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7/31【NOAH】武藤手ほどきで清宮が“開眼”メイン締め 「自信を持って」N-1へ

『MIDSUMMER CLASH 2022』石川県産業展示館3号館※金沢市(2022年7月31日)
○清宮海斗&杉浦貴&小島聡vs拳王&中嶋勝彦&征矢学×

 武藤敬司から“武藤殺法"の直接伝授を受けた清宮が、N-1 VICTORYに向けて“開眼"のメイン締めに成功した。

 清宮はこの日、N-1出場者がそろった金沢メインで杉浦、小島と豪華トリオを結成。試合前には石川県観光大使の委嘱状セレモニー出席のため来場していた武藤から、“武藤殺法"の直接伝授を受け、「自信を作れ。本当の意味で俺から奪い取ってみろ」と含蓄あるエールを送られていた。

 試合では拳王ら金剛勢に捕まる苦しい展開となったものの、終盤に入って一気に躍動。ドロップキックやジャーマンで征矢を追い込むや、小島も拳王をエルボーで、中嶋を垂直落下式ブレーンバスターで排除して援護射撃に出る。そして最後は鋭角的なジャンピングニーを征矢にめりこませ、必殺のタイガースープレックスホールドで3カウントを奪ってみせた。

 「来月11日、ノア最強を決めるN-1があります。本当に過酷なリーグ戦になります。でも今日みたいに皆さんの応援があれば、自分たちは戦い抜けます。金沢の皆さんにもN-1の熱を届けたいと思っていますので、応援よろしくお願いします!」。

 そうマイクで締めくくった清宮は、試合前に武藤から受けた言葉の数々での“開眼"を強調。「(試合に臨む気持ちが)180度変わりました。武藤さんの言葉が本当に今の自分に刺さって。自分より自分のことを知ってくださっているんだなって感じるし、自信を持てという言葉も、今日の試合につなげることができたと思います」と振り返り、「今のこの恵まれた環境のなかで、自分の課題と向き合って、その成果を自分のもので出していきたいので、N-1自信をもって、乗り越えなきゃいけない課題はまだあるんですけど、なんとしても乗り越えてN-1にいきます!」と改めてノア夏の頂を見据えた。

【試合後の小島、清宮】

▼小島「今日組んだメンバー、N-1で同じブロックの選手だけど、俺ぐらいのキャリアになると、それはそれ、これはこれ。試合する時はする、組む時は組む。どっちも同じテンションで迎え入れる自信があるから。杉浦もそう、海斗もそう。そして今日、馳浩さんに久しぶりにお会いして、ものすげーエネルギーもらったわ。やっぱあの人すごいわ。色んな意味で、俺がプロレス界に入った時の、一番最初の先生だから。ホントにこればっかりは不変のもの。そして武藤さんがいて、こうやって清宮みたいな新しい人間がいる。プロレス界の素晴らしさを身にしみて感じて、また明日から頑張りたいと思います。ありがとう!」

▼清宮「ありがとうございます! いやもう、小島さんのような先輩がいらして、自分をそういう気持ちで迎え入れてくれることに本当に感謝ですし、その中で何でも盗み取って自分のものにして勉強していきたいなと思ってます」

――武藤に手ほどきを受けて、試合に臨む気持ちは変わった?

▼清宮「180度変わりました。武藤さんの言葉が本当に今の自分に刺さって。自分より自分のことを知ってくださっているんだなって感じるし、自信を持てという言葉も、今日の試合につなげることができたと思います」

――改めてN-1に向けて?

▼清宮「今のこの恵まれた環境のなかで、自分の課題と向き合って、その成果を自分のもので出していきたいので、N-1自信をもって、乗り越えなきゃいけない課題はまだあるんですけど、なんとしても乗り越えてN-1にいきます!」

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