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5/29【全日本】11年ぶり復活のVM稔が完勝 歳三とのアジアタッグ獲りに色気

『2022 SUPER POWER SERIES』最終戦 東京・後楽園ホール(2022年5月29日)
○稔&歳三vsイザナギ&ブラックめんそーれ×

 VM・稔が11年ぶりに復活し、歳三とのタッグでイザナギ&めんそーれに完勝。アジアタッグ王座に色気を示した。

 3・21大田区大会で再集結したブードゥー・マーダーズが再び全日マットに登場。かつて2011年まで在籍した稔が11年ぶりに極悪集団の一員となり、2009年のジュニアタッグリーグ戦に優勝した時のパートナー・歳三と組んでイザナギ&めんそーれと対戦した。

 稔の全日本参戦は2017年9・19名古屋大会(GAORA TV王者・秋山準に挑戦)以来、4年8ヵ月ぶり。切れ味の鋭さは健在で、イザナギに場外ブレーンバスターを敢行すると、めんそーれには顔面への低空ドロップキック、ニードロップで攻め込んだ。終盤にはめんそーれに攻勢を許したものの、ドロップキックをカウンターで放って鎮圧。稔のローキック、歳三のランニングローキック、稔のその場飛びフットスタンプの連続攻撃を浴びせると、ジャンピングハイキック、顔面蹴り、クラッチ式フィッシャーマンバスターでたたみかけた稔がB“D”F(ダイビングフットスタンプ)でダメ押しして3カウントを奪った。

 11年ぶりに復活したVM・稔が歳三とともに完勝。試合後、「こういうの欲しいよね、こういうの」とベルト獲りポーズを決めると、「せっかくなんで。さほど盛り上がってないアジアタッグでも賑やかしにいこうか?」とかつて自身も巻いたことのある最古のベルトに色気をみせた。6・12後楽園大会で北斗&児玉に亮生&HAYATOが挑戦する同王座戦が組まれているが、稔は「まあ、どっちが勝っても同じようなレベルの子たちだと思うけど。何にせよ、俺たちがGLEATに決めるからよ。目を離すな、このスットコドッコイ」と自信満々だった。

【試合後の稔&歳三】
▼歳三「いやあ、稔さん。よく呼びかけに応じてくださいました。ありがとうございました」

▼稔「歳三、サンキュー」

▼歳三「これが俺たちブードゥー・マーダーズだよ」

▼稔「来たね」

▼歳三「俺たちはな、2009年ジュニアタッグリーグのチャンピオンチームだぞ」

▼稔「(ベルトを巻く仕草をして)こういうの欲しいよね、こういうの」

▼歳三「そうですね。格が違うよ、あいつらとは」

▼稔「じゃあ、せっかくなんで、さほど盛り上がってないアジアタッグでも賑やかしにいこうか」

▼歳三「いいですね」

▼稔「6月12日、タイトルマッチあるんでしょ? まあ、どっちが勝っても同じようなレベルの子たちだと思うけど。何にせよ、俺たちがGLEATに決めるからよ。目を離すな、このスットコドッコイ」

▼歳三「いやあ、格が違うね。イザナギ、めんそーれ、お前らは目の色を変えないのか? このまま悔しくないのか? 本気になってみろよ。お前らのハンパなプロレスは俺らに通用しない。俺らとは生きた時代が違う。潜った修羅場の数も違う。勉強し直せ。本気になって勉強し直せ。いつでも来い、オラ。ぶっ潰してやる」

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