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7/1【GLEAT】カズが半年ぶり復帰戦で快勝 30周年へ“GLEATなこと"予告

『GLEAT Ver.3 旗揚げ1周年記念大会』東京ドームシティホール(2022年7月1日)
○カズ・ハヤシ&渡辺壮馬&セプティモ・ドラゴンvs田村ハヤト&クワイエット・ストーム&KAZMA SAKAMOTO×

 カズが半年ぶり復帰戦でKAZMAを破って快勝。今年でレスラー生活30周年になることを明かすと、「今年、GLEATなことを考えてますんで、ご期待ください」と予告した。

 右ヒザ半月板損傷により、昨年の12・30TDCホール大会から欠場していたカズが半年ぶりに復帰。渡辺、セプティモと組んで、BULK ORCHESTRAの田村&KAZMA&ストームと対戦した。

 ガチムチ軍団のBULK ORCHESTRAは先に入場してリングをジャック。田村は「セプティモ・ドラゴンがメキシコからやってくる? どうでもいいよ。カズ・ハヤシが復帰戦? もっとどうでもいいよ。渡辺壮馬はいいや。TDCホール、今日もBULK一色に染め上げてやるから、お前ら楽しみにしとけ」とカズたちを挑発した。

 初来日となったハイフライヤーのセプティモが序盤から躍動。いきなりロープを踏み台してのバク宙でリングインすると、トリッキーな動きを連発して何度も場内を沸かした。その流れに続こうと、気迫全開のカズはストームに猛攻。しかし、ライオンサルトは不発に終わると、不時着したところをKAZMAに襲われ、その後は劣勢を余儀なくされる。ストームのフライングボディアタックや田村&KAZMAのダブルショルダータックルの餌食に。

 田村に「ジジイ」と挑発されたカズは果敢に逆水平を連打。パワーの差はいかんともし難いが、ピンチをコーナーへのコンプリートショットで切り抜けた。再び入ったセプティモが華麗な足技で相手チームを翻ろう。巧みにガチムチ軍団を場外に追いやると、3人同時のトペを敢行する。セプティモは田村のラリアットに吹き飛ばされ、KAZMAの「ちょっと待って!」からの延髄斬りに被弾したものの、その場飛びスパニッシュフライで逆転した。

 好機にリングに飛び込んだカズだったが、ガチムチ軍団のラリアット猛連打を浴びて大ピンチに。しかし、渡辺が切り込み、場外に再び追いやると、セプティモはキリモミ式ケブラーダで飛翔。カズを援護射撃する。カズは得意のハンドスプリング式レッグラリアットをKAZMAに発射した。渡辺とセプティモが同時ファイヤーバードスプラッシュで田村とストームを黙らせると、カズはKAZMAにコルバタで飛びつき、ファイナルカットにつなげて3カウントを奪った。

 復帰戦を勝利で飾ったカズは「今日、無事復帰することができました!」とマイクで雄叫び。「私、カズ・ハヤシ、今年がレスラー生活30周年なんですよ。今年、GLEATなことを考えてますんで、ご期待ください」と予告すると、「そして、本日はありがとうございます。今日のGLEAT最後まで楽しんでいってください」と観客に呼びかけた。

【試合後のカズ、セプティモ、渡辺】

▼カズ「やっと復帰戦ができました。今年でレスラー生活30年! 何年やってんだ?って思われるかもしれませんけど、俺は“今年だからこそできること"を“30周年だからこそできること"を仕掛けていきたいと思いますんで、私の行動から目を離さないでください」

▼セプティモ「めちゃくちゃ興奮してる! だって日本で初めての試合をレジェンドと新しい力とともに戦えたんだから! メキシコからこの国にやってきて、必ずのし上がってみせる! 成功に向けてハングリーにやる。だから俺の名前を忘れないでくれ」

▼渡辺「今日、ハヤシさんが復帰戦で3つ取りましたけど、俺もこんなところでくすぶってるワケにはいかないんで。GLEATの初期メンバーとして必ず今年、何かやってみせるんで、皆さん、見ていてください」

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