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7/1【ZERO1】昨年覇者・菅原が関本を技あり料理 「大谷と取り合うまで誰にも火祭り刀渡さねぇ」

『第22回 真夏の祭典・火祭り2022〜開幕戦〜』東京・新木場1stRING(2022年7月1日)
Aブロック公式戦 ○菅原拓也vs関本大介×

 昨年覇者・菅原が2011年覇者・関本を技あり料理で白星発進。「大谷と取り合うまで火祭り刀は絶対、誰にも渡さねぇ」と連覇を誓った。

 昨年覇者で史上3人目の連覇を狙う菅原がこの日、初戦に臨んだ。相手は7年ぶりの出場となった2011年覇者・関本。歴代優勝者対決は熱戦となった。

 菅原がショルダータックルを連発して正面突破を図り、無理と判断するや低空ドロップキックで左ヒザを射抜いて先制。すかさず足攻めを展開した。しのいだ関本は逆水平を連発し、ドロップキックで反撃ののろし。ボディスラム、エルボードロップ、ベアハッグとクラシカルな腰攻めに出ると、逆片エビ固め→クロス式キャメルクラッチと流れるように捕獲。技巧派の菅原に対抗するような業師ぶりを披露した。

 菅原は延髄斬りで反撃を開始。低空ドロップキックを連発して再び足攻めに出ると、足4の字固めで捕らえた。耐えた関本は串刺しラリアット、ショルダーバスター、低空フライングボディアタックの猛攻。珍しい熨斗紙からジャーマンを狙うと、菅原は首固めで切り返す。張り手もぶち込んだが、関本はラリアットで鎮圧。ジャーマンでぶっこ抜いた。流れが関本に傾きかけたが、菅原はアルゼンチンバックブリーカーをスリーパーで絞め上げて切り抜けた。バックの取り合いから関本の右足をクラッチしたまま逆さ押さえ込みに持ち込んで3カウントを奪った。

 歴代覇者対決を制した菅原が史上3人目の連覇達成へ向けて好スタートを切った。「関本大介、第一段階突破だ。次、クリスだ。クリスさえ突破すれば、もう俺が最右翼だろ」と手応えも十分。だからこそ、「火祭り刀は去年、大谷晋二郎から授かった、奪い取った、俺にとって特別なもんなんだよ。大谷が復帰して、あの刀、取り合うまで俺は絶対、誰にも渡さねぇ」との誓いを立てた。大谷不在で迎えた火祭り、菅原は使命感を胸に連覇に挑む。

【菅原の話】「とりあえず開幕戦、関本大介、第一段階突破だ。会見とかいろんなとこで言ってるけどよ、あの火祭り刀は去年、大谷晋二郎から授かった、奪い取った、俺にとって特別なもんなんだよ。大谷が復帰して、あの刀、取り合うまで俺は絶対、誰にも渡さねぇ。次、クリスだ。クリスさえ突破すれば、もう俺が最右翼だろ。火祭り刀は今年も俺の手に入れてやるから」

【関本の話】「3つ入ったのか? あぁ、クッソ。2で返したと思ったのによ。あぁ、チクショー。やられた。まぁ、いいや。ここで落ち込んでたら全部ダメになっちゃうから、切り替えて次から。クソ!」

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