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7/7【DRAGONGATE】シュンがKAMEI&ジェイソンに完封勝ち ツインゲート戦へ「キャラに憑依しないと勝てないの?」

『HOPEHUL GATE 2022』東京・後楽園ホール(2022年7月7日)
○H・Y・O&シュン・スカイウォーカーvsジェイソン・リー&JACKY“FUNKY”KAMEI×

 シュンがツインゲート前哨戦でKAMEI&ジェイソンに完封勝ち。カンフーマスターズではない状態の2人を「キャラに憑依しないと勝てないの?」と斬り捨てた。

 神戸限定として立ち上がったカンフーマスターズは、NATURAL VIBESとは別枠として参加するジェイソンとKAMEIに、ホーホールン、三代目超神龍を加えたユニット。名前の通り、カンフー殺法を前面に出しており、話題先行型と思われたが、7・3神戸大会でKAMEIがツインゲート王者のシュンから3カウントを奪取。7・30神戸ワールド大会でジェイソン&KAMEI組がシュン&ディアマンテに挑戦することが決定した。

 今宵はNATURAL VIBESとして試合に臨んだKAMEI&ジェイソンがツインゲートの前哨戦としてシュン&H・Y・Oと対戦。神戸ではピンフォール勝ちを許したシュンが王者の意地で巻き返した。

 シュンが序盤から試合を掌握し、KAMEIをモンキーフリップでジェイソンに投げつけるなどして2人を圧倒した。シュンはKAMEIを逆エビ固めでじっくりと絞め上げると、ジェイソンをショルダースルーで場外に投げ捨てる。

 パワーの差はいかんともしがたく、KAMEIの反撃はことごとくシュンに潰されて、劣勢が続いた。エルボーを必死に連射しても、シュンは頭突きで黙らせると、カナディアンバックブリーカーで担ぎ上げる。苦しむKAMEIだったが必死のコーナーに着地。そこからブルドッキングヘッドロックを決めてようやくピンチを脱する。

 ジェイソンがH・Y・O相手にカンフー殺法で巻き返すと、復活したKAMEIがスワンダイブ式ヒップドロップを投下。2人がかりで再びシュンに襲いかかる。しかし、シュンは二段蹴りなどで返り討ちにすると、誤爆を誘ってアクセルを踏み、強烈な串刺し二段蹴り、ブラスターでたたみかける。ジェイソンはスイング式DDTなどで挽回し、トペコンヒーロを敢行してシュンを場外に足止めすると、KAMEIもミサイルキックなどでH・Y・Oに猛攻。しかし、冷静なH・Y・Oはブラックパンサークラッチで丸め込み、技ありの3カウントを奪った。

 ツインゲート戦前にKAMEI&ジェイソンが敗戦。シュンは正式なパートナーのディアマンテではなく、H・Y・Oとのコンビで勝利を飾り、実力の差をまざまざと見せつけた。神戸仕様のカンフーマスターズではなかったとはいえ、実力差は明らか。シュンは「こんなもんでしょ。キャラに憑依しないと勝てないの? 何もできないの? 感情出せないの?」と酷評した。

【シュンの話】「こんなもんでしょ。キャラに憑依しないと勝てないの? 何もできないの? 感情出せないの? それもこれも全てKzyという害悪に飼いならされてるからだな。そろそろ気づけ。自立しろ。気づけ、動け」

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