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5/17【新日本】リンダマンがDOUKIに敗戦も 「初戦で負けたヤツの優勝確率」主張

『BEST OF THE SUPER Jr.29』山形・酒田市国体記念体育館(2022年5月17日)
Bブロック公式戦 ○DOUKIvsエル・リンダマン×

 初出場のリンダマンがスーパージュニア初戦でDOUKIに敗れたものの、90%以上の「スーパージュニア初戦で負けたヤツの優勝確率」を持ち出し、「DOUKIには可能性がなくなり、このリンダマンには優勝の可能性がまだ残ってるってことだ」と強気に主張した。

 GLEAT、#STRONGHEARTSのリンダマンは3・1武道館大会で新日本初参戦。ラブコールを送り合っていたデスペラードとの初遭遇が実現した。そしてスーパージュニア初出場も実現。この日、初戦に臨み、DOUKIと対決した。

 後頭部への低空ドロップキックで先制したリンダマンは元気いっぱいに躍動。ロープに乗せてのネックブリーカードロップで叩きつけ、DOUKIの反撃をドロップキックで黙らせて主導権を渡さず。一本背負い、DDT、ミサイルキックの波状攻撃で流れを作った。

 このまま終われないDOUKIも延髄斬りで反撃。イタリアンストレッチNo.32で絞め上げた。耐えたリンダマンはパワーボム、クマゴロシと大技を重ね、高速ジャーマンでぶん投げたが、タイガースープレックスを決められず。これを土遁の術で切り返したDOUKIがスープレックス・デ・ラ・ルナを爆発させて逆転勝利を決めた。

 リンダマンが初戦黒星を喫し、スタートダッシュに失敗した。開幕前に出場全選手を研究し、対策を練って臨んだはずだったが、「今日のDOUKIはいつものDOUKIじゃなかった」と「計算違い」で敗戦に終わった。

 それでもリンダマンは前向き。DOUKIへの雪辱を誓ったうえで、「スーパージュニア、リーグ戦初戦で負けたヤツの優勝確率、知ってるか? 90%以上だ」と主張。「DOUKIには可能性がなくなり、このリンダマンには優勝の可能性がまだ残ってるってことだ」と優勝に近づいたことを強調した。

 明日18日はホームリングのGLEAT後楽園大会を控える強行軍。入江茂弘とのG-REX王座V2戦に臨む。「GLEATのYouTubeで生配信あるから、そっちでもよかったら見てくれよな」とちゃっかりアピールしたリンダマンの次戦は5・19八戸大会のティタン戦。GLEATの王者としてスーパージュニアの栄冠を勝ち取るためにも、明日G-REX王座を死守したいところだ。

【DOUKIの話】「ヘッ…リンダマン、お前と、お前の言葉に納得したすべての人たちに、この言葉を贈ろう。ざまあみろ。ヘッヘッヘ、ざまあみろ。ホントに言っちゃうよ、ざまあみろ。リンダマン、お前がよ、サクッと行けると思ってた相手にやられる気分はどうだ? それにリンダマンのコメントに、“あぁ確かに"とか“的を射てるわ"とか“的確だ"とか思っちゃったすべてのクソヤローども、心底ざまあみろと思うよ。リンダマン、お前、強ぇな、やっぱり。『(BEST OF THE)SUPER Jr.』にエントリーされるだけのことはあるよ、やっぱり。3年前の俺だったら、もしかしたら負けてたかもしんない。でもな、これが新日ジュニアだ。そう簡単にいくと思うな。なんか言ってたな、ほかにも。今の俺のスタイルじゃ、もう天井だって? まぁ、それもお前の一つの考えだ。俺はよ、自分のやってきたスタイル、変えるつもりはない。自信があるからな。まぁ人間だからさ、最善手とかそういうのあると思うけど、俺は自分のスタイルを今さら変えるつもりはないよ。お前の考えもあるし、俺の考えもある。見てるヤツらだって、いろんな考えがあるだろうな。でもな、今日、この瞬間に関しては俺の方が正しかったみたいだな。リンダマン、悔しかったら、またいつでも相手になってやる。そん時までにな、俺もコメント力、もうちょっと磨いとくよ。さて、これで終わりじゃねぇぞ。まだ1戦目だからな。(※集まった記者に向かって)わかってるよな、お前ら? 俺の次の対戦相手、わかるヤツいるか? (※返答がない)オイ、ふざけんなよ、もう4年目だぞ。いい加減、わかってんだろ、俺のパターン? 毎回、聞いてんだろ、オイ? 言ってみろ、次の対戦相手。(※誰も答えない)ホントにわかんないのか、お前? 笑ってんじゃねぇよ、コノヤロー。知ってんだよ、ホントは。(※ここから英語で)ウィーラー・ユウタ、ウィーラー・ユウタって人間がどんなヤツなのか、どんなキャラなのか、(試合の)スタイルさえも知らない。でもお前の名前だけは知ってる。ウィーラー・ユウタは2022年(プロレス界で)最も話題になってるヤツだ。ウィーラー・ユウタはシンデレラボーイだ。世界がウィーラー・ユウタを欲している。世界中がウィーラー・ユウタを見たがってる。そんな中で俺があいつに勝ったら、どうなるかな? アメリカに行っちゃうのかな? (※不気味に笑い)俺があいつに勝って、話題の的になってやる」


【リンダマンの話】「(※コメントスペースにたどり着くなり崩れ落ち、フロアに顔を突っ伏す。しばらくして顔を上げ、フロアに座り込んだ状態で)あぁ、チャンピオンとして、GLEATのチャンピオンとして挑んだ『BEST OF THE SUPER Jr.』、初戦でまず1敗だよ、クソッ。全部の選手を見て、全部の対策を立ててきたつもりだったけど、今日のDOUKIはいつものDOUKIじゃなかった。つまりは、今から当たるほかの選手も、今まで以上の力を持ってると。俺の計算違いだ、あぁチクショー。だけどな、2つ言いたいことがある。DOUKIとは、ここで終わらせるつもりはないわ。あんだけ俺に突っかかって来て、俺があいつのことコケにしてやってんのに、俺が負けたまま引き下がるわけにはいかないからよ。あと、これ負け惜しみじゃないけど、『SUPER Jr.』、リーグ戦初戦で負けたヤツの優勝確率、知ってるか? 90%以上だ。獣神サンダー・ライガーが全勝優勝した、その時以外はリーグ戦初戦、みんな優勝者は負けてるんだ(※ほかにプリンス・デヴィットが全勝優勝を果たしている)。どういうことかわかるか? (※フロアに置いていたベルトを手にして軽く叩いて)DOUKIには可能性がなくなり、このリンダマンには優勝の可能性がまだ残ってるってことだ。信じるか信じないかはあんた次第。東京に帰って、入江茂弘とのタイトルマッチ。GLEATのYouTubeで生配信あるから、そっちでもよかったら、見てくれよな」

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