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5/5【NOAH】獄門鬼降臨、北宮がエルガンとGHCタッグ挑戦表明 ワグナーJr.をメイン監獄葬

『Dream on 2022』東京・後楽園ホール(2022年5月5日)
○マサ北宮&潮崎豪&田中将斗&稲葉大樹vs杉浦貴&鈴木秀樹&レネ・デュプリ&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.

 マイケル・エルガンとの“日加タフガイタッグ"を結成したマサ北宮が、ノア後楽園2連戦の“大トリ"を飾るメインイベントでGHCタッグ王者のワグナーJr.を監獄固めで撃破。早速GHCタッグ王座挑戦を表明した。

 前夜の後楽園初日では、デュプリ&ワグナーJr.組が約2年ぶりに王座奪還に成功。その翌日の王者初戦で立ちふさがったのが北宮だった。

 潮崎&田中&稲葉とのカルテットで、杉浦&鈴木&デュプリ&ワグナーJr.の杉浦軍カルテットと激突。エルガンがセコンドに就くなか、序盤からデュプリと真っ向からやり合うと、終盤にはワグナーJr.と火花。ワグナーJr.必殺のムーンサルトを自爆させ、すかさず監獄固めに持ち込んだ。デュプリのカットを許しても王者二人をまとめてスピアーでなぎ倒すや、足に力が入らずにワグナーJr.が崩れたところでひざ裏へのスピアーを発射だ。続けざまにエグいニークラッシャーからの監獄固めで絞めに絞め上げ、ギブアップを奪い去った。

 メインに久々に獄門鬼が降臨。すかさず相棒エルガンとともにデュプリ&ワグナーJr.と向き合った北宮は「ヘイ、チャンプ。レネ&ワグナー、ネクスト・チャレンジャー・イズ・マサキタミヤ&ビッグマイク・エルガン」と武骨な英語で挑戦を表明。返す刀で「エルガンの思いに応えないわけにはいかないんだよ。最短距離でベルトにたどりつく!」と観衆に公約して、後楽園2連戦を締めくくってみせた。意気投合した4・30両国大会からわずか6日。日加タフガイコンビがGHCタッグ戴冠を早くも射程圏にとらえた。

【試合後のエルガン&北宮】
▼北宮「新チャンピオン、昨日の今日で大変申し訳ないけど、このように実力行使して挑戦まで歩み寄ってんだ、こっちは。エルガンと組んで、せっかくたくさんの外国人が日本に帰ってきて動かないわけにはいかないんだよ。こっちの気持ちもくみ取ったうえで、俺が正解を出して、ここまで辿り着いた。センキュー」

▼エルガン「世界中がマサ北宮の強さを見ただろう。そして、俺も負け知らずでここまで来ている。俺たちこそが次のGHCタッグ王者に相応しい2人だろ?」

▼北宮「そういうことだ。もう止まってられない。突っ走るのみだ、ベルトまで。以上」

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