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7/7【DDT】樋口&吉村がユニット巣立ってタッグ本格結成 7・24後楽園でKO-Dタッグ挑戦が決定

 『DDT FREE〜みんなで声出そう!〜』が7日、東京・新宿FACEで行われ、「KING OF DDT 2022」優勝戦を争った樋口和貞&吉村直巳が上野勇希&小嶋斗偉に快勝。ともに所属するユニットから巣立ち、本格的にタッグを結成することになった二人は7・24後楽園大会でKO-Dタッグ王座への挑戦も決まった。

 7・3後楽園大会でKING OF DDT初優勝を果たし、KO-D無差別級王座初戴冠を果たした樋口。その試合後、「吉村と組んでも面白いかもしれない」と発言したことで、この日、吉村とのタッグ結成が実現。メインイベントで上野&小嶋のThe37KAMIINAコンビと対戦した。

 スピード、空中戦を駆使するThe37KAMIINAコンビに対し、樋口&吉村は持ち前のパワーで圧倒。若手の小嶋が決死のチョップ連打を浴びせても、樋口がチョップ一発で返り討ちにし、三角絞めに捕まってもマットに叩きつけて脱出。樋口と吉村のサンドイッチラリアットがズバリと決まって上野を排除すると、最後は樋口がブレーンクロー・スラムで小嶋を仕留めて勝利を収めた。

 試合後、セコンドとして見守っていたEruption、DISASTER BOXのメンバーがリングに上がり、坂口征夫が「樋口、吉村、いいチームだな。この間の後楽園の試合もすごかった。新しい形が見えた感じがする」と称えれば、HARASHIMAは「よかったね、すごい。吉村、僕たちタッグを組んで楽しかったけど、シングルで戦って、もっと楽しかったんだよ。一つ上のレベルにいけた感じがした。もっとやったほうがいいんじゃないかと思ってる」と発言。そして坂口が「樋口、もういいだろう。今日でEruptionから巣立て」、HARASHIMAが「僕、坂口さん、ほかのみんなは高い壁であり続けるから、これからは戦ってお互いを高めていこう」と両ユニットのリーダーが樋口と吉村に“巣立ち"を促した。

 これを受けて樋口が「吉村、やるぞ! 俺たちでやるぞ! どうなんだ?」と決意すると、吉村も「お願いします! やるからには腹決めて、俺と樋口さんと2人でDDTのトップを取りましょう」と呼応。「そのためには必要なことがありますよね? MAOさん、朱崇花さん、出てきてください」とKO-Dタッグ王者の2人を呼び込むと、「2人の持ってるベルトに僕と樋口さんで挑戦させてください」とアピールした。MAOは「2人で仲良く駆け落ちしたところで、そういう虫のいい話は嫌いじゃないですよ。やりましょう」と受諾。決戦の場は7・24後楽園大会に決まった。

 限定結成と思われた樋口&吉村のタッグだったが、ともにユニットを脱退し、本格合体することになった。しかも早々にKO-Dタッグ挑戦が決定。バックステージで樋口は「岡谷(英樹)、赤井(沙希)さん、坂口さん、お世話になりました。自分はEruptionを抜けます。Eruptionから巣立てといわれ、やらなきゃいけない、やるなら今しかないと思います。今度は吉村とのタッグで、もっと上にいけるようやっていこうと思います」と決意表明し、吉村も「リング上でHARASHIMAさん、大鷲(透)さん、平田(一喜)さんに声掛けてもらって、覚悟は決まってるんで。送り出してもらったからには、これ以上を見せていかないとダメだと思ってます。組むからには一気にテッペン取りにいきます」と誓うばかり。「今、樋口さんが持ってるベルト。俺と樋口さんでタッグの頂点。24日、一発で俺たちがタッグのベルト獲って、一気にDDTの頂点を取りに行きます」と青写真を描いた。

 受けて立ったMAOは「樋口、吉村、そのタッグ、歴史には残させない。ここにMAO、朱崇花の名前に上書きはさせない」と宣言。「俺たちはまだ無賃乗車の旅の途中なんだ。樋口、吉村、通過駅だ。いちいち止まってられない」と言いきった。

 また、今大会は約2年ぶりに「声出し応援」が解禁となった。ソーシャルディスタンスの座席間隔を確保し、不織布マスクの着用を徹底。ファンからの歓声が飛んで大いに盛り上がっていた。

 なお、9・4名古屋国大会で「大仁田厚&青木真也&納谷幸男組vs竹下幸之介&勝俣瞬馬&小嶋組」の電流爆破6人タッグデスマッチが決まった。


☆7/24(日)東京・後楽園ホール『Summer Vacation 2022』10:30開場、11:30開始

▼KO-Dタッグ選手権試合
[挑戦者]
吉村直巳
樋口和貞
vs
朱崇花
MAO
[第74代王者]
※MAO&朱崇花初防衛戦


☆9/4(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール『DRAMATIC EXPLOSION 2022』17:00開場、17:30開始

▼電流爆破6人タッグデスマッチ
小嶋斗偉
勝俣瞬馬
竹下幸之介
vs
納谷幸男
青木真也
大仁田厚

※ほか数試合予定

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