プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

6/14【RIZIN】「メイウェザーvs未来」が9月実現 メイウェザー「楽しんで勝つ」、未来「世界に名前を売るために利用させてもらう」

 RIZINは14日、「フロイド・メイウェザーvs朝倉未来」を9月に行うと発表。約4年ぶりの来日となるメイウェザーは「彼は一生懸命やって私を倒しに来ると言っていますが、私は楽しみにいって、それでも勝つ自信があります」と自信満々で、「お金を払ってよりエキサイティングなものを見せたければ、それには当然対応する」と金の亡者ぶりを発揮しつつ長時間ラウンドも辞さない構えをみせた。

 メイウェザーは50勝無敗で史上初の5階級制覇を成し遂げたボクシング史上に残る名選手の一人。2018年大みそか、RIZINのリングで那須川天心とボクシングルールによるスペシャルエキシビションマッチで対戦し、1R2分19秒、TKO勝ちを収めた。あれから約4年、メイウェザーが再び日本のリングに立つ。しかも相手は未来。日本MMA界のトップスターと拳を交えるドリームマッチが今秋実現する。

 この日、両者が同席のもと会見が行われ、メイウェザー独演会の様相を呈した。現在45歳ながら天心戦以降もユーチューバーのローガン・ポールらとのエキシビション戦を2度こなしてきたとあって、「自分はこれを楽しみながらやっています。彼は一生懸命やって私を倒しに来ると言っていますが、私は楽しみにいって、それでも勝つ自信があります」と余裕たっぷりに豪語。「当てられずに当てる。これが私のモットー。エキシビションではありますが、対戦相手の彼は一生懸命くるでしょう。自分の能力に自信を持っているでしょう。だけど私はどうあっても50勝0敗のまま生涯を終えます」と揺るがぬ自信で勝利を予告してみせた。

 「自分は日本のファンが求めることを提供するだけだ」と言い切ったメイウェザーは「彼がどういうふうにやりたいのか、どのようなものを日本のファンに見せたいのか次第で私の対応も変わってきます」と付け加えた。そこで「お金を払ってよりエキサイティングなものを見せたければ、それには当然対応しますし、もし今のままぬるい感じで3ラウンドやりたいのであればそのままでもいい」と金の亡者ぶりを発揮しつつ提案。「5ラウンドだろうが、8ラウンドだろうが全然やれます。彼は8ラウンドもたないと思いますが、お金次第で今から調整してもいいですよ」と言い放った。

 完全に見下された形の未来だが、動じる様子は一切なし。ビッグネームのメイウェザーはおいしい獲物であるのは間違いなく「今回、フロイド・メイウェザー選手と戦えるということで、僕はMMAファイターなので今後、世界に名前を売るために今回ちょっと利用させてもらいます。倒します」と言葉少なながら言い切ってみせた。

 日時、ルールなど詳細は今月中に決定、発表される予定。メイウェザーの発言から判断して、前回の天心戦同様、3分3Rとなることが予想される。

プロ格 情報局