5/5【NOAH】ニンジャ・マックがノアと年間契約 初来日1週間で一躍人気者に
『Dream on 2022』東京・後楽園ホール(2022年5月5日)
○ニンジャ・マック&丸藤正道&YO-HEYvs拳王&大原はじめ&タダスケ×
ノアは5日、初来日で一躍人気を博したアメリカの覆面忍者戦士ニンジャ・マックと1年間のレギュラー契約を締結すると発表した。
ニンジャは4・29両国大会からノアに参戦。ほぼ未知のマスクマンながら特異なキャラクターと独創的な動きで一躍人気者となった。
今来日最後の一戦なったこの日(5日)の後楽園大会では丸藤正道&YO-HEYと組んで、拳王&タダスケ&大原の金剛トリオと対戦。丸藤、YO-HEYとの連係を披露する適応能力の高さをみせながら、今宵も3連続バク転からのケブラーダを繰り出すなどして大きな手拍子を巻き起こし、最後はニンジャボム(多回転式ローリングセントーン)を投下してタダスケを仕留めてみせた。
今宵も日本のファンのハートをがっちりつかんでみせたニンジャは、バックステージでノアと年間契約を結んだことをサプライズ発表。サイバーファイト副社長も務める丸藤が「彼はレギュラー外国人として、我々プロレスリング・ノアと、専属外国人として1年契約してくれた」と明かした。
マスク越しからも感激の面持ちが伝わってくるニンジャも「本当に一生懸命力を尽くして頑張っていきます。どこかでベルトに挑戦するチャンスがあれば、必ず自分の腰に巻いて、どんどんどんどん団体を引っ張っていかれるような存在としてやっていきたいと思います」と王座挑戦も視野に入れながら決意表明した。
カウボーイの米テキサスからやってきた英語ネイティブの忍者で、正座で対戦相手を待ち、忍者にも関わらず中国式の拱手で礼。両手をクロスさせながら胸に置くのが決めポーズ。試合になれば忍び足で動きつつ、キリモミ式の多回転やバク転連発を随所で織り交ぜながら恐れ知らずのアクロバティックファイトを展開。両国や後楽園でその日一番の手拍子をさらい、“若干怪しげで、愛嬌のあるスゴいヤツ"として、一気に認知された。この日を最後に一時帰米するが、7月にも再び来日する予定だ。方舟の乗組員にまさかの“忍者"が加わった。
【試合後の丸藤&YO-HEY&ニンジャ】
▼丸藤「ニンジャ、センキュー。ありがとう」
▼ニンジャ「ドウモアリガトウゴザイマス」
▼YO-HEY「ありがとう、ニンジャ」
▼丸藤「ニンジャは一旦帰るんですけど、こんだけ1回でファンの心を鷲づかみにした」
▼YO-HEY「全部持っていったぐらい」
▼丸藤「全部持っていった、そんなヤツなかなかいないよ。また7月に戻ってくる。その7月に戻ってくるというのは、彼はレギュラー外国人として、我々プロレスリング・ノアと、専属外国人として1年契約してくれたんで。次に7月来る時、もっともっと多くのファンの人たちに見てもらえたら嬉しいな。全国のね。見てくれたら嬉しいね」
▼YO-HEY「自分らも負けていられないですしね。いいモチベーションになります」
▼ニンジャ「まずプロレスリング・ノア、素晴らしい機会を与えてくれてありがとうございます。賭けをして、ニンジャ・マックを日本に呼んでくれたことを凄く嬉しく思っています。素敵な日本に来れたことをとても嬉しく思っています。これからはプロレスリング・ノアに懸けてもいい。これからプロレスリング・ノアはどんどん上に上がって行きます」
▼丸藤「ベルトも狙っていって。ノアの一員、ファミリーだから」
▼ニンジャ「本当に一生懸命力を尽くして頑張っていきます。どこかでベルトに挑戦するチャンスがあれば、必ず自分の腰に巻いて、どんどんどんどん団体を引っ張っていかれるような存在としてやっていきたいと思います」