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5/10【CyberFight】CF祭典へDDTトリオに不穏ムード 丸藤「もう安心、僕らの勝ち」

 CyberFightグループの祭典『CyberFight Festival 2022』(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)に向けた会見が10日、都内ホテルで開かれ、ノア勢と激突することが決まった遠藤哲哉&秋山準&樋口和貞のDDTトリオに不穏ムード。対する丸藤正道は「もらったようなもん」と早くも勝利を確信した。

 DDTの現KO-D無差別級王者・遠藤は祭典で対ノアの6人タッグマッチに出場。秋山&樋口と組んで、丸藤正道&小峠篤司&稲村愛輝組と対決することになった。約3年前の一騎打ちで丸藤に敗れている遠藤は「狙うのは丸藤正道選手の首一つだと思ってます。天才の首を狩って持って帰ります」と力強く宣言した。

 ただ、遠藤と秋山は“バーニング"で同ユニットだが、樋口が属するのは“イラプション"。会見で樋口は「何でこの二人と組まなきゃいけないのかなという気持ち。こうやって組んだからには自分は自分のやり方でノアを倒しにいく」と不満をにじませながら、独立独歩を強調したものの、すかさず秋山は「ダメだよ、それじゃ。ノアの象徴・丸藤選手が出てきてるんだから、DDTとして3人でちゃんとガチっと力を合わせて丸藤を倒す。それが一番だ。な、分かった?」と“圧"をかけた。

 当然、樋口も反発して秋山とにらみ合いに。不穏ムードが包むDDTサイドを横目に、丸藤は「もうこっちがもらったようなもんですね。勝手に仲間割れしてもらっても構いませんし、仲めちゃめちゃいいですよ?俺ら。もうひと安心ですよ。僕らの勝ちですね」と早くも勝利を確信した様子だった。

【会見の模様】
▼稲村「プロレスリング・ノア稲村愛輝です。サイバーファイトフェス、このようなカードで、この対抗戦で戦えることを光栄に思います。ノアでやってきたことをすべて出して、必ず勝ちたいと思います。前々回の武道館では秋山さんと戦って、自分の中でとても悔しい思いがあったので、そのリベンジも個人的にできたらと思っております」

▼小峠「プロレスリング・ノアの小峠篤司です。サイバーファイトフェス、フェスティバル、お祭りですけど、ノアジュニアの選手たくさんいますけど、自分がここに入ったことはひじょうにおいしいなと思ってますので、当日はぶちかましてやります」

▼丸藤「丸藤です。DDTさんと絡むのはひじょうに久しぶりになるんですけど、パートナーの稲村、小峠に関しては、僕はこういう時の試合で絶対的な信頼もありますし、これが対抗戦なのか、交流戦なのか、どういう形になるのかはわかりませんが、僕と秋山さんのようなオジサンは慎ましやかにこの試合をしたいと僕は勝手に思ってます。この若い選手の絡み、僕はひじょうに楽しみです」

▼樋口「DDTプロレスリング、Eruptionの樋口和貞です。今回この対戦カードが組まれたことで、個人的には何でこの二人と組まなきゃいけないのかなという気持ちがありますね。思うところはいろいろあるので。でも、こうやって組んだからには自分は自分のやり方でノアを倒しにいくんで、この二人にはそれに付き合ってもらおうかなと、そういうふうに考えております」

▼秋山「秋山です。(※樋口に)ダメだよ、それじゃ。ノアの象徴・丸藤選手が出てきてるんだから、DDTとして3人でちゃんとガチっと力を合わせて丸藤を倒す。それが一番だ。な、分かった?」

▼遠藤「DDT、バーニングの遠藤哲哉です。このサイバーファイトフェスでKO-D無差別級のカードが組まれなかったんですけど、僕自身はいつでも戦う準備はできてました。ただ、代わりにこういう刺激的なカードを組んでくださったので、サイバーファイトには感謝したいと思います。僕個人としてはチャンピオンとして、このタッグマッチに組まれたということで、狙うのは丸藤正道選手の首一つだと思ってます。本人は慎ましやかに試合をしたいと言ってますけど、天才の首を狩って持って帰りますので、サイバーファイト、遠藤哲哉から目を離すな」

――DDT勢から集中砲火されたが?

▼丸藤「それはレスラー冥利に尽きる部分ではありますけども、俺の首を狙ってる間に僕のこのパートナー二人がガッツリ主張してくれると思うので、DDTの皆さんにはお気をつけ下さいと逆に言いたいですね。しかも何かそちら、仲悪いんですか? もうこっちがもらったようなもんですね。勝手に仲間割れしてもらっても構いませんし、仲めちゃめちゃいいですよ俺ら」

▼秋山「(樋口に向かって)お前な、俺ら3人でしっかり力合わせて丸藤叩くんだよ。なぁ? だから力を合わせてやらないといけないんだよ。お前がそうなんだったら小峠ぐらいに勝つしかないだろアホ。しっかりやれ」

▼丸藤「秋山さんにこんな口きくようなヤツ、僕は初めて見ましたけどね。もうひと安心ですよ。僕らの勝ちですね」

――KO-D王者としてどのようにまとめる?

▼遠藤「樋口っていうのは頭の固いところがあるんで、どうしましょうかね(苦笑) 中も外も固いんで。でも、そうですね。まだあと1ヵ月ぐらいあるのかな。ちょっとずつプライベートとかで仲を、距離を縮めていきたいと思います」

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