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6/12【全日本】北斗&児玉がアジアタッグV5 めんそーれの挑戦受諾、児玉はGAORAラダー戦名乗り

『2022 DYNAMITE SERIES』東京・後楽園ホール(2022年6月12日)
アジアタッグ選手権試合 ○大森北斗&児玉裕輔vs青柳亮生&ライジングHAYATO×

 北斗&児玉が亮生&HAYATOを返り討ちにし、アジアタッグ王座V5。試合後、イザナギとの挑戦を表明しためんそーれを受けて立つ構えをみせ、児玉はGAORA王座ラダー戦割り込み参戦の名乗りを上げた。

 この日、北斗&児玉がアジアタッグ5度目の防衛戦を迎えた。挑戦者チームは亮生&HAYATO。前哨戦で北斗に2度勝利しているHAYATOが奮闘し、亮生も随所で空中殺法を放って存在感を示したが、王者の牙城は崩せず。北斗がナルシストロール式フランケンシュタイナーでHAYATOを突き刺すと、ドラゴンスープレックス、無想一閃とたたみかけて3カウントを奪った。

 北斗&児玉が盤石のアジアタッグV5を達成した。試合後、次なる挑戦者が現れた。6・26京都大会でイザナギと組んで北斗&児玉との対戦が組まれているめんそーれだ。「イザナギと組んで北斗&児玉組と戦う。京都でお前らチャンピオン 組と戦うんだ。俺らにそのベルト挑戦させてくれ。シャー! そのベルトがほしい」と猛アピールすると、北斗は「いいよ、どうせしつこく言うんだからやるよ。やるけどさ。まあいいよ。やってあげますよ」と面倒そうに受諾。京都大会でのアジアタッグ戦開催が浮上した。

 一方、児玉はGAORA王座挑戦を意思表示した。6・19大田区大会で北斗は野村直矢との一騎打ちが組まれており、アジアタッグ戦を行えない。そこで児玉は「3WAYマッチがあるんでしょ。シャーの人、イザナギ、歳三? アジアのタイトルマッチがないんだったら、そこにせっかくだから僕入れてもらうんで。3WAYも4WAYも変わんないでしょ」と名乗り。大田区大会でのGAORA王座ラダー戦に割り込み、4WAY戦に変更させる構えを見せた。

 一方、亮生&HAYATOはアジアタッグ戴冠ならず。それでも亮生は「俺はまだHAYATOと上を目指していきたい。まだアジアも獲れてないし、まだ何にもクリアできてないんだよ」とし、「だから一回実力を確かめるわけじゃないけどさ、シングルマッチやらねぇか? たぶん、このままいったら獲れないんだよ、俺たちは」と提案。HAYATOも「俺も今のままじゃダメだと思ってるよ。やろう。二人で上に行こう」と呼応し、パートナー対決が浮上した。

【試合後の北斗&児玉、めんそーれ】
▼北斗「余裕! 余裕なんだよ! ナメやがってよ。おい、HAYATO、一言言ってやる。お前はもっとプロレスに集中した方がいいぞ。どんなに前哨戦で勝ったってな、このチャンピオンシップで勝たなきゃまーったく意味がないんだよ。その大切さをさ、プロレス以外に目を向けてウロチョロウロチョロしてるてめぇにわかんねぇだろうな。そこがな、俺とお前の差だ。俺とお前の絶対に絶対に縮まらない差だ。悔しかったらプロレスを見つめ直してみろ。バーカ!」

▼めんそーれ「シャー!」

▼北斗「ありがとうございました。よし、行こう」

▼めんそーれ「待った、待った、待った。ちょっと待ってくれ。チャンピオン防衛おめでとう」

▼北斗「何だよ?」

▼めんそーれ「俺、26日さ、イザナギと組んで北斗&児玉組と戦う。京都でお前らチャンピオン 組と戦うんだ。俺らにそのベルト挑戦させてくれ。シャー! そのベルトがほしい」

▼北斗「誰と組むんだよ?」

▼めんそーれ「京都と言ったらイザナギだよ。もうカード組まれてんだよ」

▼北斗「わかってんのか? お前。26日が何の日かわかってるか? ヒントは俺の誕生日だ」

▼めんそーれ「26日、大会はどこでやるのか知ってるのか? イザナギのほぼ地元だぞ」

▼北斗「俺の誕生日は28だ。いいよ、どうせしつこく言うんだからやるよ。やるけどさ。まあいいよ。やってあげますよ」

▼めんそーれ「シャーンキュー」

▼北斗「感謝してください。やってあげるから去ってください。誰も望んでないかもしれないけど、ただのタッグマッチで終わるよりはいいかもしれないな。俺の誕生日だし! 帰れ」

▼めんそーれ「よし、やるぞ!」

※めんそーれは去る

▼北斗「そして俺はここから真面目な話。俺が今、一番腹が立ってムカついて仕方がない野村直矢、決まったな、シングルがよ。お前をグチャグチャにしねぇとな、確かに気が済まねぇよ。あのままいなくなって一生、俺の目の前に出てこなかったら、それはそれでムカつくよ。やろうよ、シングルで。大田区というビッグマッチでお前をグチャグチャにしてやるよ、このアジアタッグチャンピオンの大森北斗様がな!」

▼児玉「そうかそうか。シングルか。タイトルマッチはできない。そうか。そしたら、さっきのシャーシャーうるさい距離と声量が合ってない人、3WAYマッチがあるんでしょ。シャーの人、イザナギ、歳三? アジアのタイトルマッチがないんだったら、そこにせっかくだから僕入れてもらうんで。3WAYも4WAYも変わんないでしょ」

▼北斗「タイトルマッチでしたっけ? やばいじゃん。二冠になっちゃうじゃん。やべぇ。ちょっと鼻血出てきたんで僕は」

▼児玉「そんな感じですんで」


【試合後の亮生&HAYATO】
▼亮生「いけると思ってたところで、まさかの敗戦なんで、ちょっと次のこと考えられる状態じゃないんですよね。でも俺はまだHAYATOと上を目指していきたい。まだアジアも獲れてないし、まだ何にもクリアできてないんだよ。だから一回実力を確かめるわけじゃないけどさ、シングルマッチやらねぇか? たぶん、このままいったら獲れないんだよ、俺たちは」

▼HAYATO「OK。俺も今のままじゃダメだと思ってるよ。やろう。二人で上に行こう」

▼亮生「いつでもいい。必ず俺たちが上に上がるためのシングルマッチ、どっかで組んでください。今日はありがとうございました」

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