プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

6/16【DDT】HARASHIMAと吉村が初戦突破 2回戦でDISASTER BOX同門対決へ

 『DDT FREE-June-KING OF DDT 2022 1st ROUND』が16日、東京・新宿FACEで行われ、DDT最強決定トーナメント『KING OF DDT 2022』が開幕。1回戦で岡谷英樹を破ったHARASHIMAと、クリス・ブルックスを撃破した吉村直巳が2回戦でDISASTER BOX同門対決に臨むことになった。

 この日、KING OF DDTが開幕。第1試合でベテランのHARASHIMAがEruptionの新鋭・岡谷と対戦した。ランニングネックブリーカー、ノーザンライト・スープレックスなど決死の攻めを見せた岡谷をリバース・フランケンシュタイナーで鎮圧。最後は蒼魔刀を叩き込んで3カウントを奪った。

 第2試合では吉村が難敵クリス・ブルックスと激突。場外戦でリングシューズのヒモを柵に結びつけられた吉村はリングアウト寸前に追い込まれてしまう。セコンドにハサミで切ってもらい、シューズが脱げた状態でリングに生還すると、オクトパスストレッチで攻め込まれた。それでも吉村はチョークスラムで応戦。セコンドの高梨将弘が介入したスキに、ベルト攻撃を狙ってきたクリスを払腰で豪快に叩きつけて勝利を決めた。

 この結果、6・19後楽園大会における2回戦でHARASHIMAと吉村のDISASTER BOX対決が実現することになった。二人は3・20両国大会で陥落するまでKO-Dタッグ王座を保持していたパートナー同士。HARASHIMAは「岡谷の気迫がすごかった。勢いもあるし。余裕でやってられなくなるくらい、彼もスキルアップしていると感じました」と振り返り、「次は同じユニットの吉村と。シングルはD王で1回やったかな? 彼がどれだけ強くなっているのか。非常に頼もしく思っています」と同門対決へ向けて胸を躍らせた。

 対する吉村は「このトーナメントに懸ける思いが今までとは違って。今日の試合は楽しすぎましたね。自分の中で気負ってる部分とか、覚悟とかあって。考えること自体が昔の自分ならおこがましいというか。クリスがDDTのプロレスは楽しいんだと、そう思わされた試合でした。勝ちましたけど、得るもの、学ぶもの、思い出させるものがあった。1回戦がクリスでよかった」と充実感をあらわ。「払腰は吉村直巳が自信を持って押し出す技。HARASHIMAさんこそDDTの象徴。HARASHIMAさんもパートナーだろうと容赦なく来ると思うんで。今年は僕がトーナメント勝ち上がる」と誓ってみせた。

プロ格 情報局