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6/4【大谷晋二郎エイド】永田が奮闘のZERO1若手・永尾を称賛 大谷に「安心して治して戻ってこい!」

『押忍PREMIUM ONE TEAM ZERO1! 大谷晋二郎エイド!!何度でも立ち上がれ!』東京・大田区総合体育館(2022年6月4日)
○関本大介&橋本大地&中之上靖文&橋本和樹vs永田裕志&真壁刀義&本間朋晃&永尾颯樹×

 永田がZERO1の若手・永尾を称賛し、大谷に向かって「安心して治して戻ってこい!」とエールを送った。

 永田は大谷と同じ92年デビューの新日本同期生。2001年3月のZERO-ONE旗揚げ戦にも参戦したが、ゆかりあるリングに大谷支援のため参戦し、真壁&本間&永尾と組んで、関本&大地&中之上&和樹の大日軍と激突した。

 開始早々、永田は大地と激しいエルボー合戦を展開。中盤に大日軍の集中砲火を浴びた永尾が長く劣勢に追い込まれたものの、中之上にドロップキックを見舞って突破口を開いた。真壁、本間が試合を立て直すと、永田は関本相手にエルボー合戦で火花。アルゼンチンバックブリーカーに捕まってもスリーパーで切り返した。

 その後、永尾が再び劣勢に追い込まれたが、永田がゲキを飛ばすと「負けるもんか!」と奮戦。関本にエルボーを乱れ打ったものの、関本のラリアットをカウンターで食らって失速。最後はぶっこ抜きジャーマンによって3カウントを聞いた。

 永尾が奮闘むなしく敗戦。試合後、永田は「よく頑張ったよ、今日は」と称えると、「どんなに倒されても、吹き飛ばされても、ぶん投げられてもお前の力で立ち上がっていけよ。それがZERO1の明日につながる道だから」と叱咤激励。「大谷! ZERO1にはこんなに若くてイキのいいヤツがいるじゃねえか! 大した若手だよ、こいつは。だから、安心してしっかり治してまた戻って来い、大谷。頑張れよ」と同期・大谷へ向かってエールを送った。

 「伝わったよ。今日来てくれたお客さんにも、俺たちにも、お前の気持ちは。未熟なのは分かってる。だけどよう頑張った」とバックステージでも永尾を称えた永田。「こうやって若い選手が立ち上がって、まだまだ未熟だけど、どんどん上目指して闘ってる姿があるんだから。大谷も頑張って、ゆっくり静養して、完璧に治して早く戻ってこい」と改めて呼びかけていた。

【試合後の永田&永尾】
▼永田「頑張った、頑張った。思いの丈を吐き出せ」

▼永尾「俺はプロレスまだまだ弱くて、下手くそで…。でも大谷さんの下でデビューさせていただいて、まだまだ気持ちで闘うことしかできないけど、今日はその気持ちを全面に出して、ZERO1で学んできたこと、大谷さんの背中をみて教わったことを全部出して、大谷さんに届けるつもりで試合しました」

▼永田「伝わったよ。今日来てくれたお客さんにも、俺たちにも、お前の気持ちは。未熟なのは分かってる。だけどよう頑張った、気持ちで。感極まった涙が表してるよな」

▼永尾「僕の知らない大谷さんと一緒に戦い続けてきた皆さんとリングに上がれて、負けはしましたけど、これを糧にしていきます」

▼永田「こうやって若い選手が立ち上がって、まだまだ未熟だけど、どんどん上目指して闘ってる姿があるんだから。大谷も頑張って、ゆっくり静養して、完璧に治して早く戻ってこい。こいつは強くなるぞ。お前も今日みたいな気持ちで毎日やってれば。しっかり体を鍛えて。そうやってこいつらが伸びてきたらZERO1も安泰だよ。今日は良いもんみさせてもらいました」


