楽園還暦祭】ウナギ&白川と門倉&梅咲の感情爆発 決着つかずも喧嘩ファイト展開

『後楽園ホール60周年 還暦祭 女子プロレス ドリームフェスティバル』東京・後楽園ホール(2022年4月15日)
△白川未奈&ウナギ・サヤカvs門倉凜&梅咲遥△

 ウナギ&白川と門倉&梅咲のタッグマッチは感情が爆発する喧嘩マッチに。相譲らずの時間切れドローとなったが、試合後も激しくにらみ合って遺恨を深めた。

 スターダムで活躍するCOSMIC ANGELSの“ピンク・カブキ"ことウナギ&白川が『後楽園ホール60周年 還暦祭』の第7試合に登場。スターダム参戦経験のある門倉(Marvelous)&梅咲(ディアナ)と対戦した。ウナギは後楽園デビュー。ディアナ4・29後楽園大会では、梅咲と高瀬みゆきが保持するWWWDタッグ王座にウナギ&白川が挑戦することが決まっており、その前哨戦にもなった。

 序盤から両チームは感情むき出しで火花。門倉&梅咲は白川に集中攻撃を浴びせてペースを握る。ウナギが代わって登場すると、流れは逆転。ウナギは同士討ちを誘って、2人にまとめてコードブレイカーを繰り出すと、カカト落としやギロチンドロップを浴びせた。

 ウナギが喧嘩腰にストンピングを連打すると、門倉は「そんなもんかよ?」「もっと来いよ」と挑発。急角度のDDTでマットに突き刺し、ビンタをぶち込む。意地になって倒れないウナギはフロントネックロックで飛びつくが、門倉も負けん気を発揮してブレーンバスターでぶっこ抜いた。ここぞとばかりに、梅咲はフットスタンプを連発して追撃する。

 白川が加勢に入ると、ピンクカブキがトラースキック&ドロップキックを梅咲に見舞って形勢打開。ウナギがコードブレイカーを決めると、あとを受けた白川は顔面への低空ドロップキックなどでたたみかける。門倉が介入すると、梅咲はダブルのドロップキックから反攻。ピンクカブキをロープ際に固定すると、低空ドロップキックを同時に浴びせ、梅咲が残り3分のコール直後にコーナーからプランチャを敢行した。

 勝負を急ぐ梅咲はミサイルキックを白川めがけて発射。だが、ウナギがフェイスクラッシャーで横やりを入れると、ピンク・カブキの大ふへん固め&フェイスクラッシャーがさく裂する。白川はダイビングエルボーパットから必殺のインプラントDDTを狙うも、門倉がトラースキックで介入。白川のローリングエルボーや裏拳、梅咲のドロップキックが交錯し、両者大の字に。白川はコーナーに足を固定してのDDTで勝負に出るも、フォールに入った瞬間、ゴングが打ち鳴らされて、ドロー決着となった。

 ゴングが打ち鳴らされても、場外ではウナギと門倉が乱闘。白川と梅咲も髪の毛を引っ張ってにらみ合う。最後はレフェリーを挟んで両チームが手を掲げたものの、その後も挑発し合った。

 両軍の戦いは還暦祭のお祭りムードの中で、WWWDタッグ前哨戦では収まらない喧嘩マッチに発展。スターダムやディアナマットにも飛び火しそうだ。

プロ格 情報局