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4/23【全日本】入江とT-Hawkが揃って足踏み ストハー対決は激闘ドロー

『2022 Champion Carnival』千葉・2AWスクエア(2022年4月23日)
Aブロック公式戦 △入江茂弘vsT-Hawk△

 入江とT-Hawkの#STRONGHEARTS対決は激闘の末に時間切れドロー。ともに失点1で足踏みを余儀なくされた。

 入江とT-Hawkはともに初出場・初優勝を誓い、開幕前から意識し合っていた。ともに首位タイで迎えたこの日の4戦目でストハー対決が実現。期待にたがわぬ熱戦を繰り広げた。

 同門でも当然、両者に妥協は一切なし。入江がエルボー、T-Hawkが逆水平を真っ向から打ち合った。T-Hawkが右腕攻めで流れを作れば、入江もブラックホールスラム、パイルドライバーと大技を重ねて譲らず。T-Hawkがすぐさまウラジゴクで逆襲すると、入江はフライングヘッドバットで応戦した。

 その後も両者はエルボーと逆水平のラリーなど壮絶な意地の攻防を展開した。もはや二人は時間配分など意識しておらず、ともにフルスロットル。入江が頭突きを連打すれば、T-Hawkはナックルパンチ連打で徹底抗戦した。ともに足をふらつかせながらも引かず。T-Hawkが「アニキ! 男と男の勝負だ! まだやれんだろ!?」と投げかけると、入江も当然呼応。右ストレートと張り手を交互に打ち合った。

 終盤にはT-HawkがBTボム、入江がタズミッションで勝機を作ったが、いずれも決め手とならず。あっという間に30分が経過し、タイムアップを告げるゴングが鳴らされた。

 ストハー対決は全身全霊を込めた真っ向勝負の末に決着つかず。勝ち点1を分け合った。最終公式戦は明日4・24後楽園大会。入江が芦野、T-Hawkがジェイクとそれぞれ対決し、ともに勝利すれば決勝進出決定戦にもつれ込むことになる。

 試合後はともに疲労困ぱい。「あんなにやってもT-Hawk倒せねぇのか」と悔しがった入江は「二人で明日、勝てば決定戦だろ。もう一回試合して、T-Hawkから必ず3つ獲ってAブロック代表、入江茂弘がいく」と決着戦を見据えた。一方、T-Hawkも「日本人であんだけパワフルで、あんだけ機敏で、あんだけプロレスにおいてスマートに考えられるレスラーが同じチームにいると思うと、チャンピオン・カーニバル関係なく俺は幸せもんだ」と入江に敬意。ジェイクとの最終公式戦へ向けて勝算ありとばかりに「おめぇはな、弱点はねぇよ。だけどな、そこがお前の弱点だ」と意味深長に豪語してみせた。

【入江の話】「クソ、あんなにやってもT-Hawk倒せねぇのか。でもT-Hawkも自分も同点だろ? 二人で明日、勝てば決定戦だろ。もう一回試合して、T-Hawkから必ず3つ獲ってAブロック代表、入江茂弘がいく。2022年チャンピオン・カーニバル優勝するのは、この入江茂弘や」

【T-Hawkの話】「世界各国、回ってきて、日本人であんだけパワフルで、あんだけ機敏で、あんだけプロレスにおいてスマートに考えられるレスラーが同じチームにいると思うと、チャンピオン・カーニバル関係なく俺は幸せもんだ。だけど、まだチャンピオン・カーニバル…ジェイク・リー! おい、おめぇはな、弱点はねぇよ。だけどな、そこがお前の弱点だ」

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