【真壁の話】「あの若いの(永尾)時代動かすために先輩に楯突いてんだろ? あれじゃなきゃプロレスは面白くねえよ。歴史変えてくんだろ? 甘えてんじゃねえって。バックに俺たちがいたんだ。今日も自信持っていっただろ? あれでいいんじゃない? 何がいけねえって、最初からのまれてちゃいけねえ。あいつのまれて無かっただろ? あれで良いんだよ。俺思ったよ、若い時の自分もそうだし、今の若いヤツらをぼてくりこかす時によ、今みたいな試合? 悔しいだろ? 悔しいから這い上がってくるんだよ。だから未来のメインイベンターになるんだろ? なりたくなかったら実家帰ったらいい。なりてえんだろ? なりてえんだったら死にものぐるいで歯を食いしばって天下狙えよ。その今日は第一歩だよ。(ZERO1勢のマイクが聴こえてくると)聞きにいきてえって? そうはさせねえよ。俺のトークショーは始まってんだよ。新日本で一番コメントが長いって? 俺の目の前に来て言ってみろコノヤロー。まぁあの若造、いいんじゃない? こういう舞台が用意されたからってああいう試合するんじゃない。死にものぐるいで毎試合やってみろ。血だるまになってやってみろ。ひっぱたかれたり、エルボー食らったり、蹴っ飛ばされたり、血みどろで天下獲ってみろ。なんで俺が言うか分かるか? 俺は天下獲ってる。ベルト獲ってる、タイトル獲ってる。おまけにテレビに出て新日本プロレスとして暴れ放題暴れてるだろ。おい、今日俺と組んだ小僧! 俺は名前覚えてねえからな。悔しくねえか? 悔しいよな。這い上がってこい。言いたいことはそれだけだ。これ誰に教わったか知ってる? 大谷晋二郎だよ。俺のデビュー戦の相手を務めた大谷晋二郎。プロレスのスーパースターだよ。俺はあんたの後輩だよ。でもタニオー! カンバックしてくれよ。冗談で言ってんじゃねえ。俺は本気の本気で、あんたに言えるのはこれだけだ。分かってんだろ? 俺が新弟子の時、あんたが俺に言ってくれた言葉だ。『這い上がってこい』『立ち上がってこい!』俺は今、あんたにそのまま返す。俺は待ってるぜ! 大谷さんよ、俺とあんたは同い年だ。何年経ってもずっと待ってるぜ。このZERO1のリング、新日本のリング、どっちでもいい。このプロレスのリングで白黒つけようぜ。言いてえことはそれだけだ!」

【本間の話】「ZERO1のリングに帰ってきました。いやぁ楽しかった! やっぱり選手もファンの方々もみんな温かい。こんなリングを作り上げた大谷晋二郎は偉大だと思いますよ。みんな大谷さんのことを『早く帰ってこい』『治療に専念して』って心の底から心配してるかもしれない。でもよ! 大谷晋二郎の気持ちは俺が一番、一番良くわかる。なんでかって、俺と大谷さんは同じ怪我をして苦しんでるから。復帰した今でさえも昔の動きを取り戻せずに苦労してるし、悔しいよ。その何倍もの悔しさを感じてるのが大谷さんだと思います。でも大谷さん、まさかあなたが諦めるってことはこれっぽっちも無いと思いますけど、あなたは絶対このリングに帰ってくる人ですから。どんなに時間がかかろうと、絶対にあなたはZERO1のリングに戻ってくる。プロレスの教科書の何ページだ? 7ページだったかなあ? そこに『大谷晋二郎は必ずZERO1のリングに、どんなに苦労しても帰ってくる』って書いてあるから。大谷さんが心配することがあるなら、俺が体を張って示したいし、俺が新日本プロレスのリングで活躍することが一番だと思ってますから。ずっと俺は輝き続ける。あと大谷さん、早く戻ってこないと、顔面ウォッシュ、俺のモノにしちゃいますから。待ってます…大谷さん」

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