6/6【全日本】青柳とのタッグ始動 ジェイクが大田区三冠戦へ先勝
『2022 DYNAMITE SERIES』神奈川・新百合トウェンティワンホール(川崎)(2022年6月6日)
○青柳優馬&ジェイク・リーvs宮原健斗&青柳亮生×
青柳とのタッグを始動させたジェイクが宮原との三冠前哨戦に先勝した。
王者・宮原の指名によって6・19大田区大会での三冠挑戦が決まったジェイク。この日はその前哨戦が幕を開けた。パートナーは青柳。青柳の度重なるラブコールを受け、ジェイクが5・29後楽園大会でタッグ結成に合意。この日がタッグとしての本格始動となった。
試合前、野村直矢&渡瀬瑞希が殴り込んで大混乱となったが、三冠戦を控えるジェイクと宮原は意に介さず。激しいせめぎ合いを展開した。宮原が随所でフロントハイキックやヘッドバットを打ち込めば、ジェイクはフロントネックロック、DDTなどの首攻めで応戦。何度もエルボー合戦で火花を散らした。
最後はパートナーの青柳が亮生をTHE FOOLで料理。ジェイクが三冠前哨戦を制した形となった。試合後のリング上で王者から「宮原健斗とジェイク・リーが向き合えば、自ずとこの全日本プロレスのナンバー1、すなわちトップを決める戦いだ。大田区総合体育館で60分フルタイムの続きをしようじゃねぇか。舞台は6月19日、満場一致で今は俺のものだ」と通告されたが、ジェイクは動じず。「今日は首やって。また次も首やろうかな、腕やろうかなっていう感じ。そこは全然まったくこだわりはなく」と揺さぶりをかけるように言い放った。一点攻めに出るのか、一箇所ずつダメージを与えていくのか。6・12後楽園大会で組まれた2度目の前哨戦での出方について明言せず煙に巻いた。
青柳とのタッグも快勝で始動させた。試合後のリング上では距離をとったものの、青柳は「今はやりのソーシャルディスタンス保ててると思います。いい距離感。ジェイク、青柳いい距離感保ててると思います」と好感触を強調。バックステージでは二人でガッチリと握手を交わしていた。
【試合後のジェイク&青柳】
▼ジェイク「(青柳は)今、リング上であいさつしてるから、ちょっと待ってほしい。けど、何か聞きたいことがあれば全然答える」
――宮原選手との三冠前哨戦、首に狙いを定めていたようだが?
▼ジェイク「別に特別、何をやる、これをやるはいらないかなと思って。まぁ、ちょっと今日は首やって。また次も首やろうかな、腕やろうかなっていう感じ。そこは全然まったくこだわりはなく」
※青柳が遅れて戻ってきて
▼青柳「ありがとうございました」
※ジェイクと握手
▼青柳「なかなかないでしょ。(写真を)押さえてください。すぐ離れようとしない。撮る、撮る。撮って! すぐ離れちゃうから」
▼ジェイク「俺はもう言うこと言ったから」
▼青柳「一緒に言わないの?」
▼ジェイク「もういいでしょう」
※ジェイクは去る
▼青柳「いいですよ。ちょっと冷たいですけど、今はやりのソーシャルディスタンス。いい距離感を持ったタッグチームがこれから完成するのではないでしょうか。NEXTREAMやめて一発目、いきなり対戦相手にNEXTREAMいたけど、いい感じで最後、お世話になりましたってごあいさつできたと思うんで、よかったなと思います。そしてジェイク・リー、青柳優馬という新たな並びが全日本プロレスに誕生し、そして野村直矢、REAL BLOODという存在が全日本プロレスにやってきた。全日本プロレスに野村直矢がやってきた! ようやくだよ。散々、無視しといて何だよ? あのタイミング。ずいぶんと悪いタイミングで来やがって、やりにくいったらありゃしないよ。このやりづらさ、この心のモヤモヤはいつかどこかでキッチリと返してやるから、REAL BLOOD、かかってきやがれ。全日本プロレスのリングで叩きのめしてやるよ。地下室のチャンピオン! 最年少チャンピオン・カーニバル覇者が相手してやるよ。かかってきなさい!」
【宮原の話】「しゃあ! いよいよ始まったな、ジェイク・リー。お前と向き合えば、もう言葉はいらねぇんじゃねぇか? 見てる人が語ってくれ。見てる人が語るがいい。宮原健斗、ジェイク・リーの戦いをな。どちらがこの50周年イヤーの先頭に立つか。6月19日、決まる。これが最初で最後だと思ってるからな、50周年イヤー。お前とは50周年イヤーはこれが最後だ。必ず俺が勝つ」
【試合後の亮生、HAYATO】
▼亮生「自分の好きなようにっていうメッセージをいただいたんで、僕は僕のやり方で上を目指します。そして6月12日、HAYATOとアジア巻いて、今までの青柳亮生じゃないよってのをお見せしますんで、お待ちください。やってやりましょう」
▼HAYATO「楽しみにしとけ!」