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7/4【DDT】KING OF DDT覇者&新KO-D王者・樋口が一夜明け会見で宣言「強さの象徴としてDDTを引っ張っていく」

 「KING OF DDT 2022」を制し、KO-D無差別級王座を戴冠した樋口和貞が一夜明けた4日、東京・渋谷のAbemaTowersで会見し、「強さの象徴としてDDTを引っ張っていくという気持ちが今、強くあります」と誓った。

 樋口は7・3後楽園大会における準決勝で秋山準、決勝戦で吉村直巳を破ってKING OF DDT初優勝を飾り、KO-D無差別級王座初戴冠を果たした。“DDTの強さの象徴"となってから一夜明けたこの日、会見に臨んだ樋口は「こうやって優勝できて、ベルトを獲れたことは本当に自分一人の力じゃないと思ってるので。支えてくれた方々に本当にありがとうと言いたいと思っております」と感謝の言葉を述べた。

 KING OF DDTでは例年、あと一歩のところで敗退してきたが、ようやく優勝を果たせたのは「背負うという気持ち、やっぱり覚悟が違った。強さの象徴になるというのは、今まで自分の言葉では出てこなかったと思うんです。それを自分にプレッシャーをかけて覚悟を決めた。覚悟の差で、こういう結果につながったのかなと思ってます」と言うように精神面の違いがあったからだった。腹をくくって臨んだ結果、二つの栄冠を手にし、「気が引き締まりました。昨日勝った瞬間はデビューして8年、そこからの気持ちが抑えきれなかったんですが…。一夜明けて目の前にあるベルトを見ると、トーナメント優勝して、ベルトを獲ったと。強さの象徴、DDTを引っ張っていくという気持ちが今、強くあります。また気を引き締めて、DDTをどんどん面白い団体にしていこうと思います」と責任感をより強くした。

 初防衛戦の舞台は夏のビッグマッチ8・20大田区大会。優勝後、樋口は7・24後楽園大会で復帰する遠藤哲哉を挑戦者に指名した。「ずっと言ってるんですけど。サイバーファイトフェスのリング上にいた一人として、今回のトーナメント優勝して、ベルトを獲って、遠藤哲哉を待ちたいと。復帰戦もしてない状況ではありますが、チャンピオンとして遠藤哲哉を挑戦者に迎えたい」との姿勢を改めて強調し、「そこらへんは遠藤哲哉と会社がよく話し合って、その返答を待ちたい」と希望。DDTでは遠藤が復帰戦を終えた段階で本人の意思を確認し、判断する見込みだ。

 また、樋口は決勝戦を争った吉村とのタッグ結成に色気を見せていたが、さっそく7・7新宿大会で実現。上野勇希&小嶋斗偉組との対戦が組まれた。「吉村と組みたいと言ったのは、決勝で全力を尽くして戦った。その中で何か新しいものが生まれるんじゃないかと、組んでみても面白いんじゃないかと思って」という樋口は「相手にはベスト4に残った上野、自分らDNA世代より下の小嶋。また何か新しいものが見せられるのかなと思います」と王者として先頭に立ってDDTに新風景をもたらすつもり。「昨日決勝を戦って感じたのは、お互いにDDTを引っ張っていきたい、背負いたい気持ちを感じたと思うんです。そのうえで、昨日は全力でしのぎを削りましたけど、横に立ってやっても面白いんじゃないか」との考えを示し、吉村とのタッグ継続には否定的だった。

☆7/7(木)東京・新宿FACE『DDT FREE〜みんなで声出そう!〜』17:50開場、18:30開始

▼スペシャルタッグマッチ
小嶋斗偉
上野勇希
vs
吉村直巳
樋口和貞

プロ格 情報局