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5/15【スターダム】なつぽい「ドロッドロの試合がしたい」 たむと一騎打ちに同意

『STARDOM 後楽園ホール大会』東京・後楽園ホール(2022年5月15日)
4vs4イリミネーションマッチ ○桜井まい&なつぽい&ジュリア&テクラvs中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ&月山和香×

 なつぽいとたむが一騎打ちに同意。なつぽいは「ドロッドロの試合がしたい」と感情むき出しの戦いを予告した。

 Donna del Mondoのジュリア&なつぽい&テクラ&桜井と、COSMIC ANGELSのたむ&白川&ウナギ&月山がイリミネーションマッチで対戦した。5・28大田区大会では、ジュリア&桜井がゴッデス王者のコグマ&葉月に、テクラがハイスピード王者のAZMにそれぞれ挑戦。また、なつぽいは大江戸隊相手に舞華&ひめかと保持するアーティスト王座防衛戦を控えている。ビッグマッチに注目が集まる中で、なつぽいが新たな動きを見せた。

 試合はウナギがジュリアに猛攻を仕掛けてチャンスを掴んだものの、ジュリアはパートナー・桜井の援護受けて逆襲に転じ、グロリアスドライバーでウナギを最初の脱落者に追い込んだ。テクラや白川、ジュリアもオーバー・ザ・トップロープで姿を消す。

 ここで向かい合ったなつぽいとたむが熱闘を展開。エプロンでもスリリングな攻防を繰り広げ、エプロンジャーマン合戦でも火花を散らした。たむは断崖式ジャーマンこそ不発に終わったものの、サードロープに足を引っかけて逆さ吊り式ドラゴンスリーパーに捕獲。なつぽいがなんとかしのいだところで、桜井と月山が同時にドロップキックを放ち、2人揃って脱落となった。残った桜井と月山に勝負は託される。

 2人は感情むき出しでやり合うと、スターダム初勝利を目指す月山が猛攻。得意の極楽ドン(両腕クロス式変型ボム)も決まるが3カウントは奪えない。丸め込み合戦も互角の展開となったものの、最後は桜井が足かけ式の変型エビ固めで押さえ込み、接戦を制した。

 COSMIC ANGELSを離脱してから急成長を見せている桜井が決定打を決めて、Donna del Mondoが勝利。試合後も桜井と月山は感情むき出しで乱闘を繰り広げたが、それに感化されたのか、なつぽいが動いた。

 マイクを持つと、「たむちゃんさ、最近のたむちゃん、気持ち悪いよね。引退でもすんの?」とたむに投げかける。たむが「引退なんかするわけないだろ、バーカ!」と返答すると、なつぽいは「じゃあ、ただ年取っちゃっただけか。たむちゃんのこと嫌いだけど、今のたむちゃんはもっと嫌い。ベルトを落とした時から、感情むき出しのたむちゃん消えちゃったのかな」とさらに挑発した。なつぽいは昨年4月に当時ワンダー王者だったたむに挑戦。ベルト奪取を逃したが、その頃と比べて、今のたむのファイトに納得がいかないらしい。

 ムッとした表情のたむが「お言葉ですけど、なっちゃんこそ、最近楽しんでプロレスしているようには見えないけど。引退しちゃえば」と指摘。引かないなつぽいは「私が引退したら、たむちゃんが楽しむでしょ? 私はあの白いベルト戦以上の、もっとドロッドロの試合をたむちゃんとしたい。シングルしない?」と要求。たむは「いいよ」と返答し、両者の一騎打ちが急浮上した。

 バックステージでもなつぽいは「久しぶりにドロッドロの昼ドラしようね」とアピール。感情むき出しの戦いを予告した。

【桜井の話】「月山。初勝利したくて、闘志メラメラみたいだけど、私も同じく悔しい思いはいっぱいしてるんだよ。だから、お前には絶対に負けたくない」

【なつぽいの話】「たむちゃん。久々にドロッドロの昼ドラしようね。ポイ!」

【試合後のたむ&白川&ウナギ&月山】
▼月山「……(悔しさを噛みしめて涙ぐむと、たむとウナギが肩に手を回す)」

▼たむ「悔しいよね。コズエンにいてよかったって思えるように、思ってもらえるように、私たちも支えるし、どんだけでも練習付き合うから」

▼白川「全然ダメとかじゃないんだよ。あと一歩なんだよ。でも、あと一歩に到着するのが難しいって時って凄い苦しくなるじゃん?」

▼たむ「一番苦しいね」

▼白川「そう。でも、絶対折れないでね。折れない限り、私たちがついて、味方するから大丈夫」

▼たむ「なっちゃん。私もあんたと戦いたかった。フフフ。COSMIC ANGELS、まだまだ。大逆襲するから。私たちを信じてついてきてください」

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