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4/20【DDT】秋山&岡田がCDKと舌戦 KO-Dタッグ戴冠で「感動するような景色をつくりたい」

 5・1横浜武道館大会へ向けた会見が20日、東京・渋谷のライブハウスduo MUSIC EXCHANGEで行われ、KO-Dタッグ王座に挑戦する秋山準&岡田佑介が王者クリス・ブルックス&高梨将弘と舌戦を展開し、「チャンピオンシップを見て感動するような景色をつくりたい」と戴冠後を描いた。

 秋山&岡田のバーニング師弟タッグがビッグマッチ横浜武道館でKO-Dタッグ王座に挑む。4・10後楽園大会で「秋山さん、俺とKO-Dタッグ、一緒にいってください」と訴え、挑戦を決めた岡田は「挑戦表明したときから、バックステージのコメント、SNSでも散々言って、言い足りない部分もあって。熱が僕のなかで上がってきて、それを発信し続けてきた」と自負。一方で王者組からの反応に「チャンピオンチームからのアクションは薄っぺらいものだなと。タイトルマッチをやるにあたって、熱量があって、盛り上がっていくもんだと思うんですけど。高梨さんからはぐうの音も出ないと。チャンピオン自ら、そういうことを発信して。作戦なのかもしれないけど、チャンピオンがそんなこと言ってどうすんのって。チャンピオンの熱量に疑問がある」と不満を口にした。

 一方、「レフェリーは厳格でリングで一番偉いんだ。レフェリーを道具のように使うな」とCDKの戦い方に怒りをむき出しにしていた秋山は「僕は彼らに散々言ってきたので。彼らにどうやって、このタッグを盛り上げるのかを聞きたい」と要求した。「僕たちは巧さを表現したいとか盛り上げるためにやってるわけじゃなくて、勝ちたいから。たまたま、そこに木曽(大介=レフェリー)さんがいるからやってしまってるだけ」と説明する高梨に、秋山は「たまたま、そこに松井(幸則=レフェリー)さんがいてもやるのか? なんなら和田京平さんがいてもやるのか?」と詰問。「そのときになってみないと分からない」と答えを濁す高梨に「やるんだったらやれよ。木曽さんにだけやって、松井さん、和田さんがいて、やらないんじゃなくて。それがスタイルというなら、それを通せよ」と迫った。

 高梨は「そのときそのときに一番勝てる方法を選んでると思っております。実際、僕たちはそんなに勝ってるチームというわけでもないんで、どんな手を使ってでも」と反論。ブルックスは「僕はDDTが25年間、既存のプロレスファンを驚かせるようなことをやり続けてることにインスパイアを受けて英国からやってきた。それこそがDDTのスタイル。プロレスを否定していることにはならない。レフェリーが巻き込まれるのは偶然」と主張した。

 ここでYouTubeでの生配信のコメント欄にさくらえみから「王者になった後の展望が聞きたい」とのコメントが入った。これに秋山は「僕は入ったときから、チャンピオンシップを見て感動して。先輩方がやったタイトルマッチを見て感動して、泣いてた人もたくさんいて。この前の遠藤(哲哉)と竹下(幸之介)の試合を見て泣いてる人がいて。僕はチャンピオンになったら、そういう景色をつくりたいと思います」と決意表明。「レフェリーを使ってやる試合ではそれを生まないと思ってるから。それでも君たちはそういう風にやると思ってて。お互いに違うスタイルの人間がリングで戦うのも面白い。さくらえみさん、僕がチャンピオンになったら、そういう試合をしたいです」と戴冠後を描いていた。

☆5/1(日)神奈川・横浜武道館『MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA』12:30開場、14:00開始

▼KO-Dタッグ選手権試合
[挑戦者]
岡田佑介
秋山準
vs
高梨将弘
クリス・ブルックス
[第73代王者]
※ブルックス&高梨2度目の防衛戦

プロ格 情報局