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7/3【新日本】オカダが好調キープ G1連覇へ新兵器投入示唆

『NEW JAPAN ROAD』東京・後楽園ホール(2022年7月3日)
○オカダ・カズチカ&石井智宏vsタイチ&TAKAみちのく×

 オカダがG1前に好調キープ。連覇に向けて、「対策を打てないような新しいものを、何かどんどんやっていきたい」と新兵器投入を示唆した。

 2週間後に開幕するG1 CLIMAX。6・27シカゴ大会でIWGP世界ヘビー級王座奪回を逃したオカダだが、G1連覇に照準を合わせている。また、石井とタイチはBブロックにエントリーしており、7・17札幌大会で激突する。今宵はオカダ&石井とタイチ&TAKA組が対戦。石井は6・27シカゴ大会を左ヒザの負傷で欠場しており、回復具合が心配された。

 先発を買って出た石井に対し、タイチは対戦を拒否。ならばとCHAOS組はTAKAを攻め立てたものの、タイチが登場すると流れは逆転する。タイチはオカダをチョーク攻撃でいたぶりつつ、控えの石井をしつこく挑発した。

 タイチは石井にもチョーク攻撃を決めたが、そのスキに息を吹き返したオカダがフロントハイキックで反撃すると、石井が登場。石井はエルボーをぶち込みつつ、鈴木軍コンビの同士討ちを連続して誘った。タイチは石井が痛めている左ヒザをローキックで射抜き、ステップキックやサッカーボールキックで巻き返す。石井もぶ然とした表情で立ち上がり、逆水平を連発するが、タイチは「効かねえんだよ!」と絶叫。またも左ヒザを蹴りつけ、バックドロップを狙い合うも、タイチはジャンピングハイキックで振り払った。

 接戦の中、ペースを握ったのはTAKA。スーパーKでオカダを蹴り飛ばすと、タイチがバズソーキックで援護射撃し、ジャストフェイスロックで絞め上げる。だが、石井が急行。タイチを投げ捨てジャーマンで排除し、TAKAをショルダータックルで吹き飛ばすと、オカダが雄叫び。TAKAの抵抗をドロップキックで黙らせると、マネークリップに捕獲してギブアップを奪取した。

 TAKAに完勝し、G1に向けて順調な調整具合を見せつけたオカダだったが、連覇を狙っての出場となるだけに、他の選手からのマークがキツくなるのは確実。「いろんな選手がね、僕の闘い方の研究は始まっていると思うので」とオカダ自身も警戒しているが、「対策を打てないような新しいものを、何かどんどんやっていきたいと思います」と新兵器投入を示唆した。

【オカダの話】「まあ、G1前の後楽園3連戦、始まってる中で、まあ僕の中では、もうG1は始まってると思ってますから。まあ、ここでね、どういう闘い、どういう勝ち方、もういろんな選手がね、僕の闘いの研究は始まってると思うので。しっかりと、いろんな研究をしてくる(なら)、いろいろ僕も、対策を打てないような新しいものを、何かどんどんやっていきたいと思います」

【石井の話】「あぁ、マジで。AEWとの合同興行? これに(欠場して)穴を空けたことは、申し訳なく思ってるし、それと同時に、自分が情けねぇよ。腹立たしい。また口だけになったな。今年は口だけだ。偉そうにヌカして、タンカ切って、このザマだ。毎度、毎度、このザマだ。これも『オメェはまだまだ修行が足りねぇ』って言われてるようなモンだろ。このままじゃねぇよ、お前。これを生かすも殺すもテメェしだいだからな。もちろん生かしてやるよ。あぁっ!? 転んでもよ、タダでは起きねぇんだよ。見とけ!」

【タイチの話】「まあ、言うことはねぇんだ、別に。まあ、初っ端(の対戦相手)に石井か。なんだ、オメェ!? 膝、ケガしてたんじゃないのか、お前!? あ!? 欠場してたんじゃないのか!? そのままお前、休んどけよ。お前がいると迷惑なんだよ。休んどけよ、石井よ。邪魔だな…。別に言うこともなんもねぇんだよ。ただ、ひとつ言えるのは、ひとつ言えるのは…YouTubeの登録者数、高評価、伸ばすために、ひとつでも多く勝つ。それ以外なんもねぇよ」

※TAKAはノーコメント

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