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7/30【新日本】ジョナが初出場対決制してG1初勝利 ローラーを豪快圧殺

『G1 CLIMAX 32』愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ/名古屋市)(2022年7月30日)
Aブロック公式戦 ○ジョナvsトム・ローラー×

 ジョナが初出場対決でローラーを圧殺し、G1初勝利をもぎ取った。

 ローラーは7・26後楽園大会で初戦を迎え、アーチャーに敗戦。対するジョナは7・17札幌大会で矢野にリングアウト負けを喫し、同じく初戦黒星となった。この日、両者がG1初勝利をかけた初出場対決に臨んだ。

 ローラーがリングサイドを周回しての場外ランニングローキックで先制したが、2発目はジョナがぶちかましで阻止し、軽々とリフトアップしてからフェンスに叩き落とす。踏みつけ攻撃、エルボーと重さを存分に発揮してローラーを圧倒し、グラウンドでのベアハッグで絞め上げた。

 その後もジョナがショートレンジラリアットでねじ伏せるなどパワー全開で圧倒したが、セントーンを自爆させたローラーはネックロックで捕らえながらのヒザ蹴り連打で反撃を開始。エプロンに追いやってのランニングエルボー連打はラリアットで返り討ちにされたが、逆片エビ固め、ヒールホールドで捕獲。さらにローキック連打で左足を狙い撃ちし、ローリングエルボー、ニールキックを後頭部に叩き込むと、飛びつき河津落としで巨体を叩きつけた。

 なおもローキックを連発したローラーは延髄斬りをさく裂させ、スリーパーで絡みついたが、しのいだジョナはボディアタックでなぎ倒した。ローラーも雪崩式攻撃を阻止し、裏投げでコーナー上のジョナを叩き落として譲らず。グラウンドでのヒザ蹴りを連打し、フロントネックロックで絡みついたが、軽々と担いだジョナはF5の要領でトップロープに激突させて鎮圧。パワーボムで豪快に叩きつけると、ダイビングボディアタックで圧殺刑に処した。

 ジョナがローラーとの初出場対決を制し、2戦目でG1初勝利をもぎ取った。体重67キロ差が結果に反映された形で、ジョナは「腕も足もトムにやられてダメージがひどい。だが、TOP DOGは沈まない」と豪語。3戦目は8・5松山大会のコブ戦で「次からも今日と同じものをみせてやる。残りコブ、オカダ、ランス、ファレをこのイチバン・モンスターが倒す!」と残り全勝を予告してみせた。一方、2敗目を喫したローラーの3戦目は8・2浜松大会。曲者・矢野と対戦する。

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