5/17【WWE】「俺たちが輝く瞬間をつくる番だ」 30年ぶり英国スタジアムイベントへコーディ・ローデス インタビュー
コーディ・ローデスが30年ぶりの英国スタジアムイベント『WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル』へ向けてインタビューを受け、「今度は俺たちの出番だ。俺たちが輝く瞬間をつくる番だ」と意気込んでいる。
『WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル』は現地時間9月3日、ウェールズのカーディフにあるプリンシパリティ・スタジアムで開催される。WWEの英国でのスタジアムイベントは1992年8月の『サマースラム』以来、実に30年ぶり。前回のメインイベントでブリティッシュ・ブルドッグ(デイビーボーイ・スミス)がブレット・ハートを破ったインターコンチネンタル王座戦は名勝負として語り草となっている。コーディも魅了された一人で、「あれから30年が過ぎて、今度は俺たちの出番だ。俺たちが輝く瞬間をつくる番だ」と誓った。
【コーディ インタビュー】
――30年ぶりの英国スタジアムイベントに興奮していますか?
▼コーディ「1992年に英国で行われた『サマースラム』のビッグファンの一人として、これほど長い時間がかかったことにショックを受けたよ。販売前の関心や起こっていることで明らかだけど、これは世界最大のスタジアムイベントにすることを目指している。92年の『サマースラム』を何度も見てきて正確に解説することができるし、自分もそれに出場するための道を見つけないといけない。あれから30年が過ぎて、今度は俺たちの出番だ。俺たちが輝く瞬間をつくる番だ」
――団体の顔の1人として、WWEで世界をツアーすることを楽しみにしていますか? また、訪れたい場所はどこですか?
▼コーディ「今、WWEブランドの顔になる機会というだけでなく、とても長い間閉鎖されていたから世界ツアーをとても楽しみにしているよ。 俺は世界的なスポーツエンターテイナーでどこにでも行くのが好きだ。WWEやそれ以外でもツアーをしてたけど、パンデミックやロックダウンが起こってしまった。だからショーが行われるすべての場所が楽しみだ。 WWEはいろいろな国と言語で見ることができるので皆はそれぞれのショーを確認してみて。俺は皆とつながりたいんだ」
――「レッスルマニア38」の自身の復帰戦を見ましたか? 時間が経ってその瞬間を振り返ってどのように感じますか?
▼コーディ「自分の復帰戦を見たよ。あれは本当に素晴らしい瞬間だったから見直すつもりはなかったんだ。次の日のロウでもその話で持ちきりだったし、全体を振り返って見てみて入場時の精神状態がわかったことは楽しかった。“アメリカン・ナイトメア"になると決めた瞬間がわかったんだ。奇妙に聞こえるかもしれないけど、自分の後ろで最初の特効が発射されるまで何をどうするかよくわかってなかったんだけど、次の瞬間に自分は違うレベルにいることがわかったんだ」
――あなたはIC王座を保持していたのが好きな時期の1つだったと言いました。 将来、またIC王座を保持することはあると思いますか?
▼コーディ「素晴らしい質問だ。IC王座保持は俺にとってとても大事なことだったんだ。もし今IC王座を保持しているとしたら、自己中心的な対戦カードのランクアップではなく、IC王座の価値を上げることにもっと興味を持つだろう。自分の座右の銘のようなもので業界には『ベルトが人を作る、あるいは人がベルトを作る』ということわざがある。この表現はWWEが使用する用語ではないと思うが、王座やチャンピオンシップというものはそのために何ができるかという点においてすべて同じだ。俺は王座によい影響を与えることができたと思っている。ゴールはWWE王座だが、そこにたどり着くにはたくさんの道があるし、それがIC王座を経由した場合は業界で最も権威のある王座の1つを保持したことを誇りに思うだろう」
――WWE王座はあなたのお父さんが獲得できなかったものです。その遺志を果たしてWWE王者になることはあなたにとってどれほど重要ですか?
▼コーディ「自分にあまりプレッシャーをかけたくないから人生で一番大事なことだとは言いたくない。でも幸運にも不幸にも自分のことをよく知っている観客の前でやってきたから、彼らはそれが最も重要なことだと知っているし、その大きなプレッシャーが自分にのしかかっている。ローデスで誰もそれを獲得できなかったし、俺は明言したけど獲得できなければそれも仕方がない。でも言わずにはいられなかったんだ。そう考えると俺はスポーツエンターテインメントにおいてはっきりと口にすること、そしてそれらが確実に実現されるようにする傾向がある。有言実行と言うものを強く信じているからだ。WWE王座が欲しいと思っているだけでなく、それを獲得するつもりだということをWWEユニバースに約束したい。時が経てばわかるだろう」