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6/3【闘龍門】金剛、TARUが緊急参戦 愛弟子・大原に快勝のウルティモが宣言「次はノアのリングに行く」

『闘龍門大会第2弾 闘龍門、再び vol.2』東京・後楽園ホール(2022年6月3日)
○ウルティモ・ドラゴン&TARU&SUWAシートvsタダスケ&Hi69&大原はじめ×

 金剛、TARUが緊急参戦。急きょ6人タッグとなったウルティモが愛弟子・大原に快勝し、再戦を見据えて「次はノアのリングに行く」と宣言した。

 闘龍門創設者のウルティモ。現在は愛弟子たちが運営、発展させてきたDRAGONGATEに準レギュラーとして参戦中。2年4ヵ月ぶりの開催となった闘龍門再会興行のこの日、斎藤了GMによって、現在ノアで活躍する愛弟子・大原との一騎打ちが決まった。

 当初は「マジでシングル? 事前に言ってよ。全然練習してないよ」と困惑していたが、当日を迎えると前夜、大原にLINEで6人タッグマッチへの変更を要求していたことを告白。応じた大原がパートナーに連れてきたのは金剛のタダスケ&Hi69。一方、ウルティモが用意したパートナーはSUWAシート(Kagetora)、そして緊急参戦となったTARUだった。

 先発で飛び出したウルティモは倒立式ヘッドシザースを連発して大原相手に先手を取ったが、金剛トリオがSUWAシートに的を絞って反撃。得意の連続エルボードロップから金剛ポーズを決めて気勢を上げた。

 SUWAシートが劣勢から逃れると、TARUがタダスケに重たいミドルキックを乱れ打った。が、ウルティモのケブラーダが不発に終わり、大原の風車式バックブリーカーを軸に、Hi69がネックブリーカー、タダスケがダブルチョップを浴びせる金剛連係がさく裂。大原がムイ・ビエンで捕らえて勝機を作った。

 するとTARUがミドルキックでウルティモを救出。SUWAシートともにタダスケとHi69を捕まえてエストレージャを作ると、その中心でウルティモが大原にウラカンラナをさく裂。ラ・マヒストラルでニアフォールに追い込むと、最後は伝家の宝刀・アサイDDTをさく裂させて大原から3カウントを奪った。

 ウルティモが自分の希望で緊急変更となった6人タッグ戦で愛弟子・大原に快勝。試合後、「大原、今日は俺のわがまま聞いてくれて本当にありがとう。そして、TARUさん、ありがとう。ようやくタッグ組めた。ありがとう。橋本(SUWAシート)もありがとうな」と感謝。一度は引き揚げたTARUもゲート前まで戻ってきて一礼した。

 TARUが去ると、ウルティモは「大原、急なことで連れてきてありがとう」と改めて感謝。「大原、次は俺がノアのリングに行くよ」と宣言し、愛弟子のホームリングでの再戦を見据えた。

 バックステージでも「大原は力あるし、強いよ、あいつは本当に」と称えたウルティモ。大原とは日本、メキシコ、アジア各国など様々な国で対戦してきた。そしてこの日、自分の急な希望を聞いてもらったこともあって、ノアのリングで再戦を受けるつもり。「やりますよ。やんないとダメでしょう。勝ち逃げはダメですよね」と仕切り直しのシングル対決を描いていた。

【試合後のウルティモ】
――急きょカード変更となったが?

▼ウルティモ「いやあシングル無理です。大原は力あるし、強いよ、あいつは本当に。思った。大原とまた遭遇というかできて、次はノアのリングに上がって。彼とはいろんな国で試合して、素晴らしい選手です。ホント素晴らしい選手の一人です」

――いずれ改めてシングルでやることもありそう?

▼ウルティモ「やりますよ。やんないとダメでしょう。勝ち逃げはダメですよね」

――TARU選手とのタッグはどうだった?

▼ウルティモ「何か言葉いらないですよね。阿吽の呼吸というか。蹴りも重いし、急な話で、たまたま東京にいたんで。向こうは向こうでやることがあるし。うれしかったですね」

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