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4/20【DDT】光留が3年ぶり参戦へ「やっちゃいけないことをやってやろうと考えてます」

 5・1横浜武道館大会へ向けた会見が20日、東京・渋谷のライブハウスduo MUSIC EXCHANGEで行われ、3年ぶりのDDT参戦となる世界ジュニアヘビー級&IJタッグ2冠王・佐藤光留が「久々にやっちゃいけないことをやってやろうと考えています」と予告した。

 パンクラス出身の光留は2008年からDDTに参戦し、中澤マイケルと「変態團」を結成。2010年にはHARASHIMAを破ってKO-D無差別級王座にも就いたが、2014年1月でレギュラー契約を満了。その後は全日本、自身のプロデュース興行「ハードヒット」などで活躍し、現在は全日本の世界ジュニア、天龍プロジェクトのIJタッグ両王座を保持している。

 DDT参戦は2019年4月17日の『酒呑童子5周年興行』以来、3年ぶり。縁が深いHARASHIMAとタッグを結成し、樋口和貞&坂口征夫のEruptionコンビと対戦する。光留はDDT参戦当時のトレードマークだったメイド服姿で会見に出席。「久しぶりにDDTにお呼ばれしたんで、中澤マイケルと変態團復活だと思って、気合入れてメイド服で来たら全然違いました。もう少し、お帰りなさい的なテンションかと思ったら、征夫さんはとんでもない曲で入場してるし、樋口選手は昔見た頃とちょっと違うなって感じだし、恐怖に思って興奮してます」と武者震いした光留は、「生まれたのはパンクラスですが、僕をプロレスラーとして育ててくれたのはDDTだと思ってます」とキッパリ。「当時、僕がいたDDTから旅に出てるつもりで今もプロレスをしています。久々に帰ってきて大暴れしたい」と意気込んだ。

 最近のDDTについて問われ、光留は「前はプロレス界でやっちゃいけないことの集合体だと思ってましたが、今はやっていいことを含めた集合体」と分析。「なので、久々にやっちゃいけないことをやってやろうと常々考えています」と宣言した。自身が戦っていた当時のテイストを今のDDTにもたらすつもりで、「選手で“これは"っていうのは、僕がいたDDTの頃よりいない。それって雑誌とかニュースで受ける印象なんで、そういう選手がいたら、裏で“メイド服着ない"ってスカウトしたい」との意向も示していた。

☆5/1(日)神奈川・横浜武道館『MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA』12:30開場、14:00開始

▼スペシャルタッグマッチ
坂口征夫
樋口和貞
vs
佐藤光留
HARASHIMA


【HARASHIMAの話】「僕にとって、とてもスペシャルなタッグマッチです。光留とはすごい久しぶりになるんだけど、2010年にタイトルマッチやったりとか、昔のDDTを知ってる人間なんで、とても楽しみです。あと、坂口さん、樋口。僕から見て、この3人に共通して言えるのは、全力でバチバチやり合える仲なので、そんな4人で戦えるのは楽しみです」

【坂口の話】「光留さんは自分が初めて獲ったタイトル(KO-Dタッグ)のパートナーであり、総合からプロレスに進む道をつくってくれて、DDTに招いてくれた方で思い入れが深い。佐藤光留、中澤マイケルがいなかったら、DDTの坂口征夫はなかったと言っていいくらい。光留さんが旅立って、自分とHARASHIMAさんは、このリングに立ち続けてる。今回、(KO-D無差別級王座戦に出る)上野勇希、(DDT UNIVERSAL王座戦に出る)MAO、自分のパートナーの樋口和貞は、光留さんが知らないDDT。いろんなことに対処できて強い樋口に関しては、光留さんの知らないDDTを堪能してもらいたい」

【樋口の話】「佐藤光留が知らないDDTを体現しておりますけど、自分としては坂口征夫、佐藤光留、HARASHIMAの3人がいたDDTを体感したことがない。自分の知らないDDTを体感させてもらった上で、今のDDTを生きてる自分が叩き潰してやろうと思っております」

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