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4/20【GLEAT】伊藤が渡辺との三羽烏対決に激勝、飯塚に対戦要求「お前の覚悟見定めたる」

『G PROWRESTLING Ver.23』東京・新宿FACE(2022年4月20日)
○伊藤貴則vs渡辺壮馬×

 伊藤が渡辺との三羽烏対決に激勝。個々の力を高めるべく飯塚に対戦要求を突きつけた。

 飯塚とともに“三羽烏"と称される伊藤と渡辺。3・23新宿大会メインの6人タッグで二人は同士討ちが相次いで60secondsに敗北。伊藤が「最近たるんでるんちゃうか? 根性叩き直したる」と宣言すれば、渡辺も「俺がやってやるよ。自称・大将を俺がぶっ飛ばします」と譲らず。この日の一騎打ちを迎えた。

 開始早々、二人はエルボー合戦で感情をぶつけ合い、渡辺がプランチャを放てば、キャッチした伊藤は腰から鉄柱に叩きつけて先制した。ハイキックは渡辺が鉄柱への誤爆を誘い、対角線を走ってのトペコンヒーロを発射した。その後は消耗戦の様相。渡辺がアンクルホールドで足攻めに出れば、伊藤はセントーン、キチンシンクと腹部攻めで応戦。渡辺をコーナーに乗せて腹部をトーキックで蹴り上げた。

 その後も伊藤がコブラツイスト、ボディシザースで絞め上げた。しのいだ渡辺はドロップキック、ミサイルキックと飛び技に活路を求め、ジャンピングフロントハイキックも見舞った。譲らない伊藤はパワースラム、串刺しニールキックで逆襲。フロントスープレックスでぶん投げれば、渡辺も延髄斬りで譲らず。伊藤がバックドロップで応戦すれば、すぐさまランニングニーをぶち込んだ。

 先に勝機を作ったのは渡辺。張り手連打を浴びせ、伊藤がバックブローやヒザ蹴りで応戦しても、ドラゴンスクリュー、ダイビングエルボーの波状攻撃からスカイツイスタープレスを発射した。続くファイアーバードをヒザで迎撃した伊藤は張り手連打、ランニングローキック、顔面ソバットと打撃の雨。最後はハイブリッジのジャーマンで3カウントを奪った。

 伊藤が渡辺との三羽烏対決に激勝。試合後、「壮馬! やればできるやんけ。お前の覚悟、伝わったよ」と称えた。そして「あとは飯塚優。今日メインの舞台に立てないことホンマにホンマに悔しいと思ってる。俺ら初期メンバーの3人がメインに立たなアカンのちゃうか? 俺と壮馬のシングル、お前はどう見て、どう思って、どう感じたんや? 教えてくれ」と飯塚に向かって投げかけた。

 「今回のこの試合に限らず、俺はGLEATの初期選手として、お前たちのこの戦いに誇りを持ってるよ。確かに他のユニット、いろんなチームに…」。飯塚が返答しようとしたが、伊藤は「もうええ、もうええ。お前のそのチンケなマイク、試合がメインのメンバーに負けてるんちゃうんか」と止めてバッサリ。「俺らはユニットやない。個々の集まりや。だからこそ個々の力をもっともっと強くせんとあかん」との考えを示すと、「だから壮馬とやったようにお前も俺とシングルやろうや」と一騎打ちを提案。「お前の覚悟、俺が見定めたる。俺ら個々の力を他のユニットに見せつけてやろうや」と厳しくも熱いエールを送った。

【伊藤の話】「壮馬、お前の覚悟、俺に伝わったよ。あとは飯塚優。俺らはユニットやない。個々の集まりや。だから個々の力をもっともっと強くせんとアカン。そしたらあのユニットたちに対抗できると思うから。どこでもいいから飯塚優とのシングル組んでくれ。そこでお前の感情むき出しの、全てを出したプロレスを俺にぶつけてくれ。そこでお前の覚悟、俺が見定める」

【渡辺の話】「今日、伊藤さんとシングルマッチをして、結果は俺が負けてしまったけど、伊藤さんとしかできない試合が俺はできたと思ってます。今日をきっかけに三羽烏が一気にGLEATの中心に切り込んで、一気に駆け上がっていく。皆さん、応援よろしくお願いします」

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