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4/20【DDT】KO-D王者・遠藤が挑戦者・上野を酷評「まだまだ薄っぺらい」

 5・1横浜武道館大会へ向けた会見が20日、東京・渋谷のライブハウスduo MUSIC EXCHANGEで行われ、KO-D無差別級王座初防衛戦に臨む遠藤哲哉が挑戦者・上野勇気を「プロレスラーとしての、人間としての薄っぺらさに尽きる」と酷評した。

 3・20両国大会で竹下幸之介を破ってKO-D王者に返り咲いた遠藤が挑戦者を募集し、上野が名乗り。5・1横浜武道館大会でのV1戦が決まった。この日、両者が会見に登場。初戴冠を狙う上野は「いろんな人の熱をもらって挑戦者になりました。大好きなDDTを、無差別級王者の上野勇希として背負っていきたい。素晴らしいチャンピオンの遠藤さんに勝って、僕がチャンピオンになりたい」と意気込んだが、王者の挑戦者評は手厳しいものだった。

 「皆さん、挑戦者・上野勇希に期待してますか?」と疑問符で切り出した遠藤は「レスラーとしてはいいものをもってると思います。ただ、無差別のベルトを巻いてトップに立つ器には達してないと思います。俺から言わせてみれば、まだまだ薄っぺらい人間ですね」とバッサリと切り捨てた。

 「5月1日のタイトルマッチ、俺的にはそんなに注目されてないと思うんです。上野が俺に勝つビジョンが見えてないからだと思うんです」。そう分析した遠藤は「それも含めてプロレスラーとしての、人間としての薄っぺらさに尽きると思います」、「チャレンジャーとしては100点かもしれないけど、チャンピオンとしては0点。チャンピオンにはなれない」と辛らつな言葉を並べ、「今回、俺の役割は上野に挫折を味わわせることだと思います」と容赦なく叩きのめす構えをみせた。

 ここまで酷評されて上野も黙っていられない。「5月1日に向けて、タイトルマッチが盛り上がってないのは、チャレンジャーの僕が薄っぺらいからだけでしょうか? 僕は本気で世界で一番面白いDDTを全力で広げたいし、盛り上げたいし、そのためにチャンピオンになりたい」と反論。「竹下vs遠藤、すごかったです。僕はそれを見て、その遠藤哲哉を倒したいなと思いました」と両国KO-D戦が刺激となっており、「これから世界で頑張るタケ(竹下)がDDTを見たとき、無差別級チャンピオンの上野勇希が面白い試合してるな、挑戦させてもらおうかなって、僕が迎え入れるのも夢です」と竹下の存在を意識しつつ決意を示した。

 また、“鉄人"小橋建太氏が同王座戦の特別立会人に決定。当日「WRESTLE UNIVERSE」でゲスト解説も務める。


☆5/1(日)神奈川・横浜武道館『MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA』12:30開場、14:00開始

▼KO-D無差別級選手権試合
[挑戦者]
上野勇希
vs
遠藤哲哉
[第78代王者]
※遠藤初防衛戦
☆特別立会人:小橋建太

プロ格 情報局