プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

6/2【DRAGONGATE】セカンド土井が緊急ドラフト会議開催 ファースト清水&キャッチャー吉田と合体へ

『LEC バルサン Presents KING OF GATE 2022』東京・後楽園ホール(2022年6月2日)
○土井成樹&石田凱士&ミノリータvsBIGBOSS清水&吉田隆司&藤原拓磨×

 明日(3日)の『闘龍門、再会。vol.2』後楽園ホール大会で、セカンド土井として試合に臨む土井がパートナーを決める緊急ドラフト会議を開催。紆余曲折の末、ファースト清水&キャッチャー吉田と一夜限りの合体を果たすことになった。

 この日、土井はGOLD CLASSの石田&ミノリータと組んで、清水&吉田&藤原と対戦。左足の負傷のため、5月から欠場していた清水にとっては1ヵ月ぶりの復帰戦となった。清水は序盤からミノリータから挑発を受けるとリングサイドを追いかけ回し、リング上では石田を側転で翻ろうするなど万全の回復ぶりを示す。吉田の地獄突きに合わせて、石田に背後からラリアットを放ち、サンドイッチ攻撃を成功させるなど意外な好連係も披露した。

 しかし、試合を決めたのは土井。藤原の丸め込み連発をきっちりとしのぐと、最後はDOI55からのバカタレスライディングキックで勝利した。

 試合後、マイクを持った土井は翌日の闘龍門復活興行に言及。「土井成樹としてではなくて、明日、闘龍門に出場するセカンド土井として話するぞ。明日の闘龍門の大会、俺は事前に校長には伝えてあるんや。明日は6人タッグで試合をしたいと。となると、俺以外のパートナーが2人必要やな。そこでや。今から緊急ドラフト会議をやるぞ」と宣言した。

 この言葉を聞いた瞬間、喜びをあらわにしたのが吉田だ。吉田はGOLD CLASS立ち上げ時に自分がメンバーに入るものだと信じて疑わなかったが、結局、土井に拒絶されていた。しかし、今度こそ自分が選ばれると勝手に解釈し、「土井さん、ありがとうございます。明日っすよね? 肩軽いっすよ」と猛アピールする。しかし、土井は「お前はないわ」と即答。菊地リングアナが土井に代わって、プロ野球のドラフト会議よろしく指名選手をアナウンスすることになった。

 土井の「第1回選択希望選手」は清水。普段はNATURAL VIBESに所属しており、対立関係にあるが、あくまでも一夜限りの合体で、普段のユニット抗争は関係ないと告げると、清水は大喜び。砲丸投げの前に野球をやっていたこと、ポジションがファーストだったことが明らかになると、リングネームもすんなり「ファースト清水」に決まった。

 土井の「第2回選択希望選手」は藤原。小中学校で野球経験があり、すんなり決定と思われたが、藤原は「土井さん…言いづらいんですけど、誘っていただいたのは凄く嬉しいんですけど、自分、昔、ボールを投げすぎて肩を脱臼して、脱臼癖がついているんですよ。この感じじゃ明日野球できないです」と指名を拒否。土井が「野球やるんちゃうねん。プロレスやるねん」と説得しても「やっぱりこの右肩じゃボールを投げることはできないです」と繰り返すばかりだった。

 ならばと「最終選択希望選手」として同じGOLD CLASSのミノリータを呼び込んだ。野球経験はあるものの、土井と同じくポジションがセカンドだったため、タッグ成立ならず。土井は天を仰ぐしかない。

 リング上で残るは吉田のみ。まさかの展開に感極まった表情を見せる吉田に対し、土井は「勘弁してくれ」とうなだれる。吉田は「土井さん、最高の人材がここにおるやないですか!」「土井さん、僕、野球しかやってたことないです。ホンマです。信じてください」と猛アピール。根負けした土井はポジションがキャッチャーだったことを確認し、、「じゃあ、もう最後の1人、こいつでええか?」と決断した。吉田は顔をクシャクシャにして喜びを爆発させる。

 なにはともあれ、メンバーが決まると、土井は「明日の闘龍門大会は、セカンド土井、ファースト清水、キャッチャー吉田で行くぞ。明日の闘龍門・後楽園ホール大会は18時半にプレイボールや!」と気合いを入れた。その後、対戦相手が新井健一郎&新井注一郎&新井小一郎になることが発表された。

プロ格 情報局