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6/1【DDT】高梨がMAO破ってUNIVERSAL王座初戴冠 「DNA世代のヤツとやりたい」

『What are you doing 2022』東京・後楽園ホール(2022年6月1日)
DDT UNIVERSAL選手権試合 ○高梨将弘vsMAO×

 高梨がMAOを破ってUNIVERSAL王座を初戴冠。DNA世代との防衛戦を熱望した。

 試合はじっくりしたグラウンドでのレスリングから開戦。目まぐるしい一進一退の攻防を展開した。MAOがトップロープからフェンス超えのスーパーダイブ、ハリウッドスタープレス、洗濯バサミなどで攻め込んだが、高梨は3カウントを許さず。20分過ぎ、掌底連打、竜巻旋風脚を見舞ったMAOをトラースキックで返り討ちにした高梨がタカタニックを決めて3カウントを奪取した。

 高梨がUNIVERSAL王座初戴冠を果たした。「DDTの(シングルの)タイトルマッチ、合計8回くらいか? 全部負け続けて。勝ったとき、どんな気持ちになるのかと思ったけど、変わんねぇ。負けても勝ってもありがとうって。そんな気持ちしかない」と心境を口にした高梨は戦前に「勝ったら伝えたいことがある」と発言していた。「やりたい対戦相手に、まだ話をもっていってないから。そこへ向かって動いていいんだという資格を今日もったつもり」と意中の相手との対戦実現を描いた高梨は、これから始まる防衛ロードへ向けて「DNA世代の人たち、真っ向からタイトルマッチで戦えなかった選手たちと。吉村(直巳)もそうだし、MAOとのリマッチだっていい。いっぱいDNA世代の連中がいるから、そういうヤツとやりたい」と熱望した。

 また、試合後には『CyberFight Festival 2022』(6・12さいたまスーパーアリーナ※以下CFF)で高梨&クリス・ブルックスと組み、上野勇希&勝俣瞬馬&MAO&朱崇花組と対戦するHARASHIMA&吉村直巳が現れた。ビッグマッチでの「DDT提供試合」へ向けてHARASHIMAは高梨に向かって「CFFで僕たちタッグを組む。さいたまSA、ほかにもいろんな試合があるけど、僕らが組んでやるDDTの8人タッグこそが、ノアとの対抗戦だと思ってるから。最高のDDTのプロレスを見せつけようぜ」とメッセージを送った。

 一方、MAOは2冠王から陥落となったが、「悔いが全然ないのは、高梨さんだったからだな。ほかの人に獲られてたらもっと悔しかったと思います」とサバサバ。「これからはKO-Dタッグの1冠ですけど、胸を張って、今を楽しんで、人生絶頂、DDTの最先端でいこうと思います。CFF、我々で恥じない戦いをしていかなきゃいけない」と気持ちを切り替えていた。

プロ格 情報局