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5/22【DDT】プロミネンスが勝俣&小嶋激似のハードコアガールズ撃破 鈴季が勝俣戦再アピール

『Audience 2022』東京・後楽園ホール(2022年5月22日)
スーパーハードコアガールズvsプロミネンス全面対抗戦〜スペシャルハードコアマッチ ○鈴季すず&藤田あかねvsカルーセル・シュン&エリザベス・トーイ×

 プロミネンスが勝俣瞬馬&小嶋斗偉激似のハードコアガールズを撃破。鈴季は勝俣との対戦を再アピールした。

 4月10日配信の「路上プロレス世界一決定戦」で勝俣に敗れたプロミネンスの鈴季。悔しさと怒りを爆発させると、5・1横浜武道館大会ではプロミネンスのメンバーを引き連れて乱入し、勝間を襲撃した。「お前のことは絶対に許さない」とDDTマットでの再戦を要求したものの、勝俣は「この先もお前らとは絶対にやらない」と拒否。DDTから「鈴季&藤田vs勝俣&小嶋」の対戦カードが発表されても、勝俣の反応は変わらなかった。

 しかし、代わりに勝俣&小嶋の「女子プロレスラーの親戚」が出場することに。そこで現れたのが勝俣&小嶋と外見が酷似した女子レスラー・シュン&トーイだった。かつては黒髪の清純派だったシュンだが、3年前からアメリカでスーパーハードコアガールズとして活躍。しばらくコロナ禍で帰国できなかったという。

 スーパーハードコアガールズはt.A.T.u.の『All The Things She Said』に乗って入場。シュンは金髪、トーイは青みのかかったショートヘア。トーイはコスチュームもt.A.T.u.に合わせたチェックの制服姿で、2人はCDのジャケットよろしく抱き合ってポーズを決めた。プロミネンスの奇襲で試合はスタート。トーイはすぐさまパイプイスを手にして、「スーパーハードコアやるわよ!」とアピール。藤田とイスチャンバラを繰り広げた。

 シュンも躍動する。あいさつ代わりに鈴季に場外ダイビングボディプレスを浴びせてテーブルクラッシュ刑。ラダーでも殴打した。リング上にブロック玩具が散乱すると、試合はさらにヒートアップ。ハードコアガールズはそのマットの上で鈴季を引きずり、ブロックの置かれたイスに座らせて、さらなるダメージを与えた。

 プロミネンスもハードコア戦では負けられない。藤田はシュンをラダーで挟み込み、そこにショルダータックルをぶち込む。さらに、ラダーの上からコンクリートブロックを投下。シュンは間一髪で回避し、「これだけは絶対にダメよ」と吠えたものの、猛攻をやめない藤田はブロックを掴んだダイブ攻撃やブロックめがけてのバックフリップでシュンを追い詰めた。

 シュン&トーイは「耳に穴開けちゃうわよ」と、ピアスの穴を開ける器具・ピアッサーを投入するが、プロミネンスが奪い取り、逆に2人の耳たぶに穴を開けた。鈴季はシュンの尻にホチキス攻撃を繰り出すと、ブロックが散乱するマットめがけてスパイダージャーマンを強行。無数のフォークが突き刺さった発泡スチロールの球体をシュンに持たせ、ミサイルキックをぶち込む。

 粘るシュンはトラースキックやバズソーキックを乱れ打ってやり返すと、トーイも串刺しドロップキックやダイビングボディアタックで追随。フルネルソンバスターでぶん投げると、シュンはダイビングボディプレスへ。しかし、避けられて痛恨の自爆。焦ったシュンのブロックバット攻撃もトーイに誤爆してしまう。すかさず藤田が画鋲バットでシュンを場外に排除すると、鈴季がジャーマンで孤立したトーイを仕留めた。

 鈴季がトーイを下し、プロミネンスが対抗戦で激勝。マイクを持った鈴季は「DDTをご覧の皆さん、こんにちは! 改めましてプロミネンスの鈴季すずです。おい、カルーセル! 私はな、お前みたいな厚化粧のオバサンとじゃなくて、勝俣瞬馬と試合したいんだ!」と改めてアピールした。

 シュンは「私は18歳よ。あんたより1個下よ」と言い返すと、鈴季が「勝俣呼んで来いよ」と迫っても、「あなた私に勝ってないからね。それだけわかっておいて」と意に介さない。鈴季が「クソババア!」と叫んで去っていくと、シュンは「あんたボキャブラリーないのね。勝俣瞬馬とやりたいなら、ちゃんとボキャブラリー増やしてきなさい」と通告した。

 トーイの頑張りを称えたシュンは「プロミネンス、勢いがあっていいわね。でも私は負けてない。じゃあ、あっちで流行っている締めやろうか。皆さんも一緒に。I am hard-core!」と叫んで、波乱のハードコア戦を締めくくった。

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