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6/14【全日本】「北斗には勝って当たり前、次は青柳」、「宮原、ジェイクも一人ずつぶっ倒していく」 6ヵ月ぶり全日本参戦へ野村直矢インタビュー

 6・6新百合ヶ丘大会に渡瀬瑞基とのREAL BLOODで殴り込んだ野村直矢。青柳優馬の呼びかけに応じたものの追い返されて怒り心頭だが、6ヵ月ぶりの古巣・全日本参戦となる6・19大田区大会でまず大森北斗との一騎打ちに臨む。「僕からすれば、そこは勝って当たり前なんで通過点にする」と豪語した野村は北斗に完勝し、改めて青柳に対戦を要求するつもり。「全員敵だ」と言い切っていたように標的は青柳だけではなく、「その先は宮原健斗、ジェイク・リー、一人一人ぶっ倒していくしかない。青柳が全日本をカオスにするって言ってますけど、僕が全日本をメチャメチャにしてやりたい」と青写真を描いた。野村インタビューは以下の通り。

【野村直矢インタビュー】
――6・6新百合ヶ丘大会に殴り込みましたが、昨年暮れの所属ラストマッチ以来、半年ぶりに全日本に足を踏み入れてどんなことを感じましたか?

▼野村「僕は青柳が来いって言ったから行ったんですけど、普通に追い返されましたからね。来いって言っておいて何なんだって。僕が乱入って形で行って、それで乱闘みたいになったじゃないですか。上の連中とかはスカした感じで、俺のことあまり眼中にない感じだったんで、それもムカつきましたね。だから青柳だけじゃなくて、僕は他の選手、特にメインに上がってた選手、そいつらをボコボコにしてやりたいと思いましたね。向こうからすると僕が来たら面白くないと思うんですけど、知ったこっちゃないです。こっちも全日本を退団する前は2年間欠場していて、ただ普通にのんびりしてたわけじゃなくて、いろんなバイトとかして、自分が選んだ道なんですけど、いかに僕が欠場する前に全日本でぬるま湯に浸かってたかがわかりましたね。厳しい世界で仕事をしてましたんで」

――では、欠場期間中に人間的により強くなれたところがありましたか?

▼野村「ありましたね。ホント一人ずつ僕がぶっ倒すしかないなと思いますね」

――だからこそ新百合ヶ丘で「全員敵だ」という発言が出たんですね。

▼野村「はい。リング上がって結構スカしてた感じがしたんで、それがメチャメチャ腹が立ちましたね。だから青柳だけじゃなくて宮原健斗、ジェイク・リー、全員ボコボコにしてやりたいですね。青柳が僕を呼び出しておいて、何もなく僕が追い出された感じになったんで、青柳に対して特に腹立ってますね」

――6・19大田区大会での対戦を要求しましたが、青柳選手のカードがすでに決まっていたため、名乗りを上げた大森北斗選手と対戦することになりました。

▼野村「北斗は僕に不満があるみたいですけどね。僕がただのんびり生活してたと思ってるみたいですけど、そこは違うぞというのをみせたいですね。不満があるなら僕にそれをぶつければいいし、彼もいろいろ経験してきたとは思うんですけど、僕からすれば髪型が変わって、ちょっと体が大きくなったぐらいかなと。僕からすれば、そこは勝って当たり前なんで通過点にするって感じですね」

――青柳選手から「地下室から地上に出てこい」などと、ずっと上から目線的に挑発されてきましたが、当然面白くないですよね?

▼野村「そもそも地下室を馬鹿にしてるなって感じですね。僕はキャプチャーのチャンピオンになって、地下室でどれだけきつい戦いをしてるかって。全日本よりもきつい戦いをしてると思ってるんで。地下が何たらって結構馬鹿にした発言をしてましたけど、そう思うんだったら別に構わないし、僕が後悔させてやろうと思いますね。地下室を馬鹿にしたことを」

――青柳選手とはかつてアジアタッグ王者になったこともありますが、今は怒りの感情しかないですか?

▼野村「そうですね。今回の乱入っていうのも青柳が来いって言うから行ったわけで、それが何もなく追い返された。そこに対して青柳も僕が乱入したことに対して発言があまりなかった気がしたんで、何で呼んだのかなって未だに思いますね」

――青柳選手は「ドロドロとしたカオスな全日本プロレスをみせたい」と言っています。

▼野村「カオスですか。僕は正直ぶっちゃけて言うと、今の全日本自体をあんまり知らないですから。乱入した時も急に行ったんで(試合を)見てないし、今の全日本がどういう戦いをしてるかわかんないですけど、僕がその中に入って関係なしに一人ずつぶっ倒していくだけですね」

――青柳選手は野村選手がいない間にチャンピオン・カーニバルに優勝し、野村選手が知ってる青柳優馬ではなくなっていると思います。

▼野村「確かに僕が知ってる青柳とは雰囲気が違うなっていうのは感じますね。そういう発言一つとっても違うし、自信持ってるんだというのが伝わりますね。でも僕も自信つけてるんで、そこは負けられないですね」

――大田区で勝ったら改めて青柳選手との対戦を要求しますか?

▼野村「もちろんですね。僕が全日本に来た理由もそこなんで。青柳が呼んだから来たんで。北斗をとりあえず倒して、次は青柳ですね」

――外敵として古巣の全日本に乗り込んでいくのはどんな心境ですか?

▼野村「青柳が全日本をカオスにするって言ってますけど、僕が全日本をメチャメチャにしてやりたいですね。そうじゃないと僕が来た意味がないと思うんで。ただ参戦するのも違うなと思うし、僕がメチャメチャにすることで、全日本で僕中心に話題をかっさらいたいという思いはありますよ。それぐらいの強い気持ちを持ってるんで。上の選手が何をもって自信あるのかわかんないですけど、そういうのもムカつくんで、全部ひっくり返してやりたいですね」

――欠場中の2年間でそれだけの自信をつけたということですね?

▼野村「はい、僕は僕なりに厳しい戦いをしてきたんで。人生の戦いでもあるし、キャプチャーの地下室でも全日本の人間が経験できないような激しい戦いをしてきたんで。青柳、地下室を馬鹿にするな。何だったらお前が地下室に来いよ」

――新百合ヶ丘では渡瀬瑞基選手と一緒に乗り込みました。渡瀬選手もこの戦いに加わることになりそうですか?

▼野村「REAL BLOODとして全日本に乗り込んだんで、REAL BLOODとして対全日本で戦っていく感じですね。そうなると思いますよ。彼もやる気に満ち溢れてるんで。彼もガンプロとか出てますけど、歯がゆい気持ちがあるんじゃないですかね。今の自分の状況に。もっと突き抜けたい気持ちがあるんじゃないですかね。だから全日本を利用してやるって気持ちがあると思います。彼も僕と同じ気持ちだと思うんですよ。メチャメチャにしたいって気持ちがあると思います」

――まずは6・19大田区が全ての始まりになりますね。

▼野村「北斗との試合が決まってるんで、そこは軽い感じで通過して、次、青柳って感じですね。その先は宮原健斗、ジェイク・リー、一人一人ぶっ倒していくしかないですね」

――野村選手がトップどころを総なめにすれば、外敵として作る新しい風景が出来上がりそうです。

▼野村「全日本自体を盛り上げたいっていうのは特にないですね。僕は単純にムカムカしてるんで、そこを出して一人一人倒していって、全日本をメチャメチャにしてやりたいっていう気持ちしかないですね」

